2010.03.07 (Sun)
命がけだよ、バカンスは!
まいったね。
バカンスには、まいったね。
季節外れで申し訳ねえが、今回は夏休みのお話だ。
バカンス。フランスのシンボルの一つだよな。
日本でも、英語でバケーションって書くより、むしろバカンスってフランス語の方が通りがいいんじゃないかってくらいに普及してる言葉だ。
フランス人はバカンスのために生きているなんて言う人がいるが、あながち言い過ぎじゃあねえと番長も思うぜ。
毎年6月くらいになると、フランスは全体にそわそわと浮き足立ってくる。みんながバカンスのことを考えてるからだ。今年のバカンスはどこに行く?ってのがあいさつ代わりになる。周到に旅程を組み立てて「早割り」を使うタイプもいれば、宿代や電車賃がギリギリまで安くなるのを待つタイプもいて、そういう戦略なんかも含めて、寄ると触ると旅行の話ばっかりってな状況になるのよ。
で、7月14日の革命記念日、各地でドカーンと景気よく花火が上がるんだが、この花火を号砲にバカンスシーズンが始まるんだな。
フランスでは、年間に5週間のバカンスを取ることが労働者の権利として認められている。
5週間だよ、うらやましいねえ。この中にはクリスマス休暇なんかも含まれるが、それでも多くの人は夏場に2~4週間くらいのバカンスをたっぷりと取るわけだ。
そんなに長い休みを取ったことがあるかいアンタ、え? ないよな。番長もない。
日本じゃそもそも、有給休暇だってきっちり消化できねえ状況だからなあ。ハッキリ認めよう、この点では日本は後進国だよ。改善の兆しが見えないから「発展途上」ですらないね。
ただまあ、まんざらうらやましい話ばっかりでもないのよ。
フランス人のバカンスと言っても人によって様々だが、主流なのは海へ行くこと。で、日がな一日ビーチに寝そべって何もしない。せいぜい本を読むくらいよ。ただし、絶対に忘れちゃいけないことがある。サンオイルを持っていくことだ。
山へ行く人もいる。そりゃ中には登山をする人もいるが、少数派だな。大半は山あいのコテージかなんかに泊まって、見晴らしのいいところにデッキチェアを広げて、やっぱ寝る。やることと言えばせいぜい本を読むくらいよ。やはりサンオイルはあった方がいいかもしれんな。
そう、フランス人のバカンスってのは、とにかく何もしない。ひたすら脱力する。番長は飽きっぽいこともあって、寝るのは夜だけで十分だと思うんだが、日中にあくせくするなんてのは連中の流儀に反するらしい。
で、なぜだかしらんが日焼けがカッコイイということになっている。老いも若きもとにかく肌を焼くんだな。日本じゃ美白だ美白だっつって、むしろ肌を焼かないことに懸命だってのになあ。シミになりゃしねえのかと、ハタで見てても心配になるぜ。
とにかくバカンスの間にどれだけこんがり美しく肌を焼けるかってことに、連中は血眼なのよ。なんせ、バカンスの充実度は、休みが終わったときにどれだけ肌が焼けてるかで決まってくるからな。そんなに好きなら日焼けサロンにでも行けよって感じだが、それは美意識に反するんだろうな、見かけねえぜ。
そう、ひとくちにバカンスと言っても、流儀、美意識があるのよ。
日本の盆休みなんてのは、近場の景勝地や都心の美術館なんかに行く、あるいは撮りためたビデオや映画を見るってんで、遠出はせずに自宅でのんびり過ごすことだってあるだろ。
フランスではダメなんだな。とにかくどこかへ出掛けないことには沽券に関わる。9月になってなまっちろい肌なんか見せてみろ。おっせかいな連中に、ひょっとしてバカンスに行かなかったのか、どうして行かないんだ、病気でも患ってるのか、失業したのか、オマエは東洋人だからバカンスという素晴らしいものを知らないのか、なんて大騒ぎされることは必定だぜ。バカンスもきちんと過ごせないヤツは人間的に劣ってると言わんばかりにな。
だが、バカンスには金がかかる。
マーケティング会社のイプソスが2009年に調査したところでは、フランス人の平均バカンス予算は金融危機の煽りで112ユーロ減ったが、それでも1822ユーロ。これで2週間あまりを過ごすってんだから効率いいのかもしれんが、まあ25万円くらいは使うわけだ。
この時期はどのホテルもバカンス客を当て込んで宿泊価格を上げる。飛行機代なんかも高くなる。当然、行けないヤツも出てくるわな。
