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2010.02.27 (Sat)

検証!なぜフランスでは出生率が上がったか?

 まいったね。
 フランスで出生率が上がった理由がナゾなのには、まいったね。


 フランスでは、赤ん坊がどんどこ生まれてんのよ。
 1人の女性が一生のうちに産む子どもの数を示す、合計特殊出生率という数字がある。
 2008年の数字で、フランスは2.00だった。
 日本は1.37だ。
 (以下、出生率の数字は断り書きがない限り2008年)

 フランスの出生率は、ヨーロッパの中でも群を抜いて高いんだぜ。
 ドイツ1.38、スイス1.48、スペイン1.46、イタリア1.37(2007年)、イギリス1.84(2006年)、オランダ1.77。
 な。
 手厚い子育て支援で有名な北欧ですら、デンマーク1.89、スウェーデン1.91、フィンランド1.85、ノルウェー1.96。フランスにはかなわねえのよ。
 EUでフランスより出生率が高い国と言えば、中絶が法的に禁止されている敬虔なカトリック教国のアイルランド(2.15)しかないんだぜ。

 しかもフランスの場合、1994年には1.65まで落ち込んでいる。そこからV字回復してんだな。
 これは先進国の中では例外的なことで、どうやったらそんなに子どもが増えるんだと、各国からアツーイ視線を浴びてんのよ。
 むろん、少子化だ少子化だと大騒ぎしている日本もその一つだ。厚生労働省や内閣府は大真面目にフランスを分析しているぜ。
 学術論文やマスコミの記事も多数あって、この話をテーマに1冊書き上げたっていう単行本も数冊出てるくらいだ。


 でまあ番長、さすがに全部目を通すってわけにはいかないが、いくつかを拝見させてもらった。
 知りたいのは、なぜフランスで出生率が増えたか、ズバリその理由だ。
 フランスに何があって、日本には何が欠けてんのか。
 番長から見ると、そうだなと納得できるご意見もあれば、そいつは違うんじゃねえかと思わず眉をひそめちまうようなものもあったぜ。

 てなわけで今回は、フランスが少子化を克服した理由について、喧伝される言説を検証させてもらおうというココロミよ。
 アタマに付いてる記号、「○」は「その通り!」、「×」は「違うんじゃねえか?」、「△」は「半分はあってそうだな」、「?」は「よくわからんぜ」の意だ。



 子育て家庭への経済的支援が手厚い



 日本と比べればその通りだろうな。
 しかし、EU諸国同士で比べると、さしたる差はないように見えるぜ。たとえばドイツの出生率は日本と同じくらい低いが、児童手当、日本で言うところの「子ども手当」の額だけで見れば、ドイツの方がフランスよりも高いのよ。



 保育施設が充実している



 3歳(一部2歳)から入れる幼稚園(保育学校=エコール・マテルネル)は確かに充実している。無料だし数も多い。
 けれども、3歳になるまで面倒をみるはずの保育園には、9%しか入れてねえ。

 それはそれとして、ちょいと待ってくれよ。ヨーロッパには、この分野でフランス人も指をくわえてうらやましがる国が他にあるじゃあねえか。
 そうよ、スウェーデンよ。福祉国家の代名詞的存在、いわばこの分野のボスとして、日本でもつとに知られてるよな。赤ん坊は1歳から保育園に入ることができ、5歳時までの平均で82%が預けられている。0歳児の間は親に育児休暇が保証されている。
 どう考えてもこっちの方が充実してるだろ。なのに出生率は、フランスの方が0.1ポイントほど高いんだ。どういうこっちゃい!



 ベビーシッターなど、保育施設以外の保育制度が充実している



 これは番長がみっちり書いたとおりで、間違いなく親の負担を減らしてるな。日本やドイツではほとんど普及していない。
 ま、日本で普及させられるかって話になると、また別だがな。いい機会だから移民を大量に受け入れるか?



