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2010.06.21 (Mon)

フランスマンガの二大巨頭、知ってるかい?

 まいったね。
 フランス語マンガの日本での知名度の低さには、まいったね。


 フランスの書店には、フランス語に翻訳された日本のコミックスの単行本がフツーに並んでいる。「ドラゴンボール」とか「NANA」とかな。こんなところに、と思うような地方の小さな本屋さんにもある。かなり浸透していると言っていいだろう。
 事の発端は30年以上前にさかのぼる。1978年に放送が始まった「ゴルドラック」というアニメが大人気を博した。



s-goldrak.jpg
(映画ファンサイトCinema Passionより、DVDのジャケット画像)



 これ、邦題は「UFOロボ グレンダイザー」。「デビルマン」や「マジンガーZ」で知られる永井豪のロボットアニメだ。マジンガーZのシリーズ3作目に当たる。
 正直言って、日本じゃさほどメジャーな作品じゃねえよな。マジンガーZなら、世代にもよるが、名前を聞いたことくらいはあるって人が多いだろうが。有名ロボットアニメと言えば、「ガンダム」とか「エヴァンゲリオン」とかだよな。
 ノンノノン、フランスでガンダムなんて言っても誰も知らねえ。対してゴルドラックことグレンダイザーのメジャーさたるや大変なものだ。日本語版ウィキペディアの記述によると、平均視聴率75%、最高視聴率はなんと100%を記録したらしい。ほかにも、週刊誌「パリマッチ」の表紙にもなったとか、フランス版主題歌のレコードが100万枚を売り上げたとか、日本から訪れた鉄鋼業界幹部をもてなすために巨大ロボットが飾られたとか、愉快なエピソードがいくつも綴られてるぜ。どこまでホントなのかは知らねえが。
 ちなみに、同じ1978年にはフィリピンで「ボルテスV(ファイブ)」という和製ロボットアニメの放送が始まってるんだが、これがまた最高視聴率58%叩き出す大人気を博したんだそうだ。なんなんだ、いったい。そんなにロボット好きか。

 話をフランスに戻そう。同じ時期には少女漫画の「キャンディ・キャンディ」も放送され、やはり人気を集めた。
 なんで当時のテレビ局は極東のアニメなんかを買い付けたのか。どうも、べらぼうに値段が安かったらしい。かの手塚治虫先生が鉄腕アトムを安ーく売っちゃってからというもの、日本のアニメってのはそれを基準に安く値をつけられちまったんで、後に続くアニメ制作者たちが地獄を見たらしいな。
 ともかく、テレビ局側としては何の気なく放送を始めたわけよ。ところが、これが大当たりした。

 当時のフランスのアニメは、いや、未だにそうなんだが、あからさまに子ども向けなのよ。そうねえ、日本で言えば「アンパンマン」みたいな感じというかな。いいとこ「ドラえもん」くらい。
 一方でグレンダイザーやキャンディってのは波瀾万丈の人間ドラマだ。欲望、裏切り、嫉妬、憤怒とナマナマしい。これがフランス人には衝撃だったらしいぜ。特にキャンディキャンディなんてのは、いじめ・事故死・戦死・横恋慕・記憶喪失・自殺(未遂)とハイブロウだもんな。ガキんちょの感性はむしろ大人よりも豊か。二転三転するストーリーが子どもたちを釘付けにしたそうだぜ。
 いま40代くらいのフランス人には、こういう日本のアニメに感化された人がずいぶん多いようだ。もっとも、少なからぬ割合で、日本製だってことは知らないようだがな。どの作品にもあからさまな日本人フェイスは出てこねえから、仕方のないところか。

 ところが、ジャパニメーションとフランスの蜜月ってのはそう長くは続かなかった。80年代の終わりになると、暴力的だ、女性差別的だってんで槍玉にあげられるようになったんだな。で、あっという間に日本のアニメはテレビから消えちまった。ちなみに、その立役者になったのがセゴレーヌ・ロワイヤル。前の大統領選挙で社会党の候補としてサルコジと戦ったおばはんだ。
 しかし、幼心に植え付けられちまったモノはなかなか抜き去りがたいんだろうな。90年代になると、日本の漫画に対する関心が強まる。大友克洋の「AKIRA」なんてのがその立役者だな。で、本屋にコミックスの風景へとつながっていくわけだ。


 てなわけで、フランスでは日本の漫画がよーく知られている。
 さてここで。逆に、日本人のアンタに聞こう。フランスの漫画、何か知ってるかい?

