2010.03.03 (Wed)
人気投票、意外なトップ
まいったね。
人気投票の意外な結果には、まいったね。
アンタの好きなフランスの著名人って、誰だい?
いや、こう言い換えた方がいいかもしれねえな。フランスの著名人で、誰か知ってるかい?
歴史上の人物じゃダメだぜ。
フランス大好きって人を除けば、フツーの日本人が知ってるフランス人ってのは限られてくるよな。
たとえば俳優で考えてみよう。まずジャン・レノがいるわな。しかし、そっから先が出てこないんじゃねえか。アラン・ドロンと答えたアンタ、年がバレるから気を付けたがいいぜ。
俳優といっても女優じゃどうだ。いや、わかってるよアンタが言いたいことは。あれだろ、「アメリ」の主演女優、なあ、あの子。かわいいよな。でも名前知らないんだろ、うん。オドレイ・トトゥだ。
あとはまあソフィ・マルソーくらいか。カトリーヌ・ドヌーブと答えたアンタ、年がバレるって言ったろ。おい、いの一番にブリジット・バルドーって答えたそこのアンタ! 番長も嫌いじゃねえぜ。
歌手ならどうだい。え、出てこないだろ。ひねり出してもエディット・ピアフにシルヴィ・バルタン、ミッシェル・ポルナレフ。途端にセピア色だぜ。
他のジャンルで言うと、昨今だとジダンやアンリなんかのサッカー選手がおなじみだわな。あとは学者や芸術家、ココ・シャネルらファッション界の人、ってなところだろうか。
あらためて感じるぜ。それくらいフランスって、実はなじみの薄い国なんだよな。
これは極東ニッポンでのイメージ。
さて、当のフランス国内ではどうなのか。
フランスの日曜日にだけ発行される週刊新聞「ジャーナル・ドゥ・ディマンシュ」が発表している、フランス人の人気ランキングという企画がある。
これは、政治家だろうがタレントだろうがスポーツ選手だろうが、フランス人なら誰でもOKのごたまぜ人気投票。
最新の順位は以下の通りだ。

どうだい、知らねえだろ。
ちなみに、サルコジ閣下は滑り込み49位。シラク元大統領は34位って、もう退任してから3年が過ぎようかっていうのに、サル公は大丈夫なのかね。政治家で最も順位が高かったのは、22位のシモーヌ・ヴェイユ女史。人工中絶を合法化したことで有名な人だ。こんなところにもMai68世代、だな。
もっとも、このランキングを見てもらってもわかるとおり、人気投票で名前が挙がるのはほとんどがタレントばっかりだ。歌手に俳優、コメディアンと。ま、人気投票ってのは洋の東西を問わず、そんなもんだわな。
ところがフランスには、タレントでも政治家でもないのに、長年にわたってこのランキングの上位に君臨し続けた大人物がいる。
2007年1月に94歳で亡くなられたおじいちゃんなんだが、常にトップ争いをしていて、1位になることもたびたび。最後に1位になったのは2003年7月の調査なんだが、このときのライバルはジダンだった。サッカー史上最も偉大な選手の1人とさえ言われるこの天才は、この年に3回目のFIFA最優秀選手賞を受賞している。それでも勝てなかった。
この人、アベ・ピエールという。

(日刊紙「ラ・クロワ」ウェブサイトより)
どうだい、聞いたことねえだろ。
番長もフランスに来るまでまったく知らなかった。
実はこのひと、神父さんなのよ。
フランスにエマウスっていう慈善団体がある。
各家庭からいらないものを引き取って使えるようにリサイクルし、売る。その収益をホームレスの住まいを提供するために使う。そういう運動を手がけていて、創設者がこのアベ・ピエールさんだ。
始めたのは戦後直後の1949年、まだリサイクルという発想自体が乏しかった時代だ。運動は広がりを見せ、今やエマウスは日本をはじめ世界41カ国に広がっている。
神父としては一匹狼的な存在だった。カトリックの総本山であるローマ教会からは距離を取り、エマウスの活動にも宗教は一切絡めなかった。
歯に衣着せぬ発言でも知られていた。神父なのに妻をめとってもいいんだとか、同性愛者も養子をとっていいんだとか言ったり、あるいは礼儀作法をけなしたり。そういうところがまた人気を呼んだんだろうな。
メディアの重要性をよく理解していて、マスコミに出るのを厭わなかったってのも、知名度を高めたんだろう。
ここはひとつ、宗教の枠は取っ払って考えようじゃねえか。言ってみりゃ慈善団体の会長さんだろ。日本にも世のため人のために立派な活動をしてる人はたくさんいる。しかし、こういう人がタレントを押しのけて人気投票のトップにくるって、日本で考えられるかい。いや、ねえよ。
亡くなったときはもちろんトップニュースよ。葬儀も生中継された。
番長、こういう人が支持される社会ってのは単純にスゴイと思うぜ。
フランスもなかなかやるもんだな。
ちなみに女性では、スール・エマニュエルという人がいた。2008年10月、99歳で亡くなってしまったんだが、やはりフランスは大騒ぎだったな。
この人は63歳にしてエジプトはカイロのスラムに住み着いて慈善活動をしたことで知られていて、フランスのマザー・テレサなんて言われていた。
こういう人たちに光が当たるってのはいいことだ。ひねくれ者のフランス人だけに、直球でいいことをやってる人にはかえって弱いのかもな。
いや、まいったね。
このサイトでは、日本で知られていないフランスの姿を色々と紹介してきたが、いいところが知られていないって話は初めて書いたような気がするぜ。
ま、たまにはこんなのもいいやな。

人気投票の意外な結果には、まいったね。
アンタの好きなフランスの著名人って、誰だい?
