2010.03.17 (Wed)
桃栗3年柿8年、クイズ毎日45年!
まいったね。
毎日同じ番組を見せ続けられるのには、まいったね。
番長がフランスのテレビをつまらないと感じる原因はなんなのか。
前回の記事では、アメリカのドラマ番組ばかりをそのまま垂れ流してるのが一因だ、という話をした。
今回は、その代わり映えのなさに焦点を当てようと思うぜ。
フランスでは、午後8時半から深夜0時くらいまで、日本でいうところのゴールデンタイムとプライムタイムを除くと、月曜から金曜まで毎日ひたすら同じ番組をやってんのよ。
日本でも、ニュースはそりゃ毎日同じ時間にやってるさ。ワイドショーもそうだ。
しかし、ほとんどのバラエティ番組は週1回の放送だよな。火曜は「なるほど!ザ・ワールド」、木曜が「世界まるごとHOWマッチ」で、土曜は「クイズダービー」ってな具合によ。
どうだい、たとえば「クイズ・ミリオネア」が毎日午後7時から1時間やってたとしたら。家族で楽しく夕食を囲む時間にテレビに映ってるのが、いつもみのもんたの黒光りした顔だったとしたら。あの大仰なテーマ曲が、毎日迫ってくるとしたら。
くどいよなあ。飽きるよなあ。テレビ消すよなあ。
フランスは、まさにそういう状況なのよ。
午後5時半から8時ごろにかけて、TF1とフランス2、フランス3の主要3局では、クイズ番組が目立つ。
番組表から抜き出してみると、
(TF1:1チャンネル)
17:25 連続ドラマ (アメリカ製)
18:15 リアリティ番組(原版はスウェーデン)
★19:00 Le juste prix
20:00 ニュース
(フランス2:2チャンネル)
17:15 連続ドラマ (オーストラリア製)
★18:10 En toutes lettres
★19:00 N'oubliez pas les paroles !
20:00 ニュース
(フランス3:3チャンネル)
★17:30 Des chiffres et des lettres
★18:00 Questions pour un champion
18:35 ニュース
20:10 連続ドラマ(フランス製)
★印をつけたのは全部クイズ番組だ。
どうだい、クイズの時間ですよ、ってな感じだろ。
このすべての番組が、月曜から金曜までの毎日やってるのよ。
たとえば「Le juste prix」は値段をぴったり当てるクイズ。「En toutes lettres」は言葉のクイズで、日本で喩えるなら「さんずいへんの付く漢字を言え」みたいなタイプの問題が次々と出題される。
それぞれ楽しい番組だが、毎日見たかねえよ。週1回だったら、きっと待ち遠しくなると思うんだがなあ。
さっき、「クイズ・ミリオネア」を例に出したよな。
日本でもわかりやすいクイズ番組として挙げたんだが、意味もなく出したわけじゃねえ。実は、TF1では去年まで、午後7時から「クイズ・ミリオネア」をやっていた。月-金の毎日な。
みのもんたこそいないが、青空球児師匠みたいな顔の司会者、人気者なんだが、コイツが毎日現れちゃあクイズを出題してたんだぜ。
番長はウンザリだった。
フランスのクイズ番組には、日本と全く違う点が一つある。
すべての番組で回答者は一般の参加者、視聴者だということだ。
タレントは司会者とアシスタントくらいしかいねえ。
日本にもかつてはそういう番組がたくさんあった。「100人に聞きました」とか「アップダウンクイズ」とか「ベルトクイズQ&Q」とかな。
しかし、今ではアタック25のようなわずかな例外を除くと、ほとんどすべてが芸能人、タレントが回答するタイプの番組よ。
おそらくは普通のクイズ番組が飽きられて、「ヘキサゴン」に代表される、タレントのボケやリアクションを楽しむショーと、ゲーム性に重きを置かない「雑学王」のような知識提供型番組とに分かれたからだろう。
それに比べると、フランスのクイズ番組にはひねりがない。びっくりするくらいに、ない。
たとえば3チャンネルで月~金の17時半にやってる「Des chiffres et des lettres」。 こいつは直訳すると「数字と文字」という意味になるんだが、まさにそのままの番組だ。