 いやいや、ムリしなくていいよ。知らねえよな、フツー。
 フランスで「ドラえもん」「サザエさん」並みに有名な漫画というと、これは「TINTIN」と「ASTERIX」ってことになる。

 まずはTINTIN、大きく口を開いて読み上げてもらおうか。せーの、って、ん? なに顔を赤らめてんだい。「タンタン」だぜ。フランス語じゃ、こういう場合のIは「ア」の発音で読むのよ。
 タンタンってのは主人公の名前だ。



tintin.jpg
タンタン公式サイトより)



 彼はまだ子どもなんだが、記者を生業としてるんだな。そんなタンタンはおとものワンワンと世界各地をルンルン気分で回るんだが、ザンニンな悪党に追っかけられたり殺し屋にパンパン発砲されたりと、行く先々でサンザンな目にあう。ま、そこは子ども向けの漫画だから、どんな危機に陥ってもピンピンしてて、最後はシャンシャンだけどな。
 ソ連当時のロシアへ行ったり、アフリカのコンゴへ行ったり、果ては月面着陸したりと、宇宙を股に掛けて大冒険を繰り広げる。誕生は1929年で、80年あまりの間に80カ国以上に翻訳され、総部数は2億を超えるそうだ。

 この「80カ国」の中に日本も入ってるんだが、アンタ、知ってたかい? 「タンタンの冒険旅行」と題して出版されてるんだそうだ。番長は全然知らなかったぜ。タンタンと聞いても担々麺くらいしか思い浮かばねえよ。
 ところが、ヨーロッパではホント、国の枠を超えて誰でも知ってんだな。そうねえ、スヌーピー的な人気というかね。タンタン関連のグッズだけを売っているタンタンショップなんて店が存在するくらいなのよ。デザインの素朴なかわいらしさが受けてるんだろうな。
 ちなみにフランス人は、このタンタンを自国生まれと勘違いしていることがすごく多いんだが。実際にはベルギー生まれだ。普段のフランス人ってのは、ベルギー人のことをジャガイモばっか食ってる田舎者ってな具合にさんざ揶揄してるんだがな。都合のいいことだぜ。


 さて、次。ASTERIX。これは「アステリックス」と読む。こんなキャラクターだ。



asterix.jpg
アステリックス公式サイトより)



 で、アステリックスにはこの「オベリクス」といつも一緒にいる。



obelix.jpg
(同上)



 どうだい、この感じ。なんで人気があるんだか、さっぱりわからねえ造形じゃねえか。
 しかしコイツはタンタン以上で、なんと100カ国で3億部以上を売り上げているって言うのよ。

 このアステリックスとオベリクス、ほかにもいっぱいキャラクターはいるんだが、ガリア人という設定でね。もうこの時点で日本人には感情移入がしにくいんだが、ガリアってのは古代ローマ時代のフランス近辺を指す地域名だ。アステリックスの原型はガリアの英雄、ウェルキンゲトリクスなんだとさ。
 こいつはお手上げだぜ!
 もっとも、お話自体は単純。アステリックスはちびだが機敏で賢い。オベリクスは気の優しい力持ち。そんなガリアはローマ帝国の侵略に脅かされているんだが、ガリア人たちが機転を利かせて追い払うという、ザックリ言ってそんな話だ。
 これがまたヨーロッパではフランス以外でも大人気でね。こともあろうに、おちょくられる側のローマ帝国を先祖に持つイタリアでも人気だっていうから、よくわからねえな。


 タンタンとアステリックス、どちらも「知らない」なんて言った日にゃ、フランスではカワイソウな子扱いされちまうからな。名前くらいは知っておいた方がいいぜ。
 ただ、知ったかぶると細かいキャラクターやエピソードの話をされちまうから、そこは「俺はたまたま知ってるが大多数の日本人は知らない」ってことをハッキリさせておいた方がのちのちラクだろう。
 それにしても、スヌーピー(ピーナッツ)にポパイ、ピンクパンサーと、洋モノでもアメリカ発祥のものはちゃんと日本でも有名だってのに、なんなんだろうねえ、この落差は。