いや、こう言い換えた方がいいかもしれねえな。フランスの著名人で、誰か知ってるかい?
歴史上の人物じゃダメだぜ。
フランス大好きって人を除けば、フツーの日本人が知ってるフランス人ってのは限られてくるよな。
たとえば俳優で考えてみよう。まずジャン・レノがいるわな。しかし、そっから先が出てこないんじゃねえか。アラン・ドロンと答えたアンタ、年がバレるから気を付けたがいいぜ。
俳優といっても女優じゃどうだ。いや、わかってるよアンタが言いたいことは。あれだろ、「アメリ」の主演女優、なあ、あの子。かわいいよな。でも名前知らないんだろ、うん。オドレイ・トトゥだ。
あとはまあソフィ・マルソーくらいか。カトリーヌ・ドヌーブと答えたアンタ、年がバレるって言ったろ。おい、いの一番にブリジット・バルドーって答えたそこのアンタ! 番長も嫌いじゃねえぜ。
歌手ならどうだい。え、出てこないだろ。ひねり出してもエディット・ピアフにシルヴィ・バルタン、ミッシェル・ポルナレフ。途端にセピア色だぜ。
他のジャンルで言うと、昨今だとジダンやアンリなんかのサッカー選手がおなじみだわな。あとは学者や芸術家、ココ・シャネルらファッション界の人、ってなところだろうか。
あらためて感じるぜ。それくらいフランスって、実はなじみの薄い国なんだよな。
これは極東ニッポンでのイメージ。
さて、当のフランス国内ではどうなのか。
フランスの日曜日にだけ発行される週刊新聞「ジャーナル・ドゥ・ディマンシュ」が発表している、フランス人の人気ランキングという企画がある。
これは、政治家だろうがタレントだろうがスポーツ選手だろうが、フランス人なら誰でもOKのごたまぜ人気投票。
最新の順位は以下の通りだ。

(1位) ヤニック・ノア (歌手、テニス選手)
(2位) ダニー・ブーン (コメディアン、俳優、監督)
(3位) ジネディーヌ・ジダン (サッカー選手)
(4位) ミミ・マティ (コメディアン、俳優)
(5位) ガド・エルマレ (コメディアン、俳優)
(6位) ソフィ・マルソー (俳優)
(7位) シャルル・アズナブール (歌手)
(8位) ミシェル・サルドゥ (歌手)
(9位) フランシス・カブレル (歌手)
(10位) ジョニー・アリディ (歌手)
(「ジャーナル・ドゥ・ディマンシュ」のウェブサイトより)
どうだい、知らねえだろ。
ちなみに、サルコジ閣下は滑り込み49位。シラク元大統領は34位って、もう退任してから3年が過ぎようかっていうのに、サル公は大丈夫なのかね。政治家で最も順位が高かったのは、22位のシモーヌ・ヴェイユ女史。人工中絶を合法化したことで有名な人だ。こんなところにもMai68世代、だな。
もっとも、このランキングを見てもらってもわかるとおり、人気投票で名前が挙がるのはほとんどがタレントばっかりだ。歌手に俳優、コメディアンと。ま、人気投票ってのは洋の東西を問わず、そんなもんだわな。
ところがフランスには、タレントでも政治家でもないのに、長年にわたってこのランキングの上位に君臨し続けた大人物がいる。
2007年1月に94歳で亡くなられたおじいちゃんなんだが、常にトップ争いをしていて、1位になることもたびたび。最後に1位になったのは2003年7月の調査なんだが、このときのライバルはジダンだった。サッカー史上最も偉大な選手の1人とさえ言われるこの天才は、この年に3回目のFIFA最優秀選手賞を受賞している。それでも勝てなかった。
この人、アベ・ピエールという。

(日刊紙「ラ・クロワ」ウェブサイトより)
どうだい、聞いたことねえだろ。
番長もフランスに来るまでまったく知らなかった。
実はこのひと、神父さんなのよ。
フランスにエマウスっていう慈善団体がある。
各家庭からいらないものを引き取って使えるようにリサイクルし、売る。その収益をホームレスの住まいを提供するために使う。そういう運動を手がけていて、創設者がこのアベ・ピエールさんだ。
始めたのは戦後直後の1949年、まだリサイクルという発想自体が乏しかった時代だ。運動は広がりを見せ、今やエマウスは日本をはじめ世界41カ国に広がっている。
神父としては一匹狼的な存在だった。カトリックの総本山であるローマ教会からは距離を取り、エマウスの活動にも宗教は一切絡めなかった。
歯に衣着せぬ発言でも知られていた。神父なのに妻をめとってもいいんだとか、同性愛者も養子をとっていいんだとか言ったり、あるいは礼儀作法をけなしたり。そういうところがまた人気を呼んだんだろうな。
メディアの重要性をよく理解していて、マスコミに出るのを厭わなかったってのも、知名度を高めたんだろう。
