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2010.01.04 (Mon)

コカコーラ・ゼロのカロリーを世界13カ国で調べてみた

 まいったね。
 コカコーラ・ゼロのカロリーにはまいったね。



s-zero2.jpg



 アンタ、炭酸飲料好きか?
 番長は物心ついた時分から大好きでな。のどごしがたまらねえじゃねえか。

 しかし、うまいモノってのはたいていカラダには悪いモノなんだな。
 炭酸飲料もご同様よ。飲み過ぎると太っちまう。

 番長界隈じゃ、腹の肉に締まりのねえヤツは4番手・5番手のザコと相場が決まってる。
 考えてもみな、「ビー・バップ・ハイスクール」のキンこと大前均太郎とか、「スラムダンク」の桜木軍団にいる高宮とか、ドリフターズの高木ブーとかな。
 こちとら番を張ってるんだ、そんなことじゃ示しがつかねえだろ。


 そこで、なんだな、ちょこっと食品のカロリーを気にしてみることにしたのよ。
 バ、バカヤロウ、ダイエットじゃねえ。そんなチャラチャラしたもんじゃあ断じてねえ。
 まあそうだな、自分磨き、とでも言ってもらおうか。

 番長が愛飲してんのが、いわゆる「ゼロカロリー飲料」よ。
 砂糖の代わりに人工甘味料を入れたりしてるんで若干味がとがってるが、なに、炭酸飲料なんてのは元よりとがったロックな飲み物よ。おばあちゃんお手製の甘酒じゃねえんだ。そこは大して気にならねえな。
 ペプシ・ネックスだファンタ・ゼロだと最近じゃ各社がこぞって出してくれるんで、自分磨きに打ち込む硬骨漢にはうってつけだ。

 しかし、やっぱり炭酸飲料と言えばコカコーラにとどめを刺すよな。
 そこでブラックボディのコカコーラ・ゼロよ。



s-zero_hp.jpg
コカコーラ社のサイトより)



 きっちり炭酸が決まってて、しっかりコカコーラの味。これで0カロリーだってんだから、まったく夢のようなドリンクだよな。



s-zero_japan.jpg



 ノドが渇いたときのみならず、ちょいと甘いものを口にしたくなったとき、はたまた炭酸のしゅわしゅわ感で胃をゴマカシたいときなどなど、八面六臂の大活躍ぶりよ。

 自分磨きを始めたのは日本にいたころだが、もちろんフランスに来てからも引き続き飲んでたぜ。
 それでなくてもこっちの食材は、肉だチーズだとカロリーの気になるものが主流。ほっときゃ目方は増える一方だからな。

 競合商品のペプシ・ネックスはフランスにはない。代わりにペプシ・マックスやペプシ・ライトてのがあるが、味はネックスとはちょいと違う。
 そこ行くとコカコーラ・ゼロはどこへ行っても簡単に手に入るぜ。番長を慕ってんのかな、けなげなヤツよ。
 そうそう、この世界中どこへ行っても同じ味のものが飲めるという安心感もいいな。ことに途上国なんかへ行くと、とんでもねえものをつかまされることがあるからな。


 ともかく、番長にとってコカコーラ・ゼロは生活必需品だ。
 ところがある時、何の気もなくラベルを見て、思わずのけぞっちまった。



s-zero_france_1.jpg



 「250ミリリットルあたり0.75キロカロリー」と書かれてるじゃねえか!


 い、いや、こんなもん微々たる量よ。
 自分磨きに支障をきたすほどじゃねえ。
 むしろあれだろ、ほら、冷蔵庫でカッキーンと冷やしたコーラは、消化するときに体内の熱を奪うじゃねえか。人間の身体は体温を一定に保つために熱量を使うから、取り込んだカロリーとの差し引きで考えれば、おそらく答えはマイナスよ。
 そりゃ、0カロリーだと言うから調子に乗ってガブガブ飲んでたことは否めねえ。しかし番長たるもの、これしきのことで動じたりはしねえ。断じてしねえぜ。


 だがな、ゼロだと信じていた番長の純心はいったいどうなるんだオイ!


 調べてみたら、「コカコーラ・ゼロはゼロカロリーではない」というのはあちこちの媒体で取り上げられてやがった。少なくともネット上では、なかば常識化した話のようだな。


Excite Bit コネタ「ドリンクの「ゼロ」や「ノン」は0じゃない!?」(2006年3月)

サイゾーウーマン「ノーカロリーコカ・コーラ、実は砂糖入り! 本当にゼロカロリーなの?」(2008年12月)

アメーバニュース「ゼロカロリーってほんとにゼロなの?」(2009年10月)




 上記を含めていくつかのサイトを調べたところ、日本では法律(健康増進法の定める栄養表示基準)によって、100ミリリットルあたり5キロカロリーに満たないものは0と表記してよい、とされているんだそうだ。
 で、フランスにはそんな決まりはないから、カロリーが明記されてたってわけだな。

 しかも。
 フランス版のラベルによると、コカコーラ・ゼロの「ゼロ」とは、カロリーゼロではなく砂糖ゼロ、砂糖を使っていませんよ、という意味なんだそうだ。
 よく読むと、日本語版のコカコーラ社サイトにも同様の説明がされていた。
 そうかよ。そう言われちゃ、ぐうの音も出ないぜ。


 ところがだ。
 あるとき野暮用でロンドンに出かけた番長、見ちまった。
 コカコーラ・ゼロのラベルに、0.5キロカロリーって書いてあるのよ。
 なんだこりゃ、国によってカロリーが違うのか?
 法律によって表記の仕方が違うのか?