 いや、まいったね。
 こういうところにも、ヨーロッパと極東との距離の遠さが表れてるのかもしれねえなあ。




bancho200.gif



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テーマ : 海外アニメ ジャンル : アニメ・コミック

11:00  |  俺節フランス  |  トラックバック(2)  |  コメント(24)  |  編集  |  上へ↑

*Comment

タンタンは日本では図書館の子供コーナーに一杯あるんじゃないですかね。
子供ん時借りて読んだことあります。
まあ・・ 僕にとっては、超面白いって程ではないけど、ハズレでも無い、という印象でしたが。大人になって分かりましたが結構なオリエンタリズムまみれな漫画で。
でも1929年誕生の作品なら、そうやってクサすのも野暮ですかね。
時代性考慮しない後出しジャンケンになりますし・・。

ところで番長殿  もし時間ありましたら、ワールドカップのフランス代表内紛問題の件をお願いします。そちらのTVでも結構やってると思うので。
男らしい番長殿は、玉蹴り遊びなんぞ興味ねえやッ!って話かもしれませんが、もしも気が向いたらいつかお願いします。
やまだ |  2010.06.21(月) 11:46 |  URL |  【コメント編集】

■千葉では有名?

タンタンは千葉銀行のメーンキャラクターなんですよ。
http://www.chibabank.co.jp/company/relationship/character/tintin/index02.html

って、ローカルな話題ですみません。(成田空港内にも支店あるけどマイナーな地銀です)
壁蝨獲蛇竜 |  2010.06.21(月) 15:30 |  URL |  【コメント編集】

タンタンは、結構有名ですね…。
本を昔見たことがあります。

でも、日本もフランスから相当影響を受けてると思いますよ。
最近の例では、子供手当なんかはフランスの影響を受けて作ったんじゃないですか?
フランス原産の仕組みや文化なんて公言してないだけで、フランスの影響を受けたものはかなり多いと思いますよ。
あ |  2010.06.21(月) 15:55 |  URL |  【コメント編集】

■やまださん、押忍!

 おっと、番長の教養のなさが露見しちまったようだな……いやあ、おかしいねえ。子どもの時分に読んだので覚えてるのは「こちらマガーク探偵団」と「ズッコケ三人組」のシリーズくらいなんだがねえ。そういや、「星の王子様」だってちゃんと読んだことねえもんな、こちとらは。オノレの経験だけを頼っちゃいけねえなあ。ところで、こちらでもW杯の件のリクエストかい。うーん、基本的に時事ネタはやらねえのよ。そもそも番長は野球少年でねえ。サッカーに興味がねえわけじゃなく、今大会の試合もテレビで見てはいるんだが、なんせ知識に乏しいのよ。とは言え今回の件は世界中で話題になってるようで、日本の新聞社のサイトにもいろいろ出ているようだな。一つ言えるのは、この手の内紛は日常茶飯事ってことかな。もう決勝進出の目がなくなっちまったもんだから、監督も選手もサッカー協会も、今から目くらましに走ってんじゃねえの? ってのはうがちすぎかね。しかし、そういや出発前にも、リベリやら2選手が未成年を買春したって話題をふりまいたしねえ。
フランス番長 |  2010.06.21(月) 19:35 |  URL |  【コメント編集】

■Re: 千葉では有名?

 壁蝨獲蛇竜さん、押忍! おっと、世界の千葉銀行がキャラクターに採用しているとは全然知らなかった。こいつは番長、迂闊だったぜ。千葉と言えば新東京国際空港と東京ディズニーランドを擁する日本の首都みたいなとこだもんなあ。いやあ、失敬失敬!
フランス番長 |  2010.06.21(月) 19:37 |  URL |  【コメント編集】

■あ さん、押忍!

