2010.06.30 (Wed)
「ソルボンヌ出身」さんが多すぎる!? ソルボンヌ大学とはなんぞや
まいったね。
有名?大学には、まいったね。
ようアンタ、フランスの大学と聞いて、どこが思い浮かぶかい。
少なからぬ人が、ソルボンヌ大学と答えたんじゃねえかな。
最近あんまりお目に掛からないが、いつもワイングラスを片手に持ってる髭男爵って芸人がいるだろ。あの二人組の男爵の方、山田ルイ53世は自称ソルボンヌ大学の出身を名乗っている、もちろんウソンコなんだが、そうやって使われるくらい代名詞的な存在ってこった。アメリカでいうハーバードやマサチューセッツ工科大みたいなもんだな。他にも漫画家にソルボンヌK子って名前の人がいる。由来は知らねえが、これも同じような理由で使ってるんだろう。
確かにソルボンヌは有名だ。起源を12世紀に持つヨーロッパでも最古の大学の一つで、著名人も多く学んでいる。ラジウム発見でおなじみのキュリー夫妻とか、サルトルやレヴィ・ストロースといったフランスを代表する知識人、さらにはヌーベルバーグの旗手として知られる映画監督のジャン・リュック・ゴダール、果ては日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルもそうだ。
だが、日本人の間ではこのソルボンヌに関して、いくつかの誤解があるようだな。
まず第一に。
ソルボンヌを比喩で表現するときに、フランスの頂点に位置する最高学府という意味で、「フランスの東大」みたいな言い方をすることがある。たとえばこのサイト。
が、これは間違い。前回の記事でも書いたとおり、フランスの大学ってのはバカロレアさえ通ればどの大学にでも自由に入れる。で、そのバカロレアには8割くらいの生徒が受かる。
つまり、ソルボンヌに通っているのはフツーの学生だ、ということだ。カッキンカキンの秀才が集まってるというのは思い違いなんで、気をつけてくれよな。
つぎ。ソルボンヌ大学という名前の大学は、実は存在しない。
今あるのはパリ大学で、ソルボンヌってのはこの旧称みたいなもんだ。創始者がソルボンさんって名前の人だったんだな。しかし、1969年にパリにあった大学は改組されて、第1から第13までのパリ大学として新たなスタートを切った。
じゃあソルボンヌとはいま何を指すのかというと、これはカルチェ・ラタンにある昔ながらの大学校舎、

(ウィキペディアより)
この建物自体を示すことが多い。壁に「ソルボンヌ」って名前も刻まれてるしな。
現在、中にはパリ大学のうち第1、第3、第4、第5の一部が入っている。さらには国立古文書学校、高等研究実習院なんていう高等教育機関も含む。
ちなみにパリ大学にはそれぞれに別称があって、この古いソルボンヌの建物に入っているうちの3つはそれぞれ、パリ第1大学「パンテオン・ソルボンヌ」、第3大学「ソルボンヌ・ヌーベル」、第4大学「パリ・ソルボンヌ」と、ソルボンヌの名を冠している。だが、第5大学は「ルネ・デカルト」。超有名哲学者の名前が取られていて、ソルボンヌは影も形もない。どうだい、だいぶ混乱をきたしてきただろ。
パリ大学の中身ってのは複雑怪奇だ。これが第1大学は哲学部のみ、第2大学は文学部のみ、みたいにスパッと分けてくれればわかりやすいんだが、実際にはいくつかの大学に同じ学部が存在している。医学部は第5、6、7、11、12、13大に、文学部は第3、4、10大にあるんだな。
このソルボンヌの建物に入っているのは、おおむね人文科学系統なんだそうだ。ところが、同じ学部にいる限りは同じ建物で学び続けられるかといえばさにあらず、学年によって別の校舎へ行かなきゃならなかったりする。
2001年のアメリカ同時多発テロ以降、所属する学生以外、このソルボンヌの古い建物の中にも自由に入ることはできなくなった。いよいよ外部からはよくわからねえ大学になっちまったぜ。
とりあえず、「ソルボンヌ大学という名前の大学は、現在は存在しない」「ソルボンヌとは建物の名前」ということだけ、今日は覚えて帰ってくれよな。
経歴で「パリ大学卒」と書かずに「ソルボンヌ大卒」としている人は、何かをごまかしている可能性がある。
