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2010.05.24 (Mon)

フランスの犯罪、日本の4倍!

 まいったね。
 フランスの犯罪件数には、まいったね。


 番長、わりかし世界中の色々な国をまわってる方でね。
 中東やアフリカ、あるいはコソボなんかを旅行したって話をすると、よく「ええっ、治安悪いんじゃないですか? 危なくなかったですか? どうしてそんなとこ行ったんですか? 物好きなんですか? アンタなんなんですか?」なんて聞かれたりするんだな。
 いやいやいや、こと治安に限って言うなら、ヨーロッパの大都市の方がよっぽど悪いよ。パリ、ロンドン、ローマあたりが筆頭だろうな。スリ、ひったくり、強盗、詐欺と、いつだって緊張感を切らさないようにしねえと危ないぜ。

 ところが、イギリスやフランスへ行ったって話をしたところで、それどころかフランスに住んでるなんて話をしたところで、出るのはハーよござんすね、ホーうらやましいわとかため息ばかり。治安の心配をしてくれる人ってのはまずいねえ。
 ことほどさように、フランスに犯罪が多い国っていうイメージはないんじゃねえかな。そいつは誤解ってもんだぜ。

 日本の法務省がまとめた平成21(2009)年版「犯罪白書」によると、主な犯罪、これは日本だと一般刑法犯、フランスでは交通犯罪を除く重罪及び軽罪を指すんだそうだが、2007年の1年間で日本が190万9270件だったのに対し、フランスは358万9293件。
 早い話、フランスでは日本の2倍近い数の犯罪が起きてるってこった。

 おっと、ちょいと待ってくれよ。ざっくり言って、日本の人口はフランスの2倍ある。
 人口10万人あたりの犯罪発生率でみると、フランスが5833件なのに対し、日本は1494件。
 つまり、人ひとりが犯罪に遭遇する確立は、フランスの方が4倍近く高いってことになる。平たく言えば、フランスは日本の4倍も犯罪にあいやすいんだな。


 軽犯罪が多いだけなんじゃねえかって? じゃあ、犯罪の中の犯罪、殺人罪で比較してみようか。
 2007年、未遂も含めた殺人事件の発生した数は、日本が1243件、フランスは1866件。
 これ、人口10万人あたりの発生率にすると、日本は1.0件。フランスは3.0件。フランスは日本の3倍殺人事件が起きてるんだな。

 なに、そんな物騒な事件が起きてるのはパリ郊外、移民のゲットーだけなんじゃねえかって? テロの盛んなコルシカの話なんだろって?
 そうでもねえようだ。
 フランスの犯罪統計から、各県で2007年に起きた殺人事件の数を抜き出してみたぜ。カッコ内は未遂の数だ。




パリ 114(81)

セーヌ・サン・ドニ 103(67)
エソンヌ 84(71)
ヴァル・ド・マルヌ 44(26)
イヴリーヌ 44(34)
セーヌ・エ・マルヌ 39(22)
オー・ド・セーヌ 39(28)
ヴァル・ドワーズ 25(19)

(以上7県がパリ郊外のイル・ド・フランス地域圏)


ブッシュ・ド・ローヌ(マルセイユ) 100(63)
ノール(リール) 64(38)
ローヌ(リヨン) 60(39)
オー・ラン(コルマール) 47(24)
アルプ・マリティーム(ニース) 45(16)
ジロンド(ボルドー) 45(24)
エロー(モンペリエ) 43(27)
イゼール(グルノーブル) 43(17)

(主な県、カッコ内はその県の中心都市)


オート・コルス 12(7)
コルス・ド・スュド 9(4)

(上はコルシカ島北部、下は南部)


グアドループ 59(30)
仏領ギアナ 59(31)
マルティニーク 49(26)
レユニオン 39(15)

(上記4つは海外県)





 地域の偏りはほとんどないってのがわかる。殺人事件の件数はほぼ人口に比例している様子だ。強いて言えば海外県がちと多いかな、ってくらいだ。
 というわけで、パリやニースみたいな観光地しか行かないから安心!なんてことは全然ないからな。日本から旅行に来る人は注意してくれよ。


 フランスの名誉のために言っておくと、ヨーロッパの中でフランスだけが突出して犯罪発生率が高い、ってわけじゃない。
 犯罪白書によると、イギリスやドイツとはおおむね同じくらいのようだ。
 国連統計がソースだという「nationmaster.com」というサイトの数字では、フランスの犯罪発生率は14位。イギリスが6位、ドイツは11位だから、まだマシってことになる。



s-crimes_per_capita.jpg
nationmaster.comより)



 もっとも、このリストによれば、イタリアやスイスの犯罪発生率はフランスのおよそ2分の1。スペインにいたっては3分の1で、日本とさして違わないんだそうだ。
 なんだか意外じゃねえか。イタリアやスペインの方が、犯罪が多そうなイメージあるよなあ。
 ともかく、フランスがヨーロッパの中でも犯罪発生率の高いグループに属しているってことは、間違いがないようだぜ。


 いや、まいったね。
 子猫ちゃんたちも、フランス来るときゃ浮かれてねえで、しっかり護身術を習ってからにした方がいいぜ。




bancho200.gif



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11:00  |  俺節フランス  |  トラックバック(0)  |  コメント(23)  |  編集  |  上へ↑

2010.05.22 (Sat)

変幻自在のマリアンヌちゃんだぜ

 まいったね。
 マリアンヌには、まいったね。


 あるときは、ブリジット・バルドー。


s-Brigitte_Bardot.jpg
ウィキペディアより)