× 育児休暇が取りやすい



 フランスの育児休暇制度は日本よりも充実しているが、実際に育休を利用するフランス人妻は3割しかいない。
 理由はよくわからんが、フツーに考えると、やっぱキャリアの中断を最小限にとどめるためってことなんだろう。単にカネの問題であれば、働かない人ほどフランスでは育児関連手当の額が増えるからな。所得制限のある手当もあるし。
 ちなみに、番長が聞いたフランス人の個人的な意見だが、フランスの職場にも「なんだよオマエ育休なんか取るのかよ」という空気は、やっぱりあるそうだ。それもエリートたちに顕著らしい。以前に比べれば格段に少なくなったそうだがな。



 週35時間労働制で、父母とも労働時間が短い



 確かにフランスの労働時間はヨーロッパの中でも短い。で、家での時間が多く取れるようになれば、子育ての時間はたっぷり取れるようになる道理だ。特に父親に関しては、日本よりも間違いなく家事や育児に参加できる時間が多いと言えるだろう。
 だが、ここまでにも縷々書いてきたことだが、フランス人ってのは子どもを生んだ後も仕事をしたいという気持ちが強いんだな、むしろ。子育ての時間を最大限に取りたければ、仕事を辞める以外に選択肢はないわけでさ。少なくともフランスでは、労働時間が短いから出生率が高くなったとは言えないと思うぜ。



 ぽんぽん子どもを産んでるのは移民だ



 日本人はさすがに良識があるのか、こういう理由を提示してるのは見なかったな。
 じゃあこれは何かって? フランス人に聞いたら返ってきた答えよ。「移民が産んでるからよ。さもなきゃ伝統的なカトリック信者の家庭でしょ」ってな。
 番長はステレオタイプに過ぎないと思うが、反証も見つからないので何とも言えねえぜ。



 高齢出産が増えた



 高齢出産の危険性は、確かにこの10年くらいでずいぶん小さくなったらしい。
 ただ医療技術の進歩ってだけなら、他の先進国にも共通してるはずだよな。フランスが優れているのは、制限付きながら、不妊治療も国の補助でタダになるってことだ。



 男性が家事や育児に協力的



 日本男児としちゃ残念だが、コイツはそのとおりだと言わざるを得ねえ。
 意識調査の「妻には家事と育児の責任がある」という設問に対して、東京の男は9割が賛成したのに対し、パリの男は8割が反対した。食後の後片付けをする頻度では「ほぼ毎日」と答えたパリの男が約5割だったのに対し、東京の男ではわずかに1割弱。
 オイ、ニッポンの男どもよ! ド根性入れろ!!



× 同棲や事実婚による婚外子が一般的だ、PACSの導入で婚外子が増えた



 これも前にみっちり書いたんでそっちを読んでほしいんだが、正式な結婚をしないフランス人が多いのは、結婚や離婚の手続きがものっすごく面倒くさいからだ。それ以外に理由はねえ!
 そもそもフランスでは、法的に結婚をしていないカップルに子どもがいることが、PACS導入前から珍しくなかった。もし日本みたいに書類一枚で結婚や離婚ができたら、婚外子の数は日本と同じくらい少なかっただろう。
 これは明らかにミスリーディングだと思うぜ。



 女性の就業率が高い



 確かにフランス女性の就業率は高い。
 しかし、1980年代、どの先進国でも例外なく出生率が下がっていたころには、女性は社会に出て子どもを産まなくなった、つまり「女性の就業率が上がったから出生率が下がった」と言われていたじゃねえか。
 そりゃ、是非はともかく女性が家庭にとどまっている方が子育てに割ける時間、余裕は大きくなるから、出生率が上がるのは道理だよな。
 それがなぜ、2000年代には出生率が上がる原因に取って替わっちまったのか?
 腑に落ちる説明は見つけられなかったぜ。



 子どもを生んでからも仕事を続けられる



 番長、出生率急増のナゾを解くカギはこれだと思ってる。
 出産後も仕事を続けられる社会になると、なぜ子どもの数が増えるんだろうか。
 目にした範囲で言うと、「女性が自然で自由な生き方をできるようになったからだ」とか、わかったようなわからないような理由が挙げられていることが多いようだな。