同じ調査では、バカンスに行くと答えた人は全体の56%だった。つまり、行かない(行けない)人も半数近くいるってことなのよ。意外に多いよな。
中には、さも出掛けているかのように見せかけて、家の中で息を潜めているかわいそうな人たちもいるって言うぜ。ホント、寅さんかってのよ(シリーズ第4作「新・男はつらいよ」より)。
ここまで来ると、バカンスもありがた迷惑だな。せっかくの休みなんだ、どう過ごしたって勝手じゃねえかよなあ。そうは問屋がおろさねえ、きっちり枠にはめ込んでくる、ってのがフランスなんだよなあ。
とまあこのへんはまでは笑い話だが、あんまり笑えない話もあるんだな。
バカンスシーズンは7~8月で、この時期にはみんなが休む。とは言え、いっせいに休んじまうとさすがのフランス社会も破綻しちまうんで、同じ職場の中でちょっとずつずらしあって休みを取る。それでも間に合わなければアルバイトを雇う。
どちらにしても、普段とは別の人間が担当するわけだ。役所なんかが典型だが、この時期はまったく仕事が進まない。そもそも自分に割り当てられた仕事だってロクにやらねえ連中だ、まして他人の仕事なんてやるわけがない。ろくに引き継ぎなんてしねえしな。申請した書類の処理は、本来の担当者が職場に戻ってきて、バカンスボケから回復するまで、およそ2ヶ月くらいは滞っちまうのが普通だ。
これはフランスじゃ年中行事。
まあ書類仕事なら、フランスのことだからしょうがねえな、と大目に見ることもできる。
どうにもならなくなったのが2003年の8月だ。
この年のフランスは記録的な猛暑に襲われて、パリでは連日40度前後まで気温が上がった。
いや、熊谷や多治見にお住まいのみなさんからすれば、何をなまっちょろいことを言ってやがるってな話だろうが、フランスってのはふだん寒いのよ。南仏のマルセイユで札幌と同じくらいの緯度だからな。パリの最高気温なんてのは8月でも22度くらいだ。暑いのに慣れてないんだな。
まあ、一部じゃ50度近くまで気温が上がったというから、これはやはり異常だろう。
よせばいいのに猛暑は約2週間にわたって続いた。普段が涼しいもんだから、フランスにはクーラーってものが存在しねえ。あまりの暑さに、お年寄りを中心にバタバタと人が倒れ始めた。
ところが、間の悪いことにバカンスシーズン真っ只中じゃねえか。
患者をみる医者もいなけりゃ、医療制度を下支えする公務員もいない。有効な対処を考えたり国民に警告を発したりするべき政治家も不在よ。
しかも、報道を見ていないのか、見ていても「セ・パ・マ・フォート」と知らぬフリを決め込んでんのか、一向に戻ってこない。
(※)「セ・パ・マ・フォート」とは、「私が悪いんじゃない」「私の責任じゃない」の意。子どもから老人まで、フランス人が広く使うナンバーワン言い逃れフレーズだ。
日本だったらこういう時、呼び出しがかかるわな。
フランスでも、事態の深刻さをいちはやく察知した救急医や警察が、非常事態だとせっついたのよ。
ところが、フランスで厚生労働省にあたる保健省は、大したことはないと突っぱねちまった。
保健省の大臣はテレビ局の求めに応じてインタビュー出演したが、なんとバカンス先の南仏コートダジュールから。当時のシラク大統領もカナダに出かけたまま。
手を打たないうちに、事態はどんどん深刻化した。結局、1万5千人もの死者を出す大惨事になっちまった。
こりゃ、半分は人災だぜ。
さらにひでえのはこの後だ。
パリでは遺体の安置場所がいっぱいになっちまった。なぜかって? 遺体を、特に死んだお年寄りを、家族が引き取りに来ねえからよ。ついには政府が食料品用の冷蔵倉庫を徴用し、さらには保冷車にも遺体を突っ込んで対応した。
阿鼻叫喚の地獄絵図だな。
さすがのフランスでも、この猛暑の後、バカンスの取り方を見直すべきなんじゃないかという議論が起きた。
ところが、喉元過ぎれば熱さ忘れるってヤツなのかな。結局は元の木阿弥。状況は何も変わらなかったのよ。
1万5千人の死者といえば、小ぶりの町が一つ丸ごと消えるくらいのおおごとだぜ。
何かを手に入れるってことは、一方で何かをあきらめるってことなのかねえ。
いや、まいったね。
チャラチャラとただ遊んでるように見えるバカンスだが、あれでフランス人は深い諦念と覚悟のもと、悟りを開いたような心境で肌焼きにいそしんでるのかもしれねえな。