 こうなると気になっちまう。行った先々の国でゼロのラベルを集めてみたぜ。
 主にヨーロッパの国々なんだが、これが数値に相当のバラツキがあったのよ。
 以下にその結果、13カ国分を、カロリー表記ごとに大まかに分類して、ドカンと大発表だ!


■Aグループ■ 0キロカロリーと表記:2カ国

 (1)日本



s-zero_japan.jpg



 冒頭に出したが、日本のラベルは他の12カ国と比べると特異。こんな風にタテに数字が並んでいるのは日本だけだぜ。さすがはタテ書き言語だな、って書き方は横書きだが。


 (2)ドイツ



s-zero_germany_1.jpg



 調べた中では、ドイツだけが日本と同じ表記をしていたぜ。番長も正直、フランス人よりはドイツ野郎の方が気があうんだよな。「時間は守る」とか、常識がちゃんと通じるからな。


■Bグループ■ 0.8キロカロリーと表記:4カ国

 (3)ベルギー



s-zero_belgium_1.jpg




 (4)オランダ



s-zero_holland_1.jpg




 (5)ルクセンブルク



s-zero_luxembourg_1.jpg



 この3カ国はベネルクスとして古くからつながりが深く、政策を共通させていることでも知られているからな。表記が共通しているのも合点がいくぜ。


 (6)フランス



s-zero_france_1.jpg



 0.8じゃなく0.75キロカロリーなんだが、これ以外の国で表記されている数字とはだいぶ異なるので、このグループに入れてみた。

 こんな考え方ができる。
 コカコーラ・ゼロはだいたい0.76キロカロリー。
 ベネルクスでは小数点第2位の7を切り上げ、もしくは四捨五入した。だから0.8。
 フランスは小数点第2位を0.05刻みで表記する決まりだから、いちばん近い0.75にした。

 どうだい、推測の域を出ないが、理にはかなってんだろ。


■Cグループ■ 1キロカロリーと表記:3カ国


 (7)オーストリア



s-zero_austria_1.jpg



 (8)チェコ



s-zero_czech_1.jpg



 (9)ポーランド



s-zero_poland_1.jpg



 この3カ国も地理的に近いからな。
 Bグループから察するに、小数点第1位を切り上げてんだろ。


■Dグループ■ 0.27~0.5キロカロリーと表記、ただし100ミリリットルあたり:3カ国


 いままで特に触れてこなかったが、ここまで書いたうち日本を除く8カ国は、すべて250ミリリットルあたりのカロリーとして表記している。コップ1杯分あたり、ということらしい。

 しかし、このグループには100ミリリットルあたりのカロリーだけが書かれていた。そういう決まりなんだろう。
 ゆえにカロリーの数値も5分の2くらいになってるぜ。
 このへんが表記のバラツキを生むひとつの要因だろうな。


 (10)ノルウェー



s-zero_norway.jpg



 0.3キロカロリー。


 (11)イギリス



s-zero_gb_1.jpg



 0.5キロカロリー。
 まあ、ざっくりと0.5単位で区切るようになってるのかもな。


 (12)モロッコ



s-zero_morocco_1.jpg



 0.27キロカロリー。ずいぶん刻んでくるじゃねえか。
 ここまで詳しく書いてあるということは、これがコカコーラ・ゼロのカロリーなんだろう。
 これを「モロッコ定数」と呼ぶことにするぜ。


 これで問題は解決、と思っただろ。
 ところがぎっちょんキリギリス、ここからがややこしい。


 モロッコ定数をもとに計算すると、250ミリリットルあたりでは0.675キロカロリーとなる。
 どう四捨五入しても、切り上げや切り捨てをしても、ベネルクスの0.8やフランスの0.75という数字はでてこねえのよ。
 こりゃどうしたこった?


 まだ終わらねえぜ。


■その他


 (13)スペイン



s-zero-spain_3.jpg



 0.5キロカロリー。なんだが、これは250ミリリットルあたりだと書いてあるのよ。
 イギリスは100ミリリットルあたり0.5だってのに。

 ラベルの数字部分を拡大した画像をよく見てもらいてえ。



s-zero-spain_2.jpg



 ピンボケで申し訳ないが、このスペインのラベルには100ミリリットルあたりのカロリーも記されていて、そこには0.2キロカロリーとある。
 どうやらスペイン人お得意のボケってわけじゃないらしい。

 なんだオイ、スペインのコカコーラ・ゼロはカロリーが少ないのか?