 番長の読み解き方はちょっと違うぜ。
 理論的なお話は研究を生業とする学者さんたちのすることで、荒くれることを生業とする番長の出番じゃねえが、人様の絞った知恵に後乗りして文句を言うばっかりってんじゃどうも行儀が悪い。
 以下に考えを披露させてもらうとしようか。


 人間はその進化の中で、生活にかかるさまざまコストを削減してきた。
 ハッハッハ、いきなり大上段に構えちまったな。なに、小難しい話をしようってんじゃないのよ。
 水道を整備することで、水汲みの作業にかかるコストをカットした。
 自動車をつくることで、歩いたときにかかる時間やエネルギーをカットした。
 電話をつくることで、わざわざ会いに行くコストをカットした。てな具合にな。

 フランス人は、子育てのわずらわしさもコストとみなして、カットしちまったのさ。

 日本でも、仕事にかまけて子育てに携わらなかった夫どもに限って、苦労を知らずに赤ん坊のカワイイとこだけしか見てないもんだから、2人目3人目をつくろうなんて無神経に言うだろ。
 フランス人は、女性も含めてみんなが「無責任オトーサン化」したんだ。


 日本で親の愛情の典型とされているようなことは、きれいサッパリと捨てた。

 這うこともできない赤ん坊を見ず知らずの他人、しかもフランス語もろくにしゃべれないような移民に預ける。あんまり信用できないけど、そのへんは目をつぶるかと。

 食事もテキトーだ。晩飯が冷凍食品なら上等、タマゴ一個やハム一枚という有様よ。

 で、寝室は親子で別にして、夜泣きをしても見に行かない。両親はパーティーに出掛けてハッスルとしゃれ込むのさ。


 いやいや、心配は無用だぜ。
 フランスでも子どもはちゃんと育ってる。日本人よりむしろ親思いなんじゃないかってくらいにな。
 これはイヤミで言ってるんじゃねえよ。子育てにかかる手間をそのくらいカットしても、変わらず子どもってのは大きくなるんだ。
 日本の古いことわざにも言うじゃねえか。親はなくとも子は育つ、ってな。
 フランス人は、そのへんの見切りの付け方が、バツグンにうまかったのよ。ある意味じゃ肝の据わった連中だな。

 ヨウシ、日本でもこの考え方を採り入れようか!
 ってのはまあ無理だろうな。アンタにも想像付くだろ。小沢一郎にサンバを踊らせるようなもんだぜ。向いてねえよ。

 こればっかりは、法律で整備できる類の話じゃねえしなあ。
 考えてもみてくれ。フランス人は、国に命令されて子育てを人任せにしてるわけじゃねえ。自然とそうなっちまったんだ。
 お忘れじゃないかい、連中は恋愛大国に住むカップル第一主義者で、かつラテン系という、世界最強の取り合わせだってことをよ。


 いや、まいったね。
 日本人としては、やっぱ地道に保育所の整備あたりから始めるのがいいと思うぜ。
 たださ、番長の本音を言ってもいいかい?
 減ったら減ったでいいじゃねえか、日本の人口。狭い国土に人が多すぎるんだよ!




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テーマ : フランス ジャンル : 海外情報

10:41  |  俺節フランス  |  トラックバック(0)  |  コメント(22)  |  編集  |  上へ↑

*Comment

毎回、すばらしい検証で非常に納得します。
しかし今回は大事なことがひとつかけているのではと。
この2つの国の大きな違い。
それはセックスが好きかそうでないかということ。
2005年のアメリカの有名なコンドーム会社の41国にわたるセックスアンケートによると、トップはもちろんフランスであります。
1年間に137回とい数字。それに対して日本はもちろん最下位で1年間で46回という結果。
フランス人って週2.8回ってことになります。
また2008年の日本政府のアンケートだと1年間セックスなし!の夫婦が約4分の1!!という惨憺たる報告だそうです。

草食男子かなんだか知らないけれど自分に浸りきる日本の若者と違って、フランス人は肉弾戦が本当に大大大好きなのです!
普段からべたべた肌のふれあいというより接触が大好きですし。

