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2010.07.12 (Mon)

番長に聞け! どうして日本人男子は海外でモテないの?

 まいったね。
 オトコの悩みには、まいったね。

 おなじみ「番長に聞け!」のコーナー。
 悩める子猫ちゃんたちのお悩みを、番長が快刀乱麻、ズバッと解決しちまうぜ。
 今回はこんなご相談。



 フランスに留学している学生です。日本人の女の子はフランス人にモテるのに、男はどうしてモテないんでしょうか?




 なるほど。今回は子猫ちゃんじゃなく子犬ちゃんからの質問だな。あるいは子豚ちゃんか。コビトカバか。ピグミーマーモセットか。ま、なんでもいいけどよ。
 それにしてもアンタ、恥も外聞もなくストレートなお尋ねだねえ。その勇気にまずは敬意を表しておくぜ。もっともこれ、よく海外に留学している日本人の間でネタになる話だよな。「留学生あるある」というか。

 確かに、こいつはフランスに限ったことでも、学生や若者に限ったことでもねえんだが、日本人の男は海外でモテない。と世間じゃ言われているな。他方、日本人の女の子は海外でモテモテ。これも、海外で生活した人ならまず否定する人はいないんじゃねえか。


 じゃ、なぜ日本の男はモテないのか。ネットで意見をざっと拾い集めてみたぜ。



・ルックスで劣っている 「顔が悪い」「背が低い」

・考え方や精神面の問題 「コミュニケーションがとれない」「男尊女卑だから」「ユーモアがない」「積極性に欠ける」「ロマンチックじゃない」「個性がない」「暗い」「主体性がない」

・セックスアピールに乏しい 「セクシーさに欠ける」「フェロモンが出てない」「セックスが下手」「モノがちいさい」




 そ、そんなに言わなくったっていいじゃねえかよ。番長も日本男児の一人として、なんだかいたたまれなくなってきちまったぜ。
 ただ、いかんせん全部当たっているようにも思えちまうんだな、残念ながら。

 だがしかし、だがしかしだ、同輩諸君! そう早計に悲観するこたあねえ。
 アンタの嘆きは番長がひとまず預からせてもらおうじゃねえか。
 よーく考えてみてくれ。そもそも、「女の子はモテて、男はモテない」。これは、日本人の枠をとっぱらっても言えることなのよ。


 どういうことかって?
 女の子ってのは、黙ってても男から言い寄られる。逆に、女の方から男を口説きにいくってことはほとんどない。告白しにいくのは男の方からだ。そりゃあもう、神代の昔から、洋の東西を問わず、そういうことになってんのよ。

 とか言ってると、いやそんなことはない、今じゃあむしろ女の方が積極的だ。草食男子という言葉を見ても、むしろ女の方から男にアプローチをかけることの方が多いってことじゃないか。なーんてお嘆きの声も上がりそうだが。
 じゃあこうやって言い換えてもいい。
 女の子ってのは、黙ってても男に痴漢をされるもんだ。逆に、女が男に痴漢行為を働くってことはほとんどない。もっと端的な表現が好きだってんなら、痴漢の部分をレイプと置き換えてもいいぜ。

 つまり、こいつは普遍的な事実なんだ。それを、さも日本人に特有の現象みたいにすり替えてるだけの話よ。
 喩えるなら、りんごダイエットとか、ゆでたまごダイエットとかな。りんごを食べてりゃ痩せる、ゆでたまごを食べてりゃ痩せるっていう、ちょっと前には大まじめに語られてたダイエット法があったじゃねえか。しかしこれは、りんごに痩せる成分が入ってる、ゆでたまごが消化の働きに変化を起こす、とかいうわけじゃねえ。りんごばっかり、ゆでたまごばっかり1日に何個も食べられないから、結果として接種カロリー量が減るってだけのことよ。カロリーの量を減らせばそりゃ誰だって痩せるだろうぜ。リバウンドの可能性は高いけどな。
 普遍的な事実に、よけいな限定条件をのっけて、のっけたものにさも効果があるかのように言いつのる。こりゃ典型的な詐術だぜ。

 かてて加えて、だ。言葉の問題があんだろ。口説く方はそりゃそれなりの語学力が必要になってくるよな。どっちの方がハードルが高いかは明白じゃねえか。そのへんが反映されてるんだろうよ。