ここはひとつ、宗教の枠は取っ払って考えようじゃねえか。言ってみりゃ慈善団体の会長さんだろ。日本にも世のため人のために立派な活動をしてる人はたくさんいる。しかし、こういう人がタレントを押しのけて人気投票のトップにくるって、日本で考えられるかい。いや、ねえよ。
亡くなったときはもちろんトップニュースよ。葬儀も生中継された。
番長、こういう人が支持される社会ってのは単純にスゴイと思うぜ。
フランスもなかなかやるもんだな。
ちなみに女性では、スール・エマニュエルという人がいた。2008年10月、99歳で亡くなってしまったんだが、やはりフランスは大騒ぎだったな。
この人は63歳にしてエジプトはカイロのスラムに住み着いて慈善活動をしたことで知られていて、フランスのマザー・テレサなんて言われていた。
こういう人たちに光が当たるってのはいいことだ。ひねくれ者のフランス人だけに、直球でいいことをやってる人にはかえって弱いのかもな。
いや、まいったね。
このサイトでは、日本で知られていないフランスの姿を色々と紹介してきたが、いいところが知られていないって話は初めて書いたような気がするぜ。
ま、たまにはこんなのもいいやな。

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はじめまして
当方、ちまちまと趣味で仏語をやってます。要するに趣味程度の情けない実力なわけですが、外国人用のフランス語の教科書にアベ・ピエール氏が載っておりました(写真付き)。この人がいなければles plus pauvresは・・・という条件法の表現にも使われていたように記憶してます。スール・エマニュエルさんの慈善活動についても同様でした。いいことやってる直球の活動家には惜しみない賛辞をというのは何人であっても大賛成ですね。偽善的な匂いがプンプンする輩も多いですから・・・
コミュからふらふらやってきました。番長殿のするどい突っ込み、ユーモアのセンスに何より確かな日本語力に脱帽です。暇を見つけて少しずつ読んで行きたいので、リンク貼らせて頂いてよろしいですか?
当方、ちまちまと趣味で仏語をやってます。要するに趣味程度の情けない実力なわけですが、外国人用のフランス語の教科書にアベ・ピエール氏が載っておりました(写真付き)。この人がいなければles plus pauvresは・・・という条件法の表現にも使われていたように記憶してます。スール・エマニュエルさんの慈善活動についても同様でした。いいことやってる直球の活動家には惜しみない賛辞をというのは何人であっても大賛成ですね。偽善的な匂いがプンプンする輩も多いですから・・・
コミュからふらふらやってきました。番長殿のするどい突っ込み、ユーモアのセンスに何より確かな日本語力に脱帽です。暇を見つけて少しずつ読んで行きたいので、リンク貼らせて頂いてよろしいですか?
ゆん |
2010.03.03(水) 17:14 | URL |
【コメント編集】
押忍!
実は私が尊敬しているのは、スール・エマニュエル。マザーテレサも。ああいう活動を地道に実践している方々を見習っていきたいです。スール・エマニュエルはフランスの若いSDFを見てフランスに帰国し手助けをしていたようです。
アベ・ピエールは実業家としても成功してお金持ちにもなれたかもしれないのに、収益を福祉に提供した事で、彼の思う宗教活動を実践したのでしょうね。
2人とも一匹狼的で宗派とは距離を取り、上手にマスコミを利用した、賢い人というイメージです。
直球で良い事をしている人達はどこか偽善的でそれを宣伝に使っているようにも思いますが、それでもしないよりした方がいい。例えば芸能人の多額な寄付や養子。ああいう事はお金持ちだからこそ出来る事でしょうね。
実は私が尊敬しているのは、スール・エマニュエル。マザーテレサも。ああいう活動を地道に実践している方々を見習っていきたいです。スール・エマニュエルはフランスの若いSDFを見てフランスに帰国し手助けをしていたようです。
アベ・ピエールは実業家としても成功してお金持ちにもなれたかもしれないのに、収益を福祉に提供した事で、彼の思う宗教活動を実践したのでしょうね。
2人とも一匹狼的で宗派とは距離を取り、上手にマスコミを利用した、賢い人というイメージです。
直球で良い事をしている人達はどこか偽善的でそれを宣伝に使っているようにも思いますが、それでもしないよりした方がいい。例えば芸能人の多額な寄付や養子。ああいう事はお金持ちだからこそ出来る事でしょうね。
姉御 |
2010.03.03(水) 18:55 | URL |
【コメント編集】
番長こんにちは。