 確かにタンタンは有名なようだねえ、いただいたコメントを読むと。こいつは番長が浅はかだったぜ。ところで、ここでは漫画やアニメの話に限定してえんだが、子ども手当とかになると話がとっちらかっちまうからな、日本の漫画やアニメの中のフランスってのもたいがいヒデエよな。美化されてるか、極端に誇張されてるか。ま、そのへんはお互い様ってヤツかい。
フランス番長 |  2010.06.21(月) 19:48 |  URL |  【コメント編集】

普段のフランス人ってのは、ベルギー人のことをジャガイモばっか食ってる田舎者ってな具合にさんざ揶揄してるんだがな。都合のいいことだぜ。<

初めまして、いつも楽しく読ませていただいています。やっぱりタンタンはフランス生まれだと思っているフランス人は多いんですね。僕はベルギーに住んでいたことがあるのですがベルギー人とフランス人の関係っていうのは面白いですよね。知り合いのベルギー人も(ワロンの方がです)フランス人のことをチョコレートの味も分からないだの我々ベルギー人のほうが普段からオランダ語という存在を意識するから正しいフランス語を使うだの色々言っていました 笑  
名無し |  2010.06.21(月) 20:47 |  URL |  【コメント編集】

フランスのアニメと言えば、シャドックも忘れちゃなんねえとおもうんです♪
シャドックファン |  2010.06.21(月) 21:13 |  URL |  【コメント編集】

■アステリックス!

ずーっと前に買ってちょびっとだけ読んだうーんとくだけたフランス語文法解説本で「アステリックス」ちょこっと題材になってたなぁ。それにしても、ウェルキンゲトリクスがモデル?!偶然数日前にジュリアス・シーザーの映画でバリバリのケルト風貌(イメージ先行型、はたまたステレオタイプ)のウェルキン様をみたばっかだったので、ちょっと笑えましたアステリックス。金髪?と髭しかかぶっとらん。映画がかっこよすぎなのか。。。

ベルギーでマンガ(バンド・デシネ)博物館に行きましたよ。そのときはじめてタンタンがベルギー人だって知りました。前自民のあっそうさんは、日本に似たような箱物を作ろうとしてたようだけど、これが頭にあったのかな。箱物より業界に携わる人たちの待遇改善にお金使わなきゃ日本のマンガの将来はない!!って、その前に政権の命運尽きちゃったけど。
らいおんDX |  2010.06.22(火) 00:20 |  URL |  【コメント編集】

■Les Schtroumpfは?

はじめまして。いつも面白く拝見させていただいております。
質問なのですが、今回はBandes Desineésの話題でしたけれど、Les SchtroumpfsはTintinやAsterixほど人気ではないのでしょうか?個人的には、日本語版が出ているBDというとTintinとLes Schtroumpfs(なぜか日本語版では英語版を踏襲して「スマーフ」となっている)という印象があるのですが。
BD好き |  2010.06.22(火) 01:38 |  URL |  【コメント編集】

はじめまして。
仏向けに、日本のアニメ(他、色々なオタクコンテンツ)を展開しようと
色々動いているtoqと申します。いつも拝見させていただいております。

アステリクスはガリアという設定もそうですが、
ストーリー自体に、仏人のユーモアや皮肉なものが内包されていたり
するので、日本で(前知識がない人が読んでも)理解はできないかなぁ
と思います。
私も一年パリにいましたが…アステリクスの人気は未だに理解できていません(笑

他に、日仏合作アニメとして、Ulysse31 (http://tinyurl.com/2f852pr) なんていうのもありますが、
仏では大人気で未だに再々…々放送やってたりしますが、日本では
鳴かず飛ばずで、SFヲタだけが知っていると言う状態だったり。
暇なときに時々見てましたが、5分で眠くなると言う…)

日本で受けているコンテンツが必ずしも海外で受けるわけではなく、
またその逆もしかりで、そのあたりを見極めて行くという作業は
非常に難しかったり。。
toq |  2010.06.22(火) 03:43 |  URL |  【コメント編集】

■名無しさん、押忍!

 ビヤーンブニュだぜ。フランス人ってのは、ベルギーやスイスのフランス語圏を田舎者扱いすることに、どうも喜びを見出してるらしいぜ。そういやあベルギーもスイスもチョコで有名だよなあ。あ、フランスも一応そうか。日本人だと、ゴディバもレオニダスもフランスが本場だと思っている人もいるかもしれねえな。しかしベルギーの言語別地域間紛争ってのも、何とかならねえもんなのかねえ。
フランス番長 |  2010.06.22(火) 08:04 |  URL |  【コメント編集】

■シャドックファンさん、押忍!