そりゃコレだけやりまくれば子供もどんどん生まれてくるとおもいます。
もちろんフランス番町さんの検証にあるさまざまな背景があっって子育てに関する事情も違うと思います。
週1回でも凄いかもと思いきや、きっと若いカップルだと週3回ちかくセックスですよ。

まあおっしゃるとおり、日本は狭いですし、フランスは人口の割りには広大な土地もありますしね。
どんどん生んでフランスの将来を担ってほしいモンですな。移民だろうがナンだろうが。
パリぼち |  2010.02.27(土) 18:05 |  URL |  【コメント編集】

あのー番長、言っていいですか?実は私、幼稚園児くらいの頃からすでに、”世の中って人が多い、多すぎなくらいだよ。何処に行っても人ごみだしうるさいし。”って、苦虫噛み潰していた変な子供だったんですよ。私の年代は子供の数も多いから、何をどこでやってもライバルだらけで、おまけに私は性格的に、マイペースオリンピックゴールドメダリストなので日本では苦労しました。(”脳足りん”だとは思いませんが、脳の使い方がマイペースなんだと思います)まだ未成年だったあの頃の私に今会ったら、”もうすぐ別の、本来のあなたにふさわしい生活が待ってるからそれまで我慢するんだよ”って言ってあげたいです。東京都内育ちですが、もう東京に未練が無いですね。ホント人多すぎですし、景観が良くないし空気は悪いし騒音が酷すぎます。(ここを読んで気を悪くされた方がおられたら申し訳ありません、確かに自分のルーツなので、日本も東京も大切に思ってます。)
くらら |  2010.02.28(日) 09:25 |  URL |  【コメント編集】

■「移民が産んでる」に一票

不法滞在でも子供産めば滞在資格ができるんですよね。
子供が3人いれば働かなくても手当てで充分暮らしていけるとか。
父親が国内に住んでいなければ(他国へ単身赴任や出稼ぎなど)
母子家庭とみなされて手当てがもらえるとも聞きました。
(都市伝説かもしれませんが)

日本がそんなにフランスを真似て子供を増やしたいなら、
不妊治療が無料とか出産後の母親のケアまで義務とか
細かい部分まで徹底してもらいたいと思います。
個人的には出産率を上げる努力より、
高齢者同士が助け合う社会を作るほうが早いかなと。
ユキコ |  2010.02.28(日) 10:08 |  URL |  【コメント編集】

■管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2010.02.28(日) 13:18 |   |  【コメント編集】

■くららさん、毎度!

 マイペース五輪の金メダリストたあ恐れいったぜ! しかし、新大陸はもちろんのこと、ヨーロッパにも日本みたいに人口密度の高い国はないからなあ。人口が増えるもしくは維持されるって前提でつくられている社会の制度設計を変えりゃあいいだけのことだと番長には思えてならねえ。富国強兵の時代じゃねえんだ、各人で好きにするさ、ってな。
フランス番長 |  2010.02.28(日) 22:34 |  URL |  【コメント編集】

■Re: 「移民が産んでる」に一票

 ユキコさん、押忍! 残念ながら子どもが産まれても即滞在資格が出るってわけじゃねえようだぜ。フランスで産まれた子どもは親の国籍にかかわらずフランス人だが、それで親の国籍がどうなるわけじゃねえ。フランス人と結婚した日本人でも、フランスに住む場合には10年モノの滞在許可証を取ってるな。詳しいことは申し訳ねえ、ちとわからないが、結婚すれば即滞在許可が出るってわけじゃなく、確か2年くらい待たなきゃならなかったはずだ。あんまり偽装結婚が多いってんでそういうことになってると聞いたぜ。
フランス番長 |  2010.02.28(日) 22:38 |  URL |  【コメント編集】

■トレティミさん、熱のこもったコメントありがとうよ!