いつも辛口で軽快でそれでいて鋭敏で大好きなこのブログですが、だからこそ今回の話はしみました。さすが番長。運び方も構成もすばらしい。
アベピエール、エマニュエルときてやはり次に頭に浮かんだのはコリュッシュです。私の中では、コメディアンで、マスメディアを利用してああいった活動ができるのは、本当に凄いんじゃないかと勝手に思ってます。
少し皮肉に考えると「人道主義に単純に反応するフランス人」、でも、これだけ教育課程の中で哲学的(番長の言う「ひねくれ」です)に常に物事を考えるように教えられてると、「素晴らしい人道的な行動」が、日々の日常の中で、どんなに簡単ではないかということ、人間のエゴと良心の狭間の葛藤のなかで、狭苦しく生きなければいけないことも、フランス人の頭には入ってるような気もします。
でもだからこそ、「それでもやらなきゃあかんのだ」と言って行動できる人間が、こんなにも尊敬されるんではないかなと。
ひねくれモノですね。でも人間らしい。
語弊を恐れずに言うと、日本の多くの人間はそういう人間的な葛藤すらも「しょうがない」といって、刹那の極地で生きているような気がします。否定的な合意が起こってる。
それが最近のグロテスクなほどの「消費主義」に還元されてる。
だから野宿のおっちゃんたちにも、若い層の派遣切りにも、「在日」朝鮮の問題にも反応しない。
「自分だけは違う」という神話がなりたっている。
私はいわゆる西欧中心主義(笑)には超懐疑的で、フランスの人びとや社会に対し、罵倒を浴びせたくなるときもたびたびですが、こういったとても人間らしい反応には、やはり、「人間として」輝くものがある、と思います。
長くてスミマセンなんか熱くなってしまつた
いつも辛口で軽快でそれでいて鋭敏で大好きなこのブログですが、だからこそ今回の話はしみました。さすが番長。運び方も構成もすばらしい。
アベピエール、エマニュエルときてやはり次に頭に浮かんだのはコリュッシュです。私の中では、コメディアンで、マスメディアを利用してああいった活動ができるのは、本当に凄いんじゃないかと勝手に思ってます。
少し皮肉に考えると「人道主義に単純に反応するフランス人」、でも、これだけ教育課程の中で哲学的(番長の言う「ひねくれ」です)に常に物事を考えるように教えられてると、「素晴らしい人道的な行動」が、日々の日常の中で、どんなに簡単ではないかということ、人間のエゴと良心の狭間の葛藤のなかで、狭苦しく生きなければいけないことも、フランス人の頭には入ってるような気もします。
でもだからこそ、「それでもやらなきゃあかんのだ」と言って行動できる人間が、こんなにも尊敬されるんではないかなと。
ひねくれモノですね。でも人間らしい。
語弊を恐れずに言うと、日本の多くの人間はそういう人間的な葛藤すらも「しょうがない」といって、刹那の極地で生きているような気がします。否定的な合意が起こってる。
それが最近のグロテスクなほどの「消費主義」に還元されてる。
だから野宿のおっちゃんたちにも、若い層の派遣切りにも、「在日」朝鮮の問題にも反応しない。
「自分だけは違う」という神話がなりたっている。
私はいわゆる西欧中心主義(笑)には超懐疑的で、フランスの人びとや社会に対し、罵倒を浴びせたくなるときもたびたびですが、こういったとても人間らしい反応には、やはり、「人間として」輝くものがある、と思います。
長くてスミマセンなんか熱くなってしまつた
ちは |
2010.03.03(水) 19:32 | URL |
【コメント編集】
番長、こんにちは。
mixiでマイミク申請した、アイビィの妹です。
(Webではももで通しているので・・・、ごちゃごちゃしてすみません。)
今日の記事も面白かったです。
私の大好きな作家の一人に須賀敦子さんがいるのですが、
彼女がイタリアから帰国した後、
練馬にエマウスの家を作り、廃品回収をしていたことを先日テレビで知り、
エマウスってなんだろう?とずっと思っていました。
今日、ここでその原点を知り、
フランスではとても人気のあるアベ・ピエールさんの存在を知ることができました。
ありがとうございます!
mixiでマイミク申請した、アイビィの妹です。
(Webではももで通しているので・・・、ごちゃごちゃしてすみません。)
今日の記事も面白かったです。
私の大好きな作家の一人に須賀敦子さんがいるのですが、
彼女がイタリアから帰国した後、
練馬にエマウスの家を作り、廃品回収をしていたことを先日テレビで知り、
エマウスってなんだろう?とずっと思っていました。
今日、ここでその原点を知り、
フランスではとても人気のあるアベ・ピエールさんの存在を知ることができました。
ありがとうございます!