番長、今回の記事を書くにあたってたまたま見つけたんだが。芸能プロダクション「太田プロ」のサイトに、高木美也子さんとおっしゃる方のプロフィールがあった。なんでもニュースキャスターなんかも務めた才女だそうだが、プロフィールに「パリ第7大学(通称ソルボンヌ大学)理学部博士課程終了」(ママ)とある。まず「終了」じゃねえだろとツッコミたくなるが、何よりも、パリ7大はどう転んでもソルボンヌじゃあねえ。
ま、ひょっとしたら事務所が勝手につくったものかもしれねえけどな。パリ大学の博士課程を修めているとすれば、こりゃもう十二分に凄いキャリア。だが、日本じゃソルボンヌ大学ってしとかないとイマイチ響かねえと思ったのかねえ。
さらに。
日本には「ソルボンヌで勉強しました」という元留学生がたくさんいる。中にはパリ大学をちゃんと卒業したという人ももちろんいるだろう。
だが、ほとんどは「ソルボンヌの建物の中に事務所がある『フランス文明講座』という名の語学学校に通いました」という手合いだ。語学学校だからまったくフランス語がわからなくっても、カネさえあれば入れる。
この手の人が「ソルボンヌ大学で……」と言っているとすれば、それは詐称。文明講座は大学ではないからだ。でも、ソルボンヌで勉強したとか、ソルボンヌを出たとか言う分にはウソじゃあねえのよ。うーん、まぎらわしいねえ。
ただし、同じ語学学校の中でも、フランス文明講座は宿題の量が多かったりと授業が厳しめなことで知られている。文明講座をちゃんと修了したってんなら、それはそれとして認めてやってもいいんじゃねえかとは思うぜ。
いや、まいったね。
自称ソルボンヌさんに会ったら、本当はどこで何を勉強したのか、きちんと確認したほうがいいかもしれねえぜ。

有名?大学には、まいったね。
ようアンタ、フランスの大学と聞いて、どこが思い浮かぶかい。
少なからぬ人が、ソルボンヌ大学と答えたんじゃねえかな。
最近あんまりお目に掛からないが、いつもワイングラスを片手に持ってる髭男爵って芸人がいるだろ。あの二人組の男爵の方、山田ルイ53世は自称ソルボンヌ大学の出身を名乗っている、もちろんウソンコなんだが、そうやって使われるくらい代名詞的な存在ってこった。アメリカでいうハーバードやマサチューセッツ工科大みたいなもんだな。他にも漫画家にソルボンヌK子って名前の人がいる。由来は知らねえが、これも同じような理由で使ってるんだろう。
確かにソルボンヌは有名だ。起源を12世紀に持つヨーロッパでも最古の大学の一つで、著名人も多く学んでいる。ラジウム発見でおなじみのキュリー夫妻とか、サルトルやレヴィ・ストロースといったフランスを代表する知識人、さらにはヌーベルバーグの旗手として知られる映画監督のジャン・リュック・ゴダール、果ては日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルもそうだ。
だが、日本人の間ではこのソルボンヌに関して、いくつかの誤解があるようだな。
まず第一に。
ソルボンヌを比喩で表現するときに、フランスの頂点に位置する最高学府という意味で、「フランスの東大」みたいな言い方をすることがある。たとえばこのサイト。
が、これは間違い。前回の記事でも書いたとおり、フランスの大学ってのはバカロレアさえ通ればどの大学にでも自由に入れる。で、そのバカロレアには8割くらいの生徒が受かる。
つまり、ソルボンヌに通っているのはフツーの学生だ、ということだ。カッキンカキンの秀才が集まってるというのは思い違いなんで、気をつけてくれよな。
つぎ。ソルボンヌ大学という名前の大学は、実は存在しない。
今あるのはパリ大学で、ソルボンヌってのはこの旧称みたいなもんだ。創始者がソルボンさんって名前の人だったんだな。しかし、1969年にパリにあった大学は改組されて、第1から第13までのパリ大学として新たなスタートを切った。
じゃあソルボンヌとはいま何を指すのかというと、これはカルチェ・ラタンにある昔ながらの大学校舎、

(ウィキペディアより)
この建物自体を示すことが多い。壁に「ソルボンヌ」って名前も刻まれてるしな。