 またあるときは、カトリーヌ・ドヌーブ。



s-Catherine_Deneuve_1995.jpg
ウィキペディアより)



 しかしてその実体は!



s-logo_de_la_republique_francaise.jpg
ウィキペディアより)



 こいつは、フランスの公的機関には必ず付いてるマーク。
 ご覧の通り、三色旗の白地のところが女性の顔になってるよな。
 これ、単なるデザインってわけじゃあなくって、ちゃんと名前が付いてるんだな。
 その名を「マリアンヌ」という。

 在日フランス大使館ホームページによると、


共和国憲法には記されていないが、その姿は国璽や硬貨、切手をはじめ、さまざまな公的機関や権限を示す印に使われており、実質的には公式なシンボルとして認められている。



 なに、話が見えねえって?
 じゃ、こいつならどうかな。



s-liberte_guidant_le_peuple.jpg
(ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」、ウィキペディアより)



 見覚えあんだろ?
 日本でも、世界史の教科書でフランス革命のページには必ず出てくるよな、この絵。
 このトリコロールを掲げた女性、なんだってパイオツをモロ出しにしちまってんのかナゾだったが、「乳房は母性すなわち祖国を表す」だってさ。ふーん。ホントなのかねえ。
 ともあれ、このひともマリアンヌなのよ。
 もういっぺんフランス大使館のサイトから引くと、


革命によって王政が倒され、王家の大紋章や百合の紋章に変わるシンボルが必要となったのである。



 だそうだ。
 新しい時代のシンボルとして、マリアンヌは抜擢されたってわけだな。


 ただし、歴史上に実在する人物ってわけじゃねえようだ。
 起源はある。フランス革命当時、1792年のはやり歌に、マリアンヌちゃんの歌ってのがあったそうなんだな。それがいつしか代名詞的に定着したという話だぜ。
 マリーとアンヌってのはそのころすごく多かった女性の名前なんだとさ。マリー・アントワネットもそうだもんな。アンヌってのも、たとえばルイ14世の母ちゃんがそういう名前ってなことだ。それをくっつけただけってことで、語の成り立ちとしてはミーちゃんハーちゃんのミーハーみたいなもんだな。


 で、ともかく具体的なモデルがいねえもんだから、このマリアンヌってのは人によって全然違った解釈で表現されている。
 冒頭にあげたブリジット・バルドーやカトリーヌ・ドヌーブってのもそうで、2人ともフランスのみならず世界を代表する女優だが、マリアンヌの胸像をつくるときにモデルにされてるんだな。
 この胸像は役所に飾られるんだが、どうせだったらその時代でいちばんの美人に似せようってんで、そういうことになったらしい。発想が自由でいいねえ、日本の役所に吉永小百合に生き写しの像が立つかいってんだ。きたねえオッサンの胸像だったら時折見かけるがな。政治家だなんだって連中の。

 ほかにも、フランスでつくられた0.5ユーロ硬貨の裏面のデザイン。



50_cents_Euro_coin_Fr.gif
ウィキペディアより)



 これなんかもマリアンヌなんだそうだ。なんかずいぶんイメージ違うぜ。

 こちらは、フランス国会の上院(元老院)にあるというマリアンヌの胸像。



s-Marianne_(Symbol_of_french_republic).jpg
ウィキペディアより)



 昔むかしにつくられた、値打ちのあるアンティークなんだそうだ。
 小野小町なんかを見ても思うが、昔の女性ってのはやっぱ、しもぶくれの方がカワイイとされていたのかねえ。


 さらに、



s-StatueOfLiberty01.jpg
ウィキペディアより)



 ニューヨークへ、行きたいかーッ!
 てなセリフを番長、この像を見ると福留アナウンサーの口調で思い出しちまうんだが、世代がバレちまうかねえ。おっと、番長は永遠の20歳なんでそこんとこキャトル・シス・キャトル・ヌフだぜ。
 そうよ、これはニューヨークにある自由の女神像。こいつがフランスから贈られたってのは結構有名な話だよな。独立100年のお祝いだったそうだ。

 実は、この像もマリアンヌを表してるんだぜ。
 つまり、フランスの公的なシンボルは、アメリカ合衆国のシンボルでもあるんだな。


 いや、まいったね。
 よりにもよって、アメリカが嫌う、と言って悪けりゃ苦手意識の強い、あのフランスだぜ。
 歴史ってヤツは、なんともまあ皮肉なことよ。




bancho200.gif



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2010.05.20 (Thu)

コルシカ鉄道は切符ばさみもカワイイ コネタ・コルス(3)

 まいったね。
 コルシカ鉄道のきゃわゆさには、まいったね。



s-cfc1.jpg



 こちら、コルシカ鉄道。2両編成。
 急峻な山間を縫うように走るんで、車両も線路もフランス本土より小さい。



s-cfc2.jpg



 はっきり言って乗り心地は良くねえが、車窓の景色はサイコーだ。
 そんなコルシカ鉄道、カワイイのは車両だけじゃねえ。



s-cfc3.jpg



 こいつは切符なんだが。
 検札のはさみを入れたあとがハートマークなんだな。横を向いちまってるが。
 日本だとフツー、「M」とかだよな。フランス本土でもこんなの見たことねえぜ。

 ちなみに、



s-cfc4.jpg



 最新型の車両も運転を始めているようだが、番長は縁がなかったぜ。




bancho200.gif



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