 ここでハタと気がついて、各国のラベルを見返してみたのよ。
 Bグループのラベルにも、目立たぬながら100ミリリットルあたりのカロリーが記載されていて、みな「0.3キロカロリー」となっていた。
 これはわかる。モロッコ定数の0.27を四捨五入したんだろう。


 ここからさらに、事態は混迷の度合いを深めることになる。

 Cグループで紹介したオーストリアのラベルを拡大してみよう。
 やっぱり250ミリリットルあたり(六角形のカドを取ったような図形のなか)と100ミリリットルあたり(長方形の枠内)の2つの数字があって、



s-zero_austria_2.jpg



 ちょうど光が写り込んじまって申し訳ないが、100ミリリットルあたりの熱量(Brennwert)は0.2キロカロリー。
 対して、250ミリリットルあたりだと1キロカロリーに跳ね上がっちまっている。

 算数の時間と行こうか。

 250ミリリットル ÷ 100ミリリットル = 2.5
   1キロカロリー ÷ 0.2キロカロリー = 5

 計算があわねえ!
 実はCグループに属する他の国、チェコとポーランドもまったく同様の表記をしている。
 なんじゃこりゃ!


 だいぶとっちらかっちまったな。ここいらでまとめておこうか。



■■コカコーラ・ゼロは何キロカロリーなのか?■■

(a) 最も細かくカロリーを表記しているのはモロッコで、100ミリリットルあたり0.27キロカロリー。
(b) ならば250ミリリットルあたり0.675キロカロリーになるはずだが、そういう表記のラベルはない。
(c) スペインでは250ミリリットルあたり0.5キロカロリー。
(d) オーストリア・チェコ・ポーランドはなんか変だ。




 以上のことから番長が導き出した推論はこうだ。
 ことによると、国ごとに成分がちょっと違ってるんじゃねえか?

 たとえばビールは、気温や湿度が高い国になるほど薄味のものが好まれる。ベトナムの「ビアホイ」って知ってるかい。かの国じゃ、ビールに氷を入れて飲むこともあるのよ。
 スペインは暑い。夏なんかうだるように暑くて、昼間は息ができねえくらいだ。だからみんな昼寝(シエスタ)の時間をとる。そんな国だから薄味にしている。可能性はありそうだぜ。


 となると、コカコーラ・ゼロの味は万国共通ってわけじゃなかったのか!?


 このままじゃあ、埒があかねえ。
 しょうがねえから番長、日本コカ・コーラ社に問い合わせてみたぜ。



番長: 無粋なことを聞くようだが、コカコーラ・ゼロってのは、カロリーはどれくらいあるんだい?

日本コカ・コーラ社(以下「コカ」): 商品には0カロリーと表記してございますが、厳密には100ミリリットルあたり1キロカロリー未満ということになっております。法律に基づきましてですね……

番長: おっと、はばかりながら番長、そのくだりは知ってんのよ。どうだい、もう少し詳しい数値を教えてくれるわけにはいかねえもんかな。

コカ: 申し訳ございません、こちらの方には詳しい資料がございませんもので。

番長: ふむ、お宅さんになきゃどこにあるのかな。まあいい、実は番長、主にヨーロッパなんだが、国によってカロリー表記にバラツキがあることに気づいたのよ。

コカ: はあ。

番長: 100ミリリットルあたりで言うと、スペインでは0.2キロカロリーなのに、フランスでは0.3キロカロリー。モロッコでは0.27キロカロリーとあった。

コカ: モロッコではそういう風に表記してるんですか。

番長: それで番長、思ったのよ。ひょっとしてこりゃ、国によって同じコカコーラ・ゼロでも成分に違いがあるんじゃねえのかな、ってね。そのへんどうなんだい?

コカ: 申し訳ございません、海外のコカコーラ社製品に関しましては、こちらの方には資料がございませんのでわかりかねます。しかし、変わりはないはずではございますが。

番長: あらそうなの。

コカ: 成分の表記に関する法律は各国によって異なりますので、そういったこともあるのかもしれません。

番長: ほう、それじゃあやっぱり、コカコーラの商標で出してる商品の味ってのは、基本的には世界どこへ行っても同じはずなんだな。

コカ: そうではないかと。申し訳ございません、こちらの方には詳しい資料がありませんので。

番長: (困ったときにはそういう風に答えるマニュアルなのかな)




 いや、まいったね。
 長いこと引っ張ったにもかかわらず、番長の力及ばず。すっきりしねえ結末になっちまった。

 ひとつだけわかったことがある。
 世界はまだまだ、謎に満ちてんのよ。





bancho200.gif




 おまけ。
 ナポレオンの出身地として知られるコルシカ島には、その名も「コルシカコーラ」ってドリンクがある。
 なんとコイツにもカロリーオフの「コルシカコーラ・ライト」があるのよ。


s-corsica_cola_light.jpg


 味の方は……なんだな、番長の口にはちっとあわなかったな。



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