現在、中にはパリ大学のうち第1、第3、第4、第5の一部が入っている。さらには国立古文書学校、高等研究実習院なんていう高等教育機関も含む。
ちなみにパリ大学にはそれぞれに別称があって、この古いソルボンヌの建物に入っているうちの3つはそれぞれ、パリ第1大学「パンテオン・ソルボンヌ」、第3大学「ソルボンヌ・ヌーベル」、第4大学「パリ・ソルボンヌ」と、ソルボンヌの名を冠している。だが、第5大学は「ルネ・デカルト」。超有名哲学者の名前が取られていて、ソルボンヌは影も形もない。どうだい、だいぶ混乱をきたしてきただろ。
パリ大学の中身ってのは複雑怪奇だ。これが第1大学は哲学部のみ、第2大学は文学部のみ、みたいにスパッと分けてくれればわかりやすいんだが、実際にはいくつかの大学に同じ学部が存在している。医学部は第5、6、7、11、12、13大に、文学部は第3、4、10大にあるんだな。
このソルボンヌの建物に入っているのは、おおむね人文科学系統なんだそうだ。ところが、同じ学部にいる限りは同じ建物で学び続けられるかといえばさにあらず、学年によって別の校舎へ行かなきゃならなかったりする。
2001年のアメリカ同時多発テロ以降、所属する学生以外、このソルボンヌの古い建物の中にも自由に入ることはできなくなった。いよいよ外部からはよくわからねえ大学になっちまったぜ。
とりあえず、「ソルボンヌ大学という名前の大学は、現在は存在しない」「ソルボンヌとは建物の名前」ということだけ、今日は覚えて帰ってくれよな。
経歴で「パリ大学卒」と書かずに「ソルボンヌ大卒」としている人は、何かをごまかしている可能性がある。
番長、今回の記事を書くにあたってたまたま見つけたんだが。芸能プロダクション「太田プロ」のサイトに、高木美也子さんとおっしゃる方のプロフィールがあった。なんでもニュースキャスターなんかも務めた才女だそうだが、プロフィールに「パリ第7大学(通称ソルボンヌ大学)理学部博士課程終了」(ママ)とある。まず「終了」じゃねえだろとツッコミたくなるが、何よりも、パリ7大はどう転んでもソルボンヌじゃあねえ。
ま、ひょっとしたら事務所が勝手につくったものかもしれねえけどな。パリ大学の博士課程を修めているとすれば、こりゃもう十二分に凄いキャリア。だが、日本じゃソルボンヌ大学ってしとかないとイマイチ響かねえと思ったのかねえ。
さらに。
日本には「ソルボンヌで勉強しました」という元留学生がたくさんいる。中にはパリ大学をちゃんと卒業したという人ももちろんいるだろう。
だが、ほとんどは「ソルボンヌの建物の中に事務所がある『フランス文明講座』という名の語学学校に通いました」という手合いだ。語学学校だからまったくフランス語がわからなくっても、カネさえあれば入れる。
この手の人が「ソルボンヌ大学で……」と言っているとすれば、それは詐称。文明講座は大学ではないからだ。でも、ソルボンヌで勉強したとか、ソルボンヌを出たとか言う分にはウソじゃあねえのよ。うーん、まぎらわしいねえ。
ただし、同じ語学学校の中でも、フランス文明講座は宿題の量が多かったりと授業が厳しめなことで知られている。文明講座をちゃんと修了したってんなら、それはそれとして認めてやってもいいんじゃねえかとは思うぜ。
いや、まいったね。
自称ソルボンヌさんに会ったら、本当はどこで何を勉強したのか、きちんと確認したほうがいいかもしれねえぜ。

スポンサーサイト
番長、こんにちは!
海外大学留学の詐称はなんとも情けないですが、それがソルボンヌだとさらに滑稽さが増すような感じがあります。パリキャト大で詐称してみろ!それなら許せる、なんて言ったら番長に失礼でした。すみません。
『フランス文明講座』は人気あるようですが、日本人学習者が最も求めているのはフランス語をよりよく話せるようになることなのに、語学学校はどこも読み、書きが多いんですよね。しかも学習者はたいてい仏語力が十分にないので、課題をあれこれ出されて、「ひーひー言いながらコースをやっと終えたけれど、会話力はたいして向上してないぞ」みたいなケースが多いようです。
番長はパリキャト大に入る前に現地の語学学校へは行かなかったんですか?