もも |
2010.03.03(水) 20:32 | URL |
【コメント編集】
うわ~!うえのちはさんのコメントに感激してしまいました。
番長さんの記事はいつもとても面白い視点で大好きなのですが、正直、ときにあまりにもナショナリスト的かつ好戦的な批判やコメントがあるので、驚くこともしばしばです。先日の出生率に関する記事でも感じました。
基本的にわたしたちはメンタリティーが違うので、心理学的な分析なしに、現象だけ羅列し比較し分析しても疑問符と反発だけが残ることが多いのではないかと思います。比較するのならば両者にとって批判的かつ建設的であるべきかなと思います。そして差異のなかに共通点もあるはずです。
フランスは人道的な考えや人間的な心理を、日本に比べればたいへん重視しているのではないかと思います。行動が一貫していなくても両価性をつねに抱き行動し失敗するのも人間らしさです。そのなかから助けあうという精神が引き起こされることもあるでしょう。
妊婦の心理、女としての心理、子供の心理、老人の心理なんかは、日本よりもずっと大事に扱っている印象があります。しかしそれがすべて協調されてバランス良く成せることなんて難しすぎますから、フランスでは目に見える形で軋轢や問題が発生するのでしょう。ですが、それが人間らしさともいえます。
日本はひとのその人間らしさ、人間的心理を軽視して抑え込み、社会の一員としての存在を重視します。その立場ではないひとが、ほかのひとの立場を想像するなんてことが難しい国民です。人道的なんて観念、嘲笑するひとも多いのではないでしょうか。
とくに日本でいま軽視されてるのは「老人の心理」「妊婦と女性の心理」なのかもしれません。「子供若者が少なくなってきているのだから老人が老人同士で助け合うべき」 「老人の自立」 「子供を産みたい、仕事のもしたい、女性はどちらかを選択すべき」。しかしそれぞれ立場の心理状態を把握しないで、簡単に結論づけたり強行したりできるような問題ではないのではないでしょうか。
ひとの自然な両価的葛藤状態を理解できず、目の前の現象だけみていると、フランス人、いったい何がしたいのよ?日本じゃそんなことありえない!ってことになりそうですが、日本は社会に適応するため心理を抑圧された結果、暗いはなしも山積みですし、他人にたいして厳しすぎる印象です。
そしてわたしは、ダニーブーンが好きです。
番長さんの記事はいつもとても面白い視点で大好きなのですが、正直、ときにあまりにもナショナリスト的かつ好戦的な批判やコメントがあるので、驚くこともしばしばです。先日の出生率に関する記事でも感じました。
基本的にわたしたちはメンタリティーが違うので、心理学的な分析なしに、現象だけ羅列し比較し分析しても疑問符と反発だけが残ることが多いのではないかと思います。比較するのならば両者にとって批判的かつ建設的であるべきかなと思います。そして差異のなかに共通点もあるはずです。
フランスは人道的な考えや人間的な心理を、日本に比べればたいへん重視しているのではないかと思います。行動が一貫していなくても両価性をつねに抱き行動し失敗するのも人間らしさです。そのなかから助けあうという精神が引き起こされることもあるでしょう。
妊婦の心理、女としての心理、子供の心理、老人の心理なんかは、日本よりもずっと大事に扱っている印象があります。しかしそれがすべて協調されてバランス良く成せることなんて難しすぎますから、フランスでは目に見える形で軋轢や問題が発生するのでしょう。ですが、それが人間らしさともいえます。
日本はひとのその人間らしさ、人間的心理を軽視して抑え込み、社会の一員としての存在を重視します。その立場ではないひとが、ほかのひとの立場を想像するなんてことが難しい国民です。人道的なんて観念、嘲笑するひとも多いのではないでしょうか。
とくに日本でいま軽視されてるのは「老人の心理」「妊婦と女性の心理」なのかもしれません。「子供若者が少なくなってきているのだから老人が老人同士で助け合うべき」 「老人の自立」 「子供を産みたい、仕事のもしたい、女性はどちらかを選択すべき」。しかしそれぞれ立場の心理状態を把握しないで、簡単に結論づけたり強行したりできるような問題ではないのではないでしょうか。
ひとの自然な両価的葛藤状態を理解できず、目の前の現象だけみていると、フランス人、いったい何がしたいのよ?日本じゃそんなことありえない!ってことになりそうですが、日本は社会に適応するため心理を抑圧された結果、暗いはなしも山積みですし、他人にたいして厳しすぎる印象です。
そしてわたしは、ダニーブーンが好きです。
花畑牧場 |
2010.03.03(水) 20:33 | URL |
【コメント編集】
ビションさん、押忍! そうそう、フランス人って何につけ意見を求めてくるんだが、そんなすべてに意見を持ってねえよなあ。まあそりゃ、持ってた方がいいのかもしれんが、疲れちまうじゃねえか。そのへんは育ち方の違いなんだろうな。ところでダライ・ラマも、メディアの使い方を相当心得た御仁だよな。カーラ・ブルーニも鼻を伸ばすなんざ、さすがだぜ。
フランス番長 |
2010.03.03(水) 22:45 | URL |
【コメント編集】
