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2010.02.15 (Mon)

パリメトロ、あの世行き

 まいったね。
 SNCFの目標には、まいったね。


 一年の計は元旦にありと言うが。
 旧暦の正月を迎えようかという今頃になって、SNCFは今年の目標を発表したそうだ。

 なかなかふるってるぜ。
 「時間を守ること」だそうだ。

 ホント、小学生の書き初めかっての。


 前回記事に対していただいたコメントで知り、番長、日刊紙フィガロの元記事を読んでみた。
 簡単にまとめると、


 SNCFは定時運行率90%を今年の目標に掲げた。
 昨年、主要幹線を走る列車の5本に1本が遅れた。
 日本で言うところの新幹線にあたるTGV、特急列車に当たるコライユ・テオズとコライユの定時運行率は81.2%で、前年比1.4ポイント悪化。2005年との比較では3ポイント悪化した。

 なぜ列車が遅れるのか。SNCFの挙げた理由は(1)列車運行量の増加(2)設備の老朽化。車両故障や人為的なトラブルによる遅延は全体の35%に過ぎない。45%は基礎部分の問題で、2008年から09年に増えた遅延のうち8割を占める。
 遅延問題の解決には、設備の更新が不可欠だ。2013年まで、毎年900キロ分の路線を更新する必要があるが、2006年の実績はその半分に満たない400キロだった。



s-sncfponctualite.jpg
日刊紙フィガロのサイトより)



 なるほど、線路や架線、枕木みたいな「基礎部分」の劣化が遅れの原因になってるんだそうだ。
 いやー、テコでも自分たちの責任は認めないね。
 設備が劣化してるってのも本当なんだろうけど、なんで劣化してるのか、メンテナンスがされてねえのか、ってところをもう一度根本から考えてみちゃどうだ。

 オメエラが仕事をしてねえからだろうが。


 さらに、フィガロが元ネタの一つにしている経済紙レゼコーのサイトを読むと。
 定時運行と言うのは、5分以内までの遅れを含むそうだ。
 日本では、1分を超えればすべて遅れとみなすそうだぜ。

 しかも、それにしたって全行程が1時間半以内の列車に限っての話。
 1時間半から3時間半までの路線の場合は10分以内、3時間半を超える路線の場合は15分以内の遅れにとどめれば目標達成、定時運行ということになるんだそうだ。

 大した目標だなあオイ。


 ところで、このフィガロ紙の記事を掲載したサイトにフランス人?読者から書き込まれたコメントが面白かったので、以下に紹介するぜ。
 訳は番長のテキトーヤッツケだ。



「最近では15分以内の遅れで到達できれば運が良かったと思うよ。
 出発できれば、だけどね」




「言うは易し、行うは難しだな」




「確か何年か前にも、同じようなこと言ってたよな。その結果がこれ!」




「(笑)」




「そりゃミッション・インポッシブルだ。オレは20キロの通勤に4時間待たされてる」




「SNCFの出した数字には疑問があるね。
 たとえば14時発の列車が運休になって、次の列車を待つのを余儀なくされたとする。で、次の16時発の列車が定時に来たら。SNCFにとってそれは定時運行なんだ!
 定時に運行した列車じゃなく、定時に列車に乗れた乗客の割合を示すべきだろう」




「いやいや、イギリスやイタリア、ベルギーに行ってみなよ。SNCFが一番だって。列車は快適だし、おおむね時間は守るし(いやマジで)」




「定時運行のために、遅れを取り戻そうと懸命になる運転士は素晴らしいね。
 でも、規則を厳格に守るために、スピードを出さない運転士もいる。安全運行のためには仕方のないことじゃないかな。それが一番大事なんだから」




「雪のために列車が遅れる、それは理解できる。事故を起こすよりずっといい、我慢するよ。
 わからないのは、雪で列車が運休になっても、SNCFが払い戻しに応じないことだ。何もしないのにカネだけ持ってくってのはどういう料簡だ!」




「がんばって くれよ おおしごと だぜ」




「2月11日のシャンベリからパリへ向かう列車、1時間半の遅れでした。客は全員降ろされて、バスで目的地へ向かいました……」




「ふーん、で、途中駅は全部かっ飛ばしてくのか?」




「いやまったく、『列車は全て順調に運行されています』なんて、一度は聞いてみたいもんだ。
 そんときゃ記事にして残さないとな。」




「早く民営化させろよ」




「冗談はよせよ。20%の列車が遅れるだって? RER(パリ近郊を走る鉄道)のC線に関して言えば、列車の20%だけが定時に来るぜ」




「なるほど、SNCFにとって5分程度じゃ遅れにならないわけか。
 そういう遅れが重なって30分とかの遅れにつながるんだけどな」




「10本に1本が目標ねえ。
 なあ、契約10本のうち1本は常に要件を満たさないなんて企業が他にあると思うか?」




「2月8日、カンヌからパリへの列車は1時間半遅れ。2月12日、パリからカンヌへは2時間半遅れ!
 ストがあったわけでも、テロがあったわけでもないんだけど」




 我が意を得たりって感じのコメント、アンタも番長同様に苦労してんだなってコメントが数多く寄せられてて、ああ、フランス人も番長同じ感覚を持ってるんだな、と安心したぜ。

 そして、極めつけのコメントがこれだ。



「定時運行! そりゃ賛成だけど、どれだけ代償を支払えばいいのかね。

 こないだの金曜、午前6時半ごろにパリメトロの13号線に乗った。いつものように故障が起きて、車掌が途中駅で車内から出るようにアナウンスした。

 ところが1人だけ、座席で眠りこけたままいつまでも降りてこない。居合わせた乗客で起こそうとしたんだが、一向に目を覚ます気配がない。

 仕方なく職員を呼んだら、なんとその人は亡くなっていることがわかったと言うんだ。

 しかし職員は警察も救急隊も呼ばず、蘇生術を試みることもなく、運行を再開するから車内に入れという。遺体はそのままで、周囲に職員がつくわけでもない。その後乗ってきた客はそれが遺体だということをもちろん知らない。

 これがフランスだよ。」




 いや、まいったね。
 見知らぬ他人の死体と一緒にカンヅメって、霊柩車でももうちょっと居心地いいだろうぜ。
 あれか、地獄行き片道列車ってか? 洒落になってねえよ。
 メトロを運行するRATPとSNCFは直接関係ないが、なんだか妙に象徴的な話だぜ。



bancho200.gif



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