 さしあたり、文章には自身を持っていただいていいと番長は思うぜ。さて週35時間制だが、ちと番長の言葉が足らなかったな。労働時間が短縮されて35時間になったから出生率が上がった、つまり「親が子どもと一緒にいる時間が長ければ長いほど、子どもはたくさん産まれる」ってことだよな。しかし、他方では「女性が働いている方が出生率が上がる」と言われている。母親が働けば、母親が働かない家庭よりは当然、親が子どもと過ごす時間は全体では減ることになる。いったいどっちなんだよ、というのが番長の入れた茶々ってわけだな。
 日本で言語道断だと番長が思うのは、「妊娠は病気じゃないから保険が(全部は)適用されない」ってことだな。理不尽きわまりねえよ。それと、女性に対するデリカシーのなさ。これはもう、圧倒的に日本はダメだね。男だけじゃなくてな。いちいち例示はしねえけどよ。
 里帰り出産ってのは確かに、フランスじゃ聞いたことねえな。フランス社会ってのは子離れ親離れが相当進んでる印象はある。何も日本に比べてってだけの話じゃなくて、他の国の連中に言わせても、年老いた親と別居したままでいるってのはおかしいんだそうだ。ん、これは日本もフランスもそう変わらねえか。まあともかく、上っ面だけ眺めてフランスの出生率向上をまねようとしても日本にゃ無理だぜ、ってことよ。
フランス番長 |  2010.02.28(日) 23:02 |  URL |  【コメント編集】

■本命は35h労働じゃないすかね。

むー。さっき色々書いて送信したんですが、本文が長かったからか投稿した内容がスパム扱いされて受け付けてもらえなかったっす。
fc2.com、キビシいっすね。

とりあえず自分の結論としては表題の通り。
番長の「フランス人総オトーサン化」説にも同意。あと、日本人そんなに頑張って増えなくてもいいよって話にも。
kenjiro |  2010.03.01(月) 02:55 |  URL |  【コメント編集】

■ビヤーンブニュだぜ、パリぼちさん!

 FC2がまぐわいを表す英語に敏感に反応しちまうんで、迷惑コメント入りしているのを番長が見逃していたぜ。本当に申し訳ない。さて、ご指摘の件は番長も承知なのよ。これも気になるところではあるが、その回数と子どもの数の関係をマジメに研究してる人なんていないもんかねえ? 日本だって昔は子だくさんだったわけだしなあ。春画は江戸時代からあったって言うしな。エロさに関しちゃ負けてねえと思うんだが、ハテなんなのかねえ。ま、しかし確かにそうだ、種付けの回数が少なけりゃ、そりゃ子どもはできない。こいつは物の道理ってもんだな。
フランス番長 |  2010.03.02(火) 00:19 |  URL |  【コメント編集】

■Re: 本命は35h労働じゃないすかね。

 kenjiroさん、押忍! オヤ、番長その迷惑コメントに分類されてたヤツを戻しておいたんだが……まあともかく、面倒をおかけしたぜ。日本で一つ問題なのは、日本にも労働時間の上限を定めた法があるにも関わらず、誰もそれを守ってねえということだな。そういう、意識の部分を変えるというのは、これは並大抵のこっちゃなかろうぜ。
フランス番長 |  2010.03.02(火) 00:23 |  URL |  【コメント編集】

■高所得者優遇

高所得者優遇なのでは?税金免除があるとかないとか、調べて見ましょう
フランス会長 |  2010.04.29(木) 09:00 |  URL |  【コメント編集】

■Re: 高所得者優遇

 フランス会長さん、押忍! 高所得者が優遇されると、どうして出生率が上がるのかな? 子どもがたくさんいると税制上の優遇はあるようだぜ。
フランス番長 |  2010.04.30(金) 17:25 |  URL |  【コメント編集】

■管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2010.12.15(水) 10:17 |   |  【コメント編集】

おもしろい分析ありがとうございました。
参考になりました。

人口=国力というのは事実だと思うし、少子化は問題ないとしても、少子高齢化は大きな問題かと思います。

といいつつ…
身の回りに多いのは子供が2~4人いる奥様が沢山おり、実生活ではあまり少子化を感じません。

ただ同期を見渡すと独身女性、子供のない夫婦の比率も高く、産む人と、産まない人の2極化が進んでいる気がします。

やはり… 産まない人への支援は諦めて、産む人にもっと産んでもらえるような支援がいいような気がするのですが…

生まれた子供が、馬鹿みたいに大きな借金を抱えているかと思うと、可哀想でなりません。

3人のパパよりw
みちづれ |  2010.12.15(水) 12:00 |  URL |  【コメント編集】

■匿名コメントさん、押忍!