なあアンタ、こういうゲームやったことあるかい。鉄道の切符を買うことがあるだろ。最近じゃスイカだのパスモだのが普及しちまってそういう機会も少なくなっちまったかもしれんが、一回も切符を買ったことがないって人はいねえよな。
で、JRの切符なんかそうだが、よく見ると端っこに4ケタの数字が書いてあるんだよ。「8163」とかさ。この4つの数字に四則演算を順に当てはめて10にするって遊びというか暇つぶし、知らねえかな? この例だと、「8-1+(6÷2)」=10になるだろ。
このクイズ番組では、今の「切符で算数遊び」と同じことをやってんのよ。いや、細かい部分は違うぜ。計算しなきゃいけねえ数字は6個で、1桁ばかりじゃなく100とか25なんてのも混じるが、全部は使わなくてもいい。目標の数字は3桁で毎回変わる。それと、尺の決まったテレビだからな、もちろん制限時間付きだ。
これは「数字」の話。「文字」の方は何かと言えば、アナグラムなんだな。ランダムに選ばれた9文字のアルファベットを並び替えて、意味のある単語にする。長ければ長いほどいい。見てると、7文字までは比較的簡単にできても、8文字以上はなかなかできないようだ。
いや、ハマればそれなりには面白いんだと思うぜ。方向性で言えば、数独やクロスワードパズルに似てるよな。
しかしこれ、テレビ番組にしなきゃならねえもんかね?
なんせ30分の放送時間中、画面に映るのは参加者である素人のおっさんとおばさんが机の上でコリコリと鉛筆を動かす姿だけ。リアクションなし、駆け引きなし。

(「Des chiffres et des lettres」、数字を組み合わせて計算する回答者)
あのさ、見てる方がもたねえよ。司会のロンドンブーツ淳が小粋なトークを弾ませてるとか、解答者の堀北真希ちゃんが優美に眉をたわめてるとかならともかくも。
紙の上でやって楽しむもんであって、放映するもんじゃなかろうぜ。なんとも地味な番組で、実際あんまり面白くねえんだコレが。
なんとこの番組、公式サイトによると、驚くべきことに1972年から続いてるんだそうだ。
もう38歳だぜ。
額もだいぶ禿げ上がり、目覚めの枕に加齢臭がただよう年頃よ。
ちなみに、ギネスブックにも載ってるかの「笑っていいとも」ですら、82年から。10歳も年下だ。しかも、あちらは出演者や企画など手を変え品を変えやってるが、こっちは毎日同じようなことをシコシコと繰り返してるだけだからな。
さらに。似たルールの前身番組は、なんと1965年開始だそうだ。当時は隔週日曜日の放送で、68年から週1回になり、72年に今のルールとタイトルになったんだとか。
45年!
よく飽きないな、というのが率直なところだぜ。
フランスにはこういう長寿番組がゴロゴロしてる。
同じフランス3の「Questions pour un champion」。参加者が早押しで対戦するだけという超シンプルなクイズ番組だ。日本の「アタック25」から陣取りゲームの要素を排したものだと考えてくれ。
これは昨年、放送開始20周年を迎えた。
38年の前だとかすむようだが、こちらはなんと、月~日の毎日やっている。土日も含めてだ。つまり365日! しかも日曜は放送時間がいつもより20分長い特別版。笑っていいともみたいな再放送じゃねえぜ。
さらにスゴイのが、20年間まったく同じ司会者だということだ。
自分の祖父がこの番組の大ファンだったというフランス人がいて、この司会者の顔を見るだけでイライラすると言ってたぜ。そんなに嫌わなくても良さそうだが、それだけ感情移入ができるのも、家族でもないのに毎日見てるからだろうな。

(「Questions pour un champion」の司会者)
という具合で、とにかくマンネリはなはだしいのよ。
何もクイズに限ったことじゃねえ。朝やってる子ども向けのアニメにしろ、ペット番組にしろ、トーク番組にしろ、何にせよ毎日繰り返しやってるんだよな。
これもフランスのテレビがつまらなく感じられる一因だと思うぜ。
いや、まいったね。
繰り返される番組のテーマ音楽が、耳について離れやしねえよ。
……結構見てんじゃねえか!