 安心したかい?
 なんだ、シケたツラしやがって。疑問があるってのか。いいよいいよ、言ってみろよ。うん、その理屈はわからんでもないが、「同じ男でもフランス人の男はモテるのに日本人の男はモテない」って話じゃないのかと。ほう、そう言うのか。
 しょうがねえな、じゃあ違うってことを統計で証明してやっから。そう肩を落とすもんじゃねえよ。

 厚労省の統計によると、2008年に国際結婚をしたカップルは3万6969組。うち8割にあたる2万8720組は「夫が日本人」。「妻が日本人」というカップルは残りの8249組、2割に過ぎねえんだな。
 実は、男の方がモテてんのよ。

 もうちょっと詳しく統計を見てみようか。
 同じ年の結婚総数は72万6106組。つまり、全体の5%が国際結婚ということになる。20組に1組ということだ。ちと中学校の同級生たちの顔を思い返してみろよ。1クラスに少なくとも1人は国際結婚をしているヤツがいるって計算になるんだぜ。オイオイ、抜け駆けしたのはいったい誰だよ。これって相当多い印象だよな。

 で、国別の統計ってのもあってな。
 いちばん多い相手国はやっぱり中国で、1万3223組。ま、人口13億人だからな、割合としてはさほど多くないのかもしれねえ。
 じゃあ2位はどこか。やっぱりおとなり韓国だろう。在日コリアンとの結婚も国籍で統計を取れば国際結婚だしな。という大方の予想を裏切り、なんとフィリピンだ。7455組。次が「韓国・朝鮮」で、6665組ということになる。

 男女別の数字も見てみよう。フィリピン人男性と日本人女性のカップルは、なんと165組しかいねえ。97・8%がフィリピン人女性と日本人男性のカップル。7290組もいる。
 中国の場合も、92・3%が日本人男性のつくるカップル。これがコリアンになると68・4%まで割合が下がる。

 こいつはどう考えたらいいと思うね。
 さっき、女の子ってのは基本的にモテる、男はモテない、って話をしたよな。女の子はどうやって相手の男を選ぶのか。カッコイイとか、カネをたくさん持ってるとか、性格がすげえいいとか、まあいろいろあるだろう。
 つまり、平均点プラスアルファの部分があればあるほど、男ってのはモテるわけだ。
 フィリピン人や中国人から見て、日本人の男が持ってるプラスアルファってのは何かね。そりゃま、まずはカネだよな。そういうと聞こえが悪いが、つまりは生活環境、暮らしの豊かさだ。

 どの程度の割合になるのかは見当もつかねえが、中には偽装結婚、パスポートや就労ビザ、さらには日本国籍を取得するための結婚ってのも相当数あるだろう。
 フィリピンパブのオーナーや、パブに女の子を斡旋する業者なんてのは、若い衆に「おい、おまえちょっと結婚しろ」なんて言うのが日常茶飯事だからな。金に困って戸籍を売る日本人ってのもいる。ホームレスのところにヤクザが行って買い集めてるなんて話も聞くぜ。
 おっと、もちろん真面目に結婚してるカップルも多数いるんで、そのへんは誤解のないようにしてくれよな。

 どうだい、わかったかい。実は日本人の男ってのは、日本人であるというだけで、そんじょそこらの人よりモテるという、優遇された立場にいるんだよ。
 アンタの質問ってのは、正確にはこういうことだったんだ。「日本人の男はどうして白人女性にモテないんでしょうか」ってな。
 さらに厳密に言おうか。同じ白人でも、東欧の女の子だったら錦糸町のパブにもいっぱいいる。フランス、イギリス、ドイツ、アメリカ、オーストラリアといった、日本と肩を並べるような先進国の白人女性にモテないのはなぜですか、って質問なんだよ、それは。


 厚労省の統計に戻ろう。
 残念ながら、欧米で国別の統計があるのはアメリカとイギリスだけで、我らがフランスはなかった。もっとも、おそらく似たようなものだろうとは推測できるだろう。
 アメリカの場合、日本人女性とアメリカ人男性のカップルが1657組中1445組で、実に全体の87・2%を占める。イギリス人とのカップルは422組中363組が日本人女性によるものだったぜ。割合にして86%だ。
 フィリピンや中国の裏返し、ってわけだな。
 はっきりしたじゃねえか、力関係が。「ヨーロッパの女性>ヨーロッパの男性>日本の女性>日本の男性>アジアの女性>アジアの男性」ってよ。うーん、残酷なる現実だな。