海外大学留学の詐称はなんとも情けないですが、それがソルボンヌだとさらに滑稽さが増すような感じがあります。パリキャト大で詐称してみろ!それなら許せる、なんて言ったら番長に失礼でした。すみません。
『フランス文明講座』は人気あるようですが、日本人学習者が最も求めているのはフランス語をよりよく話せるようになることなのに、語学学校はどこも読み、書きが多いんですよね。しかも学習者はたいてい仏語力が十分にないので、課題をあれこれ出されて、「ひーひー言いながらコースをやっと終えたけれど、会話力はたいして向上してないぞ」みたいなケースが多いようです。
番長はパリキャト大に入る前に現地の語学学校へは行かなかったんですか?
triolet |
2010.06.30(水) 23:03 | URL |
【コメント編集】
番長、いつも楽しく読んでいます。
フランスの大学は、バカロレアさえ通ればどの大学にでも行けるので、ソルボンヌの大学には秀才が集まっているわけではない、というのは分かりました。
しかし、有名人を何人も輩出しているとなると、やはりすごいところでは??
つまり、日本では、「優秀な人が集まるから優秀な大学」という評価だけど、フランスでは、「優秀な人が育つから優秀な大学」だ、とか。
まぁ、何を持って優秀か、という問題もあるので、一概にはいえないでしょうけどね(笑)。
フランスの大学は、バカロレアさえ通ればどの大学にでも行けるので、ソルボンヌの大学には秀才が集まっているわけではない、というのは分かりました。
しかし、有名人を何人も輩出しているとなると、やはりすごいところでは??
つまり、日本では、「優秀な人が集まるから優秀な大学」という評価だけど、フランスでは、「優秀な人が育つから優秀な大学」だ、とか。
まぁ、何を持って優秀か、という問題もあるので、一概にはいえないでしょうけどね(笑)。
豊栄のぼるさん、押忍! そうよ、文明講座さえ受けてしまえば全くウソじゃねえ。もっとも、「ソルボンヌに行ったことがある」ってだけなら、カルチェ・ラタンへ物見湯山に足を運ぶだけでも言えるけどな。消火器の押し売りが「わたし消防署の方から来ました」って言うようなもんでさ。
フランス番長 |
2010.07.01(木) 16:45 | URL |
【コメント編集】
番長も行ったことあるぜ、フランス語の語学教室は。なんと言っても番長、フランスの地を踏むまでフランス語の学習経験が皆無でね。フランスに行くことが決まってから付け焼き刃的に日本で語学教室に行ったが、そんなもんでどうなるわけでもなく、フランスではアーベーセーから始めたもんよ。ホント、自分が幼稚園児に逆戻りしたような感覚だったぜ。ともかく、これからフランスに語学留学するって人がいるなら一つ言えるのは、語学学校ってのはフランスには山ほどあるから、日本の代行業者にダマされなさんなよってこと。もちろん優良な業者さんもいるが、特定の学校を妙に押してくるようなところには注意した方がいいぜ、そりゃマージンもらってるだけだからな!
フランス番長 |
2010.07.01(木) 16:49 | URL |
【コメント編集】
Naoさん、押忍! 確かにソルボンヌ出身者はキラ星のごとくだ。しかし、これはまず第一に、昔はパリの大学と言えばソルボンヌだったからで、キュリー夫妻にしたってフランシスコ・ザビエルにしたって、パリで大学に行こうと思ったら他に選択肢はなかったんだろう。現在にしても、何はともあれパリは大都会、分母がデカい。だから、パリ大学に集まってる学生の中にはそりゃ凄いヤツもいるわな、ってこともある。これは確率の問題だな。付け加えれば、家賃の高いパリに住んでるってことはそれなりに収入のある家庭の出なわけで、ってことは教育意識も高い親が多かろうという想像もできる。もちろん大学が学生を育てるって部分もあるだろうが、フランスの大学の場合、どこに入っても相当しごかれるんで、むしろあまり差がないような気もするぜ。
フランス番長 |
2010.07.01(木) 16:56 | URL |
【コメント編集】
フランスの大学の進級が難しいのは分かりましたが、大学入学者の中に不満は生じないんでしょうか?