記事をお褒めいただいて恐縮だが、そんな大した日本語力はねえと思うがなあ……。リンクはもちろん大歓迎だぜ! アベ・ピエールはホントにフランスでは超有名人で、知らないっていうと憐れみの目で見られちまうくらいだからな。そう言われても知らないものは知らないわけだが、覚えておいて損はない人名かもしれねえよな。スール・エマニュエルもしかり。好きなフランス人は?と聞かれたら彼らを答えておけば、株が上がること間違いなしだぜ。
フランス番長 |
2010.03.03(水) 22:59 | URL |
【コメント編集】
そうだよなあ、アベ・ピエールほどの才覚があればどれだけでもカネは儲けられただろうが、それをしなかったところが愛されるゆえんなんだろう。番長が一つ気になってるのは、この二人を継ぐような有名慈善活動家が見当たらないような気がすること。いや、カトリックの世界にはとんと疎いんで無知なのは勘弁してもらいてえんだが、どうなのかねえ。少なくともこういうランクで上位に出てくるような人はいないよな。フランスの底力を見せて欲しいもんだぜ。
フランス番長 |
2010.03.03(水) 23:02 | URL |
【コメント編集】
お気づきかとは思うが、番長別に、フランスが憎いわけじゃねえからな。いいものはいい、気に入らねえものは気に入らねえ、ただそれだけのことよ。コリュッシュね、レスト・ドゥ・クールの。やっぱそう来るかい。番長もやはり頭には浮かんでたが、あんまり話を拡散させると一見さんお断りな記事になっちまうからな、抑制したぜ。彼らが支持されるのには、いろいろな理由があるんだと思う。そりゃもう、分析しだせば単行本が一つ書きあがるんだろう。番長が考えるに、やっぱりメディアとの距離のとり方がうまいってのは大きな理由だろうな。単にいいことをするだけじゃなく、それを世に広める術を知ってた。もちろん、フランス社会にそれを受け入れる素地があったってのも大きいがな。みんなクリスマス前になると寄付するもんなあ。日本人も、ホントはそういうことができる人たちだと思うけどな。潜在的な力をうまいこと喚起できる人がいないのかもしれん。
フランス番長 |
2010.03.03(水) 23:10 | URL |
【コメント編集】
番長さんの記事はもう100年前から勿論ですが、皆さんのコメントも楽しいです。あのー私そんなにおばあちゃんじゃないつもりですが、アズナブール・サルドゥ・バルタン等など、良く知ってます。(自分より年上の身近な人でフランスに縁のあるのが多いので、彼らから色々学びました)イブ・モンタンがリストに入ってないですねえ。。。何故かしら。エマウス活動その他、フランスに縁のある人たちから話を時々聞きます。こういう活動って、賢明な事は勿論、精神力が強かったり、ある程度海千山千でないと長期的には続けていけないですよね。シンプルに凄いと思います。
くらら |
2010.03.03(水) 23:13 | URL |
【コメント編集】
なになに、お名前のことはそう気に病むことはねえ、適宜やってくれりゃ構わねえよ。日本のエマウスは残念ながらさほどメジャーな団体ではないようだが、番長の小汚ねえサイトの記事がももさんの知識の環をつなげるのに役立ったんだとすれば幸いだぜ!
フランス番長 |
2010.03.03(水) 23:16 | URL |
【コメント編集】
日本人とフランス人、メンタリティは全然違う。おっしゃるとおりだよな。そりゃそうだ、飛行機で12時間もかかるくらい離れてんだからよ。だからまあ、慈善活動にしても出産にしても、日本は日本のやり方でやってくれりゃあそれでいい。無理をすることはねえんだ。番長自身の考えを言えば、アベ・ピエールやスール・エマニュエルがフランスであこがれの的になるのは、やっぱり現代のフランス人には彼らのような人道的な行動がうまくできないっていうもどかしさがあるんだと思う。いや、年末に郵便配達員が売りつけに来る慈善カレンダーを買うくらいのことは誰でもできるんだが、問題が大きくなってくると何もできない。たとえば、フランスで一番大きな問題ってのはどう考えてもパリ郊外なんかの、貧しい人達が団地なんかに押し込まれて住んでいる荒廃した地区だよな。あるいは毎年凍死者を出すホームレスとか。別にアフリカに目を転じるまでもなく、フランスにも貧しさは内在している。ところがどうしようもないわけだ。そういう葛藤をスッと超えて行動するアベ・ピエールさんたちはまぶしい。あやかりたい。フランス人は恋愛でもそうだが、そういう感情を表現するのが上手だよな。他方、確かに日本にアベ・ピエールはいないし、生み出す様子もない。とは言え番長は基本的に、日本人もできる子たちだと思ってんのよ。なんたって義理と人情の国なんだからな。隣人を救いたいっていう気持ちは、人間の根源的なものとして人種民族を超えて誰しもにあるんだと、番長は信じてるぜ。
フランス番長 |
2010.03.03(水) 23:34 | URL |
【コメント編集】
ハッハッハ、イブ・モンタンときたかい。こいつはまた世代が一回り上に行っちまったなあ。正直言って番長、俳優とか歌手にはとんと疎いのよ。記事に書いたくらいのことはまあ常識的に知ってるし、流行歌手の2、3は挙げられるが、そもそもが音楽ってものを聞かねえからなあ。これは邦楽でも同じことなんだが。あと、映画やドラマの類もまず見ねえ。てなわけで、今回の記事はこれでも背伸びして頑張った方なのよ!