んなわけねえか。

バカンスには、まいったね。
季節外れで申し訳ねえが、今回は夏休みのお話だ。
バカンス。フランスのシンボルの一つだよな。
日本でも、英語でバケーションって書くより、むしろバカンスってフランス語の方が通りがいいんじゃないかってくらいに普及してる言葉だ。
フランス人はバカンスのために生きているなんて言う人がいるが、あながち言い過ぎじゃあねえと番長も思うぜ。
毎年6月くらいになると、フランスは全体にそわそわと浮き足立ってくる。みんながバカンスのことを考えてるからだ。今年のバカンスはどこに行く?ってのがあいさつ代わりになる。周到に旅程を組み立てて「早割り」を使うタイプもいれば、宿代や電車賃がギリギリまで安くなるのを待つタイプもいて、そういう戦略なんかも含めて、寄ると触ると旅行の話ばっかりってな状況になるのよ。
で、7月14日の革命記念日、各地でドカーンと景気よく花火が上がるんだが、この花火を号砲にバカンスシーズンが始まるんだな。
フランスでは、年間に5週間のバカンスを取ることが労働者の権利として認められている。
5週間だよ、うらやましいねえ。この中にはクリスマス休暇なんかも含まれるが、それでも多くの人は夏場に2~4週間くらいのバカンスをたっぷりと取るわけだ。
そんなに長い休みを取ったことがあるかいアンタ、え? ないよな。番長もない。
日本じゃそもそも、有給休暇だってきっちり消化できねえ状況だからなあ。ハッキリ認めよう、この点では日本は後進国だよ。改善の兆しが見えないから「発展途上」ですらないね。
ただまあ、まんざらうらやましい話ばっかりでもないのよ。
フランス人のバカンスと言っても人によって様々だが、主流なのは海へ行くこと。で、日がな一日ビーチに寝そべって何もしない。せいぜい本を読むくらいよ。ただし、絶対に忘れちゃいけないことがある。サンオイルを持っていくことだ。
山へ行く人もいる。そりゃ中には登山をする人もいるが、少数派だな。大半は山あいのコテージかなんかに泊まって、見晴らしのいいところにデッキチェアを広げて、やっぱ寝る。やることと言えばせいぜい本を読むくらいよ。やはりサンオイルはあった方がいいかもしれんな。
そう、フランス人のバカンスってのは、とにかく何もしない。ひたすら脱力する。番長は飽きっぽいこともあって、寝るのは夜だけで十分だと思うんだが、日中にあくせくするなんてのは連中の流儀に反するらしい。
で、なぜだかしらんが日焼けがカッコイイということになっている。老いも若きもとにかく肌を焼くんだな。日本じゃ美白だ美白だっつって、むしろ肌を焼かないことに懸命だってのになあ。シミになりゃしねえのかと、ハタで見てても心配になるぜ。
とにかくバカンスの間にどれだけこんがり美しく肌を焼けるかってことに、連中は血眼なのよ。なんせ、バカンスの充実度は、休みが終わったときにどれだけ肌が焼けてるかで決まってくるからな。そんなに好きなら日焼けサロンにでも行けよって感じだが、それは美意識に反するんだろうな、見かけねえぜ。
そう、ひとくちにバカンスと言っても、流儀、美意識があるのよ。
日本の盆休みなんてのは、近場の景勝地や都心の美術館なんかに行く、あるいは撮りためたビデオや映画を見るってんで、遠出はせずに自宅でのんびり過ごすことだってあるだろ。
フランスではダメなんだな。とにかくどこかへ出掛けないことには沽券に関わる。9月になってなまっちろい肌なんか見せてみろ。おっせかいな連中に、ひょっとしてバカンスに行かなかったのか、どうして行かないんだ、病気でも患ってるのか、失業したのか、オマエは東洋人だからバカンスという素晴らしいものを知らないのか、なんて大騒ぎされることは必定だぜ。バカンスもきちんと過ごせないヤツは人間的に劣ってると言わんばかりにな。
だが、バカンスには金がかかる。
マーケティング会社のイプソスが2009年に調査したところでは、フランス人の平均バカンス予算は金融危機の煽りで112ユーロ減ったが、それでも1822ユーロ。これで2週間あまりを過ごすってんだから効率いいのかもしれんが、まあ25万円くらいは使うわけだ。
この時期はどのホテルもバカンス客を当て込んで宿泊価格を上げる。飛行機代なんかも高くなる。当然、行けないヤツも出てくるわな。