 申し訳ねえ、背伸びして記事を書いてはみたが、番長このへんの分野には疎くてね。シャドックとはなんぞやといま検索で調べてみたってな有様よ。おうおう、これなら見覚えはあるぜ。なるほどフランスっぽいセンスの造形だな。そこへ行くとアステリックスって、むしろアングロサクソンっぽい顔立ちのような気がするぜ!
フランス番長 |  2010.06.22(火) 08:05 |  URL |  【コメント編集】

■Re: アステリックス!

 らいおんDXさん、押忍! アステリックスにはフランス語話者じゃねえとわからないようなエスプリをたっぷりきかせてあるそうだな。残念ながら中途半端なフランス語力しかもたねえ番長にはそのへんを味わうことが難しいんだが、聞くところでは、子どもは単純に荒唐無稽な話を喜び、大人は言葉遊びの深みを楽しむとか。なるほど、クレヨンしんちゃん的なつくりになってるわけだな。あるいは昨今の仮面ライダーとかそうか。親を取り込んでいこうという。しかし、ご指摘で思い出したぜ麻生の博物館構想。あれ、できてりゃできてたで面白かっただろうけどねえ。ま、ゼニっ子の儲かりそうな話だから、どっか民間が作ればいいのかもな。まんだらけ、あたりが。
フランス番長 |  2010.06.22(火) 08:09 |  URL |  【コメント編集】

■Re: Les Schtroumpfは?

 BD好きさん、押忍! おうおう、スマーフことシュトロンフね。こいつは番長も知ってるぜ、白い頭巾をかぶった青いこびとさんだろ。確かにこいつは超メジャーで、キャラクターを配した商品もよく見かけるな。ただ、番長的にはやっぱり、タンタンとアステリックスという超メジャー2強には若干届かねえかもしれねえなと。バーバパパと同じくらいというか。もっとも、さっきから言い訳してるように番長この分野には疎いんで、当サイトをご覧になってる諸賢のご判断を仰ぎたいぜ。
フランス番長 |  2010.06.22(火) 08:17 |  URL |  【コメント編集】

■toqさん、押忍!

 アンシャンテだぜ。宇宙伝説ユリシーズ31ねえ……いやあすまねえ、まったくもって知らねえぜ。絵面をみてるだけでもなんとなく日本で受けないってのはわかるような気もするな。まあ文化の差があるから互いにツボが違うってのはしょうがねえところなんだろうが、少なくとも日本からフランスに持ってく分には、漫画やアニメってのは文学や音楽なんかとは比較にならないくらい成功してるんじゃねえかな。ちなみに、ジャパニメーションは地上波のテレビではなかなかお目にかかれないんだが、代わりに多いのがアメリカ・イギリス系のアニメだねえ。ドーラとかスクービードゥーとかさ。
フランス番長 |  2010.06.22(火) 08:36 |  URL |  【コメント編集】

キャンディキャンディ、私も好きでしたが、
フランス人にも人気なんですよね。嬉しいー^^

ベルばらのアニメとマンガのフランス人評を知りたいです。
もし、時間があって記事にしてもらえると、かなり嬉しいかも!
youtubeでフランス語バージョンのベルばらを見たときは
ちょっと感動物でした。ハイジのドイツ語バージョンとか。
でもキャンディキャンディと違って主題歌が、、、、、涙。
Y子 |  2010.06.22(火) 21:36 |  URL |  【コメント編集】

番長、ヤスでヤス。
UFOロボグレンダイザー、当時の大統領~ミッテランだったと思いヤスが、来日時にフランスでは余りに品薄で手に入らない玩具を孫の為に片っ端から買い漁ったって逸話がありヤス。
マジンガーZの流れを汲むシリーズの一つなんで世代限定で超メジャー作でヤス。
話変わってベルギーでヤス、「勇敢なベルギー人」て言葉があったと思いヤスが、それ以上に田舎者のイメージが強いんでヤスかねぇ!?
アガサ・クリスティーのキャラクター、エルキュール・ポアロ の容姿は当時イメージされたベルギー人のテンプレだったそうでヤス。
それでは番長、失礼するでヤス。
ヤス |  2010.06.24(木) 20:19 |  URL |  【コメント編集】

■Y子さん、押忍!