フランス番長 |
2010.03.04(木) 00:03 | URL |
【コメント編集】
皆さんのコメント色々ですね。フランス番長の切り込み方は好きですねー。
勝手な自分の意見を一般論のように批判して自国の悪口を言う日本人が
けっこういる中で、
斜め上からユーモア込み視点のフランス番長のような意見、
まってましたって感じです。
慈善活動が目立つ欧米はやっぱり個人主義が際立ってるからだと
思います。日本は公的な援助に頼る前に、血縁間で問題を解決
してる所が多いんですよね、義理と人情の国ですから。欧米は
血縁に頼る前に公的援助を利用するんですよね。その違いは大きい
と思います。でもやっぱりフランスはカトリックの国なんだなと再認識。
勝手な自分の意見を一般論のように批判して自国の悪口を言う日本人が
けっこういる中で、
斜め上からユーモア込み視点のフランス番長のような意見、
まってましたって感じです。
慈善活動が目立つ欧米はやっぱり個人主義が際立ってるからだと
思います。日本は公的な援助に頼る前に、血縁間で問題を解決
してる所が多いんですよね、義理と人情の国ですから。欧米は
血縁に頼る前に公的援助を利用するんですよね。その違いは大きい
と思います。でもやっぱりフランスはカトリックの国なんだなと再認識。
Y子 |
2010.03.04(木) 20:45 | URL |
【コメント編集】
Y子さん、押忍! 言わずもがな番長の記事は独断と偏見に満ちみちているわけで、みなさんがそれをたたき台に色々なことを考えてくださるのはありがたいし、番長も大いに参考にしてるぜ。おっしゃるとおり、フランスはやっぱりカトリックの国だよな。いいところも悪いところもさ。極東の民から見ると興味の尽きないところだぜ。
フランス番長 |
2010.03.05(金) 06:42 | URL |
【コメント編集】
番長さん、こんちは。しばらく。
フランスの有名人、クロード・チアリとか言ったほうががいい?
フランスの有名人、クロード・チアリとか言ったほうががいい?
黒プリシラ |
2010.03.05(金) 21:08 | URL |
【コメント編集】
黒プリシラさん、押忍! 壁に耳ありクロード・チアリとは懐かしいねえ。娘さんも確かタレントだったと思うが、元気にやってんのかね? そういやあの人はフランス人だったなあ。フランソワーズ・モレシャンとかもそうか。それにしても、日本でも通用するフランスの有名人ってのはやっぱり少ねえなあ。
フランス番長 |
2010.03.07(日) 00:40 | URL |
【コメント編集】
まいどす。
慈善事業化が尊敬されるのは素晴らしい事だと思いますが、そこには二つの背景があるような気がします。一つは、まあキリスト教的な価値観。もう一つは、社会の格差が固定化していること。理不尽な貧富の差が存在しているからこそ、それを打破しようとする姿勢が尊いものとして映ると言うか。翻って日本について考えてみると、社会全体に於ける貧富の格差はそれほど大きくない(最近は拡大傾向だけど)、チャンスもそこそこ平等に与えられる。眼に見える理不尽さは少ない。でも反面そのせいで、いわゆる負け組の人達に対して冷たい空気、貧乏なのは君らが自己責任で人生に失敗したせいでしょ?と言いたげな空気があるように感じます。(なので、慈善事業に対するリアリティが不足していると言うか、そう言う事を話題にする人がいると、「え?なに?善人扱いして欲しい訳?」みたいな扱いをされかねない)
どっちが良いのかって結論を出すのは難しいけど、いずれにしても悲しい事だなあと思います。
今回の不況で日本経済がどんぞこまで落ちて、ホームレスが他人事でない社会になったら、もしかしたら日本でもこういう人が出てくる、、、のかな?どうだろう。
フランスの有名人で自分が好きなのは、キャンデロロですかね。
サタデーナイトフィーバーのエキジビションが未だに忘れられません。最近はコメンテーターとして活動してるんでしたっけ?(真央はご飯だとか言ってフランス人の顰蹙を買ったとかって噂が。。。)
ところで、47位のRama Yadeさんがちょっと気になりました。
Secretary of State for Sports?スポーツ担当の閣僚ってことですか?お若いのにスゴいですね。
慈善事業化が尊敬されるのは素晴らしい事だと思いますが、そこには二つの背景があるような気がします。一つは、まあキリスト教的な価値観。もう一つは、社会の格差が固定化していること。理不尽な貧富の差が存在しているからこそ、それを打破しようとする姿勢が尊いものとして映ると言うか。翻って日本について考えてみると、社会全体に於ける貧富の格差はそれほど大きくない(最近は拡大傾向だけど)、チャンスもそこそこ平等に与えられる。眼に見える理不尽さは少ない。でも反面そのせいで、いわゆる負け組の人達に対して冷たい空気、貧乏なのは君らが自己責任で人生に失敗したせいでしょ?と言いたげな空気があるように感じます。(なので、慈善事業に対するリアリティが不足していると言うか、そう言う事を話題にする人がいると、「え?なに?善人扱いして欲しい訳?」みたいな扱いをされかねない)
どっちが良いのかって結論を出すのは難しいけど、いずれにしても悲しい事だなあと思います。
今回の不況で日本経済がどんぞこまで落ちて、ホームレスが他人事でない社会になったら、もしかしたら日本でもこういう人が出てくる、、、のかな?どうだろう。
フランスの有名人で自分が好きなのは、キャンデロロですかね。
サタデーナイトフィーバーのエキジビションが未だに忘れられません。最近はコメンテーターとして活動してるんでしたっけ?(真央はご飯だとか言ってフランス人の顰蹙を買ったとかって噂が。。。)
ところで、47位のRama Yadeさんがちょっと気になりました。
Secretary of State for Sports?スポーツ担当の閣僚ってことですか?お若いのにスゴいですね。
kenjiro |
2010.03.09(火) 22:25 | URL |
【コメント編集】
kenjiroさん、押忍! フランスの階層は確かにかなり固定化してるな。というのも、単純にカネの問題だけでなく、文化的教養ってのがデカイ壁になってるからだ。カネだったら一代だけでも築けるが、教養は無理だ。成金は子どもの教育にカネを突っ込んでようやくその壁を破れる。上流階級ってのは一握りしかいないんだが、中流との間にある壁の高さはハンパねえぜ。確かにそういう社会だからこそ、下のほうに分け入っていく行為が尊ばれるところはあるだろうな。ところでラマ・ヤドちゃんだが、セネガル出身のカワイコちゃんで人気がある。サルコジが抜擢したんだが、サルコジのまわりにいる女性がみんなそうであるように、彼女も相当鼻っ柱が強いことで知られてるぜ。そのへんがまたいいんだろうな。
フランス番長 |
2010.03.10(水) 01:24 | URL |
【コメント編集】
番長さん
海苔はフランスでできたんですよねー?