入学者は若年層が多いでしょうけど、進級の遅れや大学中退は就職などにかなり影響すると思いますが…
入学者の4分の3が卒業できないのは、ちょっと数が多すぎるし、かわいそうな気もします。
昔のバカロレアは、受験者も合格者も少なかったんでしょうね。
進学率の上昇や大学の大衆化に、フランスの大学って対応できたのでしょうか?
ちょっと疑問に思います。
入学者は若年層が多いでしょうけど、進級の遅れや大学中退は就職などにかなり影響すると思いますが…
入学者の4分の3が卒業できないのは、ちょっと数が多すぎるし、かわいそうな気もします。
昔のバカロレアは、受験者も合格者も少なかったんでしょうね。
進学率の上昇や大学の大衆化に、フランスの大学って対応できたのでしょうか?
ちょっと疑問に思います。
あ |
2010.07.02(金) 01:38 | URL |
【コメント編集】
不満ねえ。そういやあんまり聞いたことねえなあ。ま、自己責任でってことなんだろう。フランスの場合、大学を中退するという言い方はしないからねえ。bac+1とかbac+2って表現するんだが、卒業というか、最後までちゃんと完走しないと何の価値もないってことにはならないのよ。もちろん、就職を有利に進める上で、完走するに超したことはないけどな。ただ、フランスの大学システムは、増えすぎたバカロレア合格者に対応できてねえ。こいつはご指摘の通りだぜ。
フランス番長 |
2010.07.05(月) 17:43 | URL |
【コメント編集】
はじめまして。文明講座の授業は決してソルボンヌの建物の中で開講されてるわけじゃないですよ!事務所は写真のソルボンヌの建物の中にありますが、授業は全然別のとこです。あと、一番上の最上級の試験は難しいので修了したら多少は自慢したくなるかも!?半分くらい容赦なく落ちるので、日本人だけじゃなく留学生みんなそうでした。確かにお金さえあれば入れるけど、レベルが上がるにつれて修了できない人も増えるし、パリカトより全然安いのであまり悪く言わないでくださいね。「カネさえあれば・・・」って番長、口悪いです!
フランス娘 |
2010.07.07(水) 03:07 | URL |
【コメント編集】
フランス娘さん、押忍! ご指摘ありがとう! 早速文章を訂正させてもらったぜ。やっぱり聞きかじったことで書くとこんなことが起きるよなあ。しかし、カネさえあれば「入れる」のは事実だからねえ。別に文明講座に行った人をくさすつもりはねえが、誤解はあると思ったんでね、そのへんはあしからずご了承いただきてえぜ!
フランス番長 |
2010.07.07(水) 05:32 | URL |
【コメント編集】
番長さん、押忍!
4年前にパリ・ソルボンヌ大学の第3課程(博士課程)に留学
していました。博士号は取りませんでしたが(笑)。
ところで、「ソルボンヌ大学という名前の大学は、現在は存在
しない」というのは、「パリ・ソルボンヌ大学なら存在するが、
ソルボンヌ大学というのは存在しない」という意味でしょうか?
ちょっとよく判りにくいものですから、質問されて頂きますね。
因みに、次のリンクはパリ・ソルボンヌ大学の公式サイトの
ものです。
パリ・ソルボンヌ大学
http://www.paris-sorbonne.fr/fr/
4年前にパリ・ソルボンヌ大学の第3課程(博士課程)に留学
していました。博士号は取りませんでしたが(笑)。
ところで、「ソルボンヌ大学という名前の大学は、現在は存在
しない」というのは、「パリ・ソルボンヌ大学なら存在するが、
ソルボンヌ大学というのは存在しない」という意味でしょうか?