 番長もキャンディキャンディにはグッと心をつかまれちまったクチだぜ。まさかアルバートさんの正体が……うおっと、こりゃネタバレだな。危ねえ危ねえ。ニールやイライザのキャラクターってのは、ノリが昼メロって感じで実にいいね。しかし、ベルばらのフランス人評かい。こいつは難問だな、まあ宿題とさせてもらおうか!
フランス番長 |  2010.06.25(金) 20:17 |  URL |  【コメント編集】

■ヤスさん、押忍!

 番長もマジンガーZは見てたし、グレートマジンガーも見た記憶があるが、グレンダイザーはピンと来ねえんだよなあ。兜甲児が3枚目役におとしめられてたなんて話も聞くが、アイツ元から2.5枚目くらいだよな。ところでフランスから見たベルギー。もちろん悪口揶揄だけってわけじゃねえんだが、まあおしなべて馬鹿にされてる感じを受けるぜ。ま、フランスとベルギーの間だけに限らず、ヨーロッパ人ってのは国の違いを戯画化して笑いにするのが好きだよな。
フランス番長 |  2010.06.25(金) 20:35 |  URL |  【コメント編集】

こんにちは!いつも楽しく記事を読ませていただいてます。
そういえば、アステリックス・パークがパリ近郊にあるみたいですね。CMをよくみます。番長、もしよければ遊びにいかれては?
なんとなく、サンリオピューロランドを思い出しました。

キャッツアイやシティハンターもフランスにありますよ。
北斗の拳も。レディオスカル(ベルバラ)のDVDを、SNCFの売店で見かけた事もあります。

プチ情報でした。それでは~

ねね |  2010.07.05(月) 21:25 |  URL |  【コメント編集】

■ねねさん、押忍!

 アステリックス・パークねえ。噂は耳に届いちゃいるが、番長と来た日にゃディズニーランドでも目をまわしちまうってタチだ。果たして生きて返ってこれるか心配だぜ! しかしジャパニメーションソフトの充実ぶりは目を見張るばかりだねえ。どれだけセゴレーヌ・ロワイヤルが目をひんむいても、支持されるものは支持されるってことだろうなあ。
フランス番長 |  2010.07.05(月) 22:14 |  URL |  【コメント編集】

ジャパニメーション放逐にはセゴちゃんが貢献してたって知らなかったよ。
セゴちゃんの地元のたしかアングレームってたしかBD産業の盛んなとこだったよな。

日本人としちゃ、ジャパニメーションが槍玉に挙げられるのはうれしくないが、「地元のために。選挙民のために。」を行動で実践してるフランス議員は、ある種うらやましいなぁ、あたいは思うねぇ。

ラッサール君も、勝手に思い込んでハンストして、迷惑千万なんだが、「地元のためにを行動で実践」なんだろうなぁ。(結局長い目でみて、地元のためになっちゃぁいねぇとこが問題なんだが。。。)

日本の議員は、選挙のときはともかく、日ごろのフォー・ザ・地元もといプール・ル・地元な具体行動がみえてこない。たまに駅の前で演説してるくらいで。。。。XX市民とともにとか。口じゃぁななんとも言えるわな。
ま、ただ、行動してても、マスコミが報道しないってだけなのかもしれないが。

「こちらマガーク探偵団」、なつかしいね。
あたいも読んでたよ!
鼻のウィリー。木登りワンダ。ズンチャチャ・マガーク探偵団。
フラン女番 |  2010.07.23(金) 07:08 |  URL |  【コメント編集】

■フラン女番さん、押忍!

 お、マガーク探偵団の読者がついに現れたかい。ズッコケ三人組に比べると今ひとつ知名度に欠けるようだが、ちびっこいころの番長は首ったけで読んだもんだぜ。で、ご褒美だなんだで出てくるキャンディバーってのものに憧れたもんよ。もっとも、キャンディバーって語感から番長が想像していたものと実物は大きく異なり、飴玉じゃなくてスニッカーズみたいなもんだったんで、違和感が拭えなかったけどな。うーん、久々に読み返したくなってきたなあ。
フランス番長 |  2010.07.23(金) 08:24 |  URL |  【コメント編集】

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