海苔はフランスでできたんですよねー?
ますちゃんさん、押忍! の、海苔? なんのお話だい? そういや一つ星レストランにいったとき、前菜にうやうやしく海苔がでてきて苦笑いしちまったことがあったなあ。
フランス番長 |
2010.04.10(土) 08:20 | URL |
【コメント編集】
番長うぃっす!
ねえパパ?海苔ってフランスでできたんでしょ?
む?
だってパリっていうじゃない♪
というクロードチアリが昔娘さんとやってた海苔のコマーシャルご存知ないですか。
わーははは
ねえパパ?海苔ってフランスでできたんでしょ?
む?
だってパリっていうじゃない♪
というクロードチアリが昔娘さんとやってた海苔のコマーシャルご存知ないですか。
わーははは
ますちゃん |
2010.04.10(土) 17:40 | URL |
【コメント編集】
ますちゃんさん、押忍! いやいや、負けちまったよ。その海苔のCMはちと知らなかったなあ。クロード・チアリ父子、そんな仕事も請け負ってやがったか。やってくれるぜ!
フランス番長 |
2010.04.12(月) 19:00 | URL |
【コメント編集】
Y子さんに激しく同意ですー。
自分の主張と実際にやっていることの正剛をとるのって難しいことではありますが、その点、番長さんはその立ち位置が一貫しているので清々しいですねー。言っていることの是非は別として、かもしれませんがー。
物事の善し悪しは一つの物差しでは量れないときもありますし、正義も人によっていろいろですからー。
日本で好きな著名人を訊くと、坂本竜馬とかの歴史的人物とかがランキングに含まれたりしませんかねー?
今回のフランスのランキングは近代人に限定されてたんですかねー?
シャルル・アズナブールの名前にマスクと赤色を連想してしまうんですがねー、どうですか?
自分の主張と実際にやっていることの正剛をとるのって難しいことではありますが、その点、番長さんはその立ち位置が一貫しているので清々しいですねー。言っていることの是非は別として、かもしれませんがー。
物事の善し悪しは一つの物差しでは量れないときもありますし、正義も人によっていろいろですからー。
日本で好きな著名人を訊くと、坂本竜馬とかの歴史的人物とかがランキングに含まれたりしませんかねー?
今回のフランスのランキングは近代人に限定されてたんですかねー?
シャルル・アズナブールの名前にマスクと赤色を連想してしまうんですがねー、どうですか?
C子 |
2010.06.08(火) 12:36 | URL |
【コメント編集】
ハッハッハ、番長、自分の言ってることの是非に関する判断は、読み手の方に全部一任してんのよ。番長は思ったことを書くだけ。見方を強制するつもりはさらさらねえぜ。さて日本人の好きな著名人ランクだが。古今を問わずというランキングがもしあったら、坂本龍馬は必ず入ってくるだろうな。あと、織田信長あたりの戦国武将も相当入ってきそうだぜ。他方で石川遼くんやイチローみたいなスポーツ選手、タレントや俳優・芸人など、相当な混戦になりそうだよな。どっかやってくんねえかなあ。ところでシャルル・アズナブールだが、ご指摘どおり3倍速の赤い彗星の由来になってるらしいぜ。性能の違いが戦力の決定的な差じゃねえってことだな!
フランス番長 |
2010.06.09(水) 00:14 | URL |
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うちの仏夫(東京在住)は、ありとあらゆることに批判的であります。そして、私にも"君はどう思う?"と聞いてくる。。面倒くさいから(英語で日常会話だし)黙っていると、どうして日本人は自分の意見を言わないのか!(怒)
特に日本社会のホームレスに対する態度や昨今の派遣切り-失業者対策に対する政府の対応にも、お怒り気味。番長の今回の内容で、フランス人の単純すぎるほどの人道主義的な発想・行動に納得。ちなみに彼の尊敬するリーダーは、ダライラマだそうです。