 匿名ってまあ、番長からはどなたが書いたのか見えるわけだが、意図があって隠されたのであろうからそこには触れないぜ。やっぱりフランス人の間ではその説が声高に言われてるんだなあ。番長の周りだけってわけじゃねえんだな。しかし、そういうことを吹き込むことによって、社会に対する不安をある一部の人たちに向けさせようとする意図を感じてしまうぜ。
フランス番長 |  2010.12.15(水) 15:22 |  URL |  【コメント編集】

■みちづれさん、押忍!

 産む人と産まない人の二極化が進んでいるというのは番長も同感だねえ。確かに、人口を増やしたければ、既に産んでいる人にさらに産んでもらうというのが早道だろうな。そのためにはフランス並みに、たとえば4人子どもを持ってる家は働かなくても生活できるくらいの金額を給付する、なんてのも一つのやり方ではあるだろうねえ。いろいろ言われる日本の子ども手当だが、理念としてはフランスに極めて近いんだよな。つまるところ、子どもを産む方がトクだとなれば、みんな子どもを産むだろうさ。それが良いのかは別としてな。
フランス番長 |  2010.12.15(水) 15:28 |  URL |  【コメント編集】

■最近、聞くようになった事実婚提唱の理由、それに伴う違和感の理由を知りたく貴サイトを拝読しました。とても助かりました。

 仏での出生率上昇の原因は「国民の無責任を政府が支援してあげている」ということではないでしょうか(番長の最後の分析)。人が社会を作っている以上そのツケは返ってくるでしょうが、仏にはそれを受け止める体力もあるのでしょう。 が、資源もなく、山ばかりで食料自給率も低く、人口密度は高く、湿度も高く、一神教の厳しさもない日本で同じことをしたら....  怖いです。
ぶち猫 |  2011.01.18(火) 12:50 |  URL |  【コメント編集】

■Re: 最近、聞くようになった事実婚提唱の理由、それに伴う違和感の理由を知りたく貴サイトを拝読しました。とても助かりました。

 ぶち猫さん、押忍! 言い方を変えれば、無責任でも暮らしていける、子どもも育てられるだけの懐の深さがあるってことなのかもしれねえな。税金は高いが。日本がどうかと言えば考え方一つだという気もするが、まあ習い性みたいなもんだから変えるのは難しいだろうな。できることからやっていくしかしょうがないんじゃねえかと思うのよ。
フランス番長 |  2011.01.25(火) 13:08 |  URL |  【コメント編集】

■フランスは高所得者の為の子供支援減税待遇がある。

お金持ちの優遇処置があるのが決定的な違いです。

国からるすと高所得者から税収を得るより、
その家庭に多くの子供を産ませる代わりに、
減税させる方法を選んでいます。

高所得な為、支援がありませんが、
その多くの子供たちが、大きくなりお金を使うので
win-winな関係が築き上がります。


しかし、低所得者はどうなのかと言うと、、、、、?、です。
 |  2011.07.31(日) 23:01 |  URL |  【コメント編集】

■Re: フランスは高所得者の為の子供支援減税待遇がある。

 名無しのアンタ、押忍! なるほど確かに日本の政策はおおむね累進課税方式、子ども手当も来年度からは児童手当に戻されて所得制限がつくそうだからな。考えてみると、所得に余裕がある人たちは子どもを育てる余裕もフツーに比べて多いってことだろうから、そこを刺激する政策ってのはなるほど考えてみる価値がありそうなもんだぜ。ま、草食だなんだって騒いでる(いや、もう過去形かな。すっかり草食男子なんてことばも耳にしなくなったぜ)日本の場合は、それ以前の問題もありそうだがな!
フランス番長 |  2011.08.08(月) 14:46 |  URL |  【コメント編集】

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 |  2012.06.19(火) 15:42 |   |  【コメント編集】

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 |  2014.02.03(月) 16:44 |   |  【コメント編集】

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