同じ調査では、バカンスに行くと答えた人は全体の56%だった。つまり、行かない(行けない)人も半数近くいるってことなのよ。意外に多いよな。
中には、さも出掛けているかのように見せかけて、家の中で息を潜めているかわいそうな人たちもいるって言うぜ。ホント、寅さんかってのよ(シリーズ第4作「新・男はつらいよ」より)。
ここまで来ると、バカンスもありがた迷惑だな。せっかくの休みなんだ、どう過ごしたって勝手じゃねえかよなあ。そうは問屋がおろさねえ、きっちり枠にはめ込んでくる、ってのがフランスなんだよなあ。
とまあこのへんはまでは笑い話だが、あんまり笑えない話もあるんだな。
バカンスシーズンは7~8月で、この時期にはみんなが休む。とは言え、いっせいに休んじまうとさすがのフランス社会も破綻しちまうんで、同じ職場の中でちょっとずつずらしあって休みを取る。それでも間に合わなければアルバイトを雇う。
どちらにしても、普段とは別の人間が担当するわけだ。役所なんかが典型だが、この時期はまったく仕事が進まない。そもそも自分に割り当てられた仕事だってロクにやらねえ連中だ、まして他人の仕事なんてやるわけがない。ろくに引き継ぎなんてしねえしな。申請した書類の処理は、本来の担当者が職場に戻ってきて、バカンスボケから回復するまで、およそ2ヶ月くらいは滞っちまうのが普通だ。
これはフランスじゃ年中行事。
まあ書類仕事なら、フランスのことだからしょうがねえな、と大目に見ることもできる。
どうにもならなくなったのが2003年の8月だ。
この年のフランスは記録的な猛暑に襲われて、パリでは連日40度前後まで気温が上がった。
いや、熊谷や多治見にお住まいのみなさんからすれば、何をなまっちょろいことを言ってやがるってな話だろうが、フランスってのはふだん寒いのよ。南仏のマルセイユで札幌と同じくらいの緯度だからな。パリの最高気温なんてのは8月でも22度くらいだ。暑いのに慣れてないんだな。
まあ、一部じゃ50度近くまで気温が上がったというから、これはやはり異常だろう。
よせばいいのに猛暑は約2週間にわたって続いた。普段が涼しいもんだから、フランスにはクーラーってものが存在しねえ。あまりの暑さに、お年寄りを中心にバタバタと人が倒れ始めた。
ところが、間の悪いことにバカンスシーズン真っ只中じゃねえか。
患者をみる医者もいなけりゃ、医療制度を下支えする公務員もいない。有効な対処を考えたり国民に警告を発したりするべき政治家も不在よ。
しかも、報道を見ていないのか、見ていても「セ・パ・マ・フォート」と知らぬフリを決め込んでんのか、一向に戻ってこない。
(※)「セ・パ・マ・フォート」とは、「私が悪いんじゃない」「私の責任じゃない」の意。子どもから老人まで、フランス人が広く使うナンバーワン言い逃れフレーズだ。
日本だったらこういう時、呼び出しがかかるわな。
フランスでも、事態の深刻さをいちはやく察知した救急医や警察が、非常事態だとせっついたのよ。
ところが、フランスで厚生労働省にあたる保健省は、大したことはないと突っぱねちまった。
保健省の大臣はテレビ局の求めに応じてインタビュー出演したが、なんとバカンス先の南仏コートダジュールから。当時のシラク大統領もカナダに出かけたまま。
手を打たないうちに、事態はどんどん深刻化した。結局、1万5千人もの死者を出す大惨事になっちまった。
こりゃ、半分は人災だぜ。
さらにひでえのはこの後だ。
パリでは遺体の安置場所がいっぱいになっちまった。なぜかって? 遺体を、特に死んだお年寄りを、家族が引き取りに来ねえからよ。ついには政府が食料品用の冷蔵倉庫を徴用し、さらには保冷車にも遺体を突っ込んで対応した。
阿鼻叫喚の地獄絵図だな。
さすがのフランスでも、この猛暑の後、バカンスの取り方を見直すべきなんじゃないかという議論が起きた。
ところが、喉元過ぎれば熱さ忘れるってヤツなのかな。結局は元の木阿弥。状況は何も変わらなかったのよ。
1万5千人の死者といえば、小ぶりの町が一つ丸ごと消えるくらいのおおごとだぜ。
何かを手に入れるってことは、一方で何かをあきらめるってことなのかねえ。
いや、まいったね。
チャラチャラとただ遊んでるように見えるバカンスだが、あれでフランス人は深い諦念と覚悟のもと、悟りを開いたような心境で肌焼きにいそしんでるのかもしれねえな。
んなわけねえか。