ちょっとよく判りにくいものですから、質問されて頂きますね。
因みに、次のリンクはパリ・ソルボンヌ大学の公式サイトの
ものです。
パリ・ソルボンヌ大学
http://www.paris-sorbonne.fr/fr/
パリ・ソルボンヌ大学中退 |
2010.07.07(水) 18:31 | URL |
【コメント編集】
追伸ですが、確かにパリ・ソルボンヌ大学はバカロレアを取得していれば
誰でも入学できるのですが、だからと言ってソルボンヌに秀才がいないと
いう訳ではないですよね。それは日本の公立の小・中学校にも頭の良い
生徒がいるのと同様です。ソルボンヌは入学するのは簡単でも、学士号、
修士号、博士号などのディプロムは誰でも簡単に取得できるという訳では
ありませんから、番長さんのブログを読んで、「ソルボンヌは入るのは簡単
だから、そこで学位を取った人は大したことはないんだな」と勘違いする人が
いるのではないかと心配します。ソルボンヌのトップクラスの学生は本当に
凄いですから。グランドゼコール以外にも秀才は存在するのだなと思い
ましたね。
誰でも入学できるのですが、だからと言ってソルボンヌに秀才がいないと
いう訳ではないですよね。それは日本の公立の小・中学校にも頭の良い
生徒がいるのと同様です。ソルボンヌは入学するのは簡単でも、学士号、
修士号、博士号などのディプロムは誰でも簡単に取得できるという訳では
ありませんから、番長さんのブログを読んで、「ソルボンヌは入るのは簡単
だから、そこで学位を取った人は大したことはないんだな」と勘違いする人が
いるのではないかと心配します。ソルボンヌのトップクラスの学生は本当に
凄いですから。グランドゼコール以外にも秀才は存在するのだなと思い
ましたね。
パリ・ソルボンヌ大学中退 |
2010.07.08(木) 10:47 | URL |
【コメント編集】
パリ・ソルボンヌ大学中退さん、押忍! そうねえ、番長が言いたかったのは、たとえば「パリ第3大学(ソルボンヌ・ヌーベル)」とか「パリ第4大学(パリ・ソルボンヌ)」って学校はあるが、「ソルボンヌ大学」という大学はない、ということだ。実際、ソルボンヌ大学と言っても、1か3か4か、あるいは5なのか、どこの大学のことを指すのか判然としねえ。ま、どうしてもソルボンヌを名乗りたいってんなら好きにしてもらえばいいが、別にパリ大学でいいじゃねえか、ってことよ。
それと、パリ大学の学生にももちろん優秀な人はいるだろうが、何もパリに限ったことじゃなく、リヨン大にもレンヌ大にもいるだろうさ。まあそりゃ、人数や比率にはひょっとしたら違いがあるのかもしれねえが、グランゼコールとの間の差に比べりゃそう大したことはないんじゃねえかい。番長が言いたかったのは、フランスにおいて大学の名前にこだわることにはそう意味はねえよってことよ。仮にソルボンヌ信仰のようなものがあるとしたら、それは幻想だし、他の大学にもいる優秀な学生に失礼ってもんだぜ。
それと、パリ大学の学生にももちろん優秀な人はいるだろうが、何もパリに限ったことじゃなく、リヨン大にもレンヌ大にもいるだろうさ。まあそりゃ、人数や比率にはひょっとしたら違いがあるのかもしれねえが、グランゼコールとの間の差に比べりゃそう大したことはないんじゃねえかい。番長が言いたかったのは、フランスにおいて大学の名前にこだわることにはそう意味はねえよってことよ。仮にソルボンヌ信仰のようなものがあるとしたら、それは幻想だし、他の大学にもいる優秀な学生に失礼ってもんだぜ。
フランス番長 |
2010.07.08(木) 18:07 | URL |
【コメント編集】
このコメントは管理人のみ閲覧できます
|
2012.01.12(木) 13:53 | |
【コメント編集】
このコメントは管理人のみ閲覧できます
|
2013.02.01(金) 23:05 | |
【コメント編集】
このコメントは管理人のみ閲覧できます
|
2014.06.28(土) 08:04 | |
【コメント編集】
このコメントは管理人のみ閲覧できます
|
2014.06.28(土) 08:17 | |
【コメント編集】
このコメントは管理者の承認待ちです
|
2014.11.26(水) 01:12 | |
【コメント編集】
このコメントは管理者の承認待ちです
|
2015.04.18(土) 00:29 | |
【コメント編集】
このコメントは管理人のみ閲覧できます
|
2016.02.22(月) 17:23 | |
【コメント編集】
| BLOGTOP |
そうすると、ソルボンヌに行ったというのは嘘ではないわけですな。
私もそれをやりますかね。