 ここでアンタのオツムの中じゃ、疑問が生じてるだろうと思う。
 オイオイちょっと待ってくれ、フィリピンと日本の間にあるような格差は、日本とフランスの間にはないだろう、ってな。
 確かに、経済的には差はないわな。むしろ日本の方が豊かだろう。
 だが、こんな統計があるのよ。「適齢期の女の子たちは、同じ年頃の男の倍、海外に出てる」ってな。

 法務省の統計によると、2009年に日本を出国した人の数は1544万5684人。これは短期も含め、空港や港から出た日本人ののべ人数だ。性別では、男性53・2%、女性46・8%となっている。おおよそ半々だな。
 ところが、年代別に見るとまったく違う数字が出てくる。

 年を取ってから海外へ出国する人ってのはビジネスが多いからオッサン(男)が多い。
 対して、15~19歳では、男性が17万9542人(40・4%)なのに対して女性は26万4372人(59・6%)。
 20~24歳では男性36万1114人(32・0%)、女性76万5829人(68・0%)。
 25~29歳だと男性57万7194人(38・2%)、女性93万3017人(61・8%)。

 な。女性の方が圧倒的に多いのよ。特に20代前半に絞ると倍以上の差がある。
 海外に出る人数が多ければ、外国人と知り合いになる機会もそりゃ多い。恋に落ちる確率もまた高まるわなあ。

 なんだって女の子たちは海外を目指すのか。
 さっきのフィリピンや中国のケースを思い出してほしい。同じアジアンなのに、日本人だけを中国人やフィリピン人と切り離して考えるのはナンセンスだぜ。つまりは、日本人の女の子から見ても、欧米に渡った方が「豊かな暮らし」が待ってる、少なくともそう見えるってことなんだろうと、番長は思うのよ。
 女性は長らく就職で男性よりも不利で、日本では今もその傾向が残ってる。いったん会社に入っても、男性と同じような出世コースは歩めないことが多い。こりゃ事実だ。
 そんななか、女性の活躍が目立つ職場ってどこだと思うよ。たとえば教員。たとえば看護師、介護士。最近は弁護士や医師も多いな。これ、みんな資格の必要な仕事だ。逆に言えば、資格さえあれば産休後も復職がしやすい仕事ってことよ。
 通訳ってのも、女性の数が多い仕事の一つだ。語学も資格だからな。そこまでいかなくても、留学なりワーキングホリデーの経験ってのは、日本で就職するにしたって一つの売りにはなる。そのへんの切実さに差があるってことなんじゃねえか?


 関連して、もう一ついいかい。
 男と女じゃ、国際恋愛や結婚に対しても、切実さ、真剣さってのが違うと思うんだよな。
 なあ、ご質問のアンタ、男のアンタ。アンタが白人女性と恋に落ち、結婚するってことを妄想するとき、♪もしも私が家を建てたなら~と考えたとき、その家はどこにある。アンタ、どこに住んでる?

 おそらく何も考えてねえだろうが、それって日本なんじゃねえかな。フランスなりアメリカなりで一生を過ごすっていう覚悟は、アンタの頭にはなかったんじゃないかい。
 でも、結婚ってそういうことなんだぜ。恋愛の先にあるのって、そういう話なんだぜ。
 自分のことを棚に上げるわけじゃねえが、こと結婚って話になったときに、男ってのはそのへんの感覚がどっかヌルいのよ。たとえば、結婚で自分の名字が変わることを想像しないのと同じようにな。

 しかし、白人女性の方からしたって、日本なんぞに行きたかねえよ。となれば、そこを押して日本に連れ帰るだけの甲斐性があるか、異国に骨を埋める覚悟を見せるか、どっちかしかねえだろ。結局さ、そういうところで本気じゃねえのが相手に伝わっちまうってのもあるんじゃねえの。
 そこへ行くと女性ってのは、小さい頃から自分が家を出て嫁ぐ日ってのを考えたり感じたりしてるからな。男に比べると、そこのハードルは低いのかもしれねえ。


 いや、まいったね。
 ともかく女にモテたきゃ、精進しろってこった!




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