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ユキコ |
2010.03.07(日) 19:57 | URL |
【コメント編集】
番長さん、私以前からこのバカンスについて、すこーし疑問だなあと思ってたんですよ。これって、バカンスを街中で過ごし、毎日冷房の効いた映画館なんかに通いつめるのが本望な人は、肩身のせまい思いをするって事ですよね。それって立派な”おしつけ”や”全体主義思想”じゃないですか。海辺の方が冷房ギンギン映画館やショッピングモールより格上って、何処の誰が決めたの?えっ貴方?何故ですか?って思います。映画館や何かに行ってくれる人がいるおかげで経済も潤うんですけど、その辺分かってますかあーってかんじです。でもこういう事言うと、拝金主義とかこれだからアングロサクソンはとか始まるんですかねえ。
くらら |
2010.03.07(日) 22:25 | URL |
【コメント編集】
ユキコさん、押忍! もちろん土日は5週間の中には含まねえよ。そういや例の自殺事件だが、フランス人の自殺率をフランステレコムの従業員数に当てはめるとあれくらいの数の人間が自殺してても不思議じゃねえって専門家の話が載ってて、そんなとこだろうなと思ったぜ。
フランス番長 |
2010.03.08(月) 08:38 | URL |
【コメント編集】
ま、バカンスへ行けずに家の中で息を潜めてるってのはさすがに笑い話だが、肩身の狭い思いをするのは間違いないだろうな。なんとも言いようがないが、フランスって意外とそういう価値観の押し付け、あるんだよな。日本に比べると間違いなく個人主義の国なのに、なぜだろうねえ。ナゾだねえ。
フランス番長 |
2010.03.08(月) 08:43 | URL |
【コメント編集】
このコメントは管理人のみ閲覧できます
|
2010.03.08(月) 12:39 | |
【コメント編集】
日本でもバカンスにはどっかへ行かなきゃならねえ的な空気はあるよな。たとえば小学校のころの絵日記なんてのは、どこにも遠くへ行ってないなんてことになると若干後ろめたかったりしたもんよ。友達が派手なところへ旅行に行ってたりすればなおさらな。考えてみりゃ、クリスマスだバレンタインだってな番長とはまったく関係のねえイベントなんてのも、言ってみりゃ押し付けだよなあ、ハッハッハ!
フランス番長 |
2010.03.10(水) 01:04 | URL |
【コメント編集】
おもしろくて わかりすぎて 一気に過去分全部読んじゃいました!
私は 若かりしころ はじめてフランスを訪れたときから感じていた
「妙な違和感」 探求のため ついにワーホリで来仏したのですが・・・
いやー、彼らは決して裏切りませんね!
エブリデー オーララー セパブレー ジョンネマー です
(@@)
これからも ブログチェックします!
次回のネタも楽しみ。。。
私は 若かりしころ はじめてフランスを訪れたときから感じていた
「妙な違和感」 探求のため ついにワーホリで来仏したのですが・・・
いやー、彼らは決して裏切りませんね!
エブリデー オーララー セパブレー ジョンネマー です
(@@)
これからも ブログチェックします!
次回のネタも楽しみ。。。
c_monkey |
2010.03.10(水) 07:35 | URL |
【コメント編集】
c_monkeyさん、押忍! アンシャンテだぜ。番長の記事を楽しんでいただけたようで幸いよ。そういう違和感を楽しめるようになれりゃ一流なんだろうが、なかなかそうはいかねえのが渡世の辛さってヤツだな。ともあれ、今後ともキャトル・シス・キャトル・ヌフ!
フランス番長 |
2010.03.11(木) 09:27 | URL |
【コメント編集】
このコメントは管理者の承認待ちです
|
2014.02.17(月) 22:13 | |
【コメント編集】
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少なくとも夫(公務員)は昨年度「土日祝+48日」休んでます…
某電話会社の社員連続自殺にも釈然としませんでしたが、
(この国には「過労」や「超過勤務」は存在しないのに)
どんなに休んでも結局ストレスは解消できないらしいですね~