毎日同じ番組を見せ続けられるのには、まいったね。
番長がフランスのテレビをつまらないと感じる原因はなんなのか。
前回の記事では、アメリカのドラマ番組ばかりをそのまま垂れ流してるのが一因だ、という話をした。
今回は、その代わり映えのなさに焦点を当てようと思うぜ。
フランスでは、午後8時半から深夜0時くらいまで、日本でいうところのゴールデンタイムとプライムタイムを除くと、月曜から金曜まで毎日ひたすら同じ番組をやってんのよ。
日本でも、ニュースはそりゃ毎日同じ時間にやってるさ。ワイドショーもそうだ。
しかし、ほとんどのバラエティ番組は週1回の放送だよな。火曜は「なるほど!ザ・ワールド」、木曜が「世界まるごとHOWマッチ」で、土曜は「クイズダービー」ってな具合によ。
どうだい、たとえば「クイズ・ミリオネア」が毎日午後7時から1時間やってたとしたら。家族で楽しく夕食を囲む時間にテレビに映ってるのが、いつもみのもんたの黒光りした顔だったとしたら。あの大仰なテーマ曲が、毎日迫ってくるとしたら。
くどいよなあ。飽きるよなあ。テレビ消すよなあ。
フランスは、まさにそういう状況なのよ。
午後5時半から8時ごろにかけて、TF1とフランス2、フランス3の主要3局では、クイズ番組が目立つ。
番組表から抜き出してみると、
(TF1:1チャンネル)
17:25 連続ドラマ (アメリカ製)
18:15 リアリティ番組(原版はスウェーデン)
★19:00 Le juste prix
20:00 ニュース
(フランス2:2チャンネル)
17:15 連続ドラマ (オーストラリア製)
★18:10 En toutes lettres
★19:00 N'oubliez pas les paroles !
20:00 ニュース
(フランス3:3チャンネル)
★17:30 Des chiffres et des lettres
★18:00 Questions pour un champion
18:35 ニュース
20:10 連続ドラマ(フランス製)
★印をつけたのは全部クイズ番組だ。
どうだい、クイズの時間ですよ、ってな感じだろ。
このすべての番組が、月曜から金曜までの毎日やってるのよ。
たとえば「Le juste prix」は値段をぴったり当てるクイズ。「En toutes lettres」は言葉のクイズで、日本で喩えるなら「さんずいへんの付く漢字を言え」みたいなタイプの問題が次々と出題される。
それぞれ楽しい番組だが、毎日見たかねえよ。週1回だったら、きっと待ち遠しくなると思うんだがなあ。
さっき、「クイズ・ミリオネア」を例に出したよな。
日本でもわかりやすいクイズ番組として挙げたんだが、意味もなく出したわけじゃねえ。実は、TF1では去年まで、午後7時から「クイズ・ミリオネア」をやっていた。月-金の毎日な。
みのもんたこそいないが、青空球児師匠みたいな顔の司会者、人気者なんだが、コイツが毎日現れちゃあクイズを出題してたんだぜ。
番長はウンザリだった。
フランスのクイズ番組には、日本と全く違う点が一つある。
すべての番組で回答者は一般の参加者、視聴者だということだ。
タレントは司会者とアシスタントくらいしかいねえ。
日本にもかつてはそういう番組がたくさんあった。「100人に聞きました」とか「アップダウンクイズ」とか「ベルトクイズQ&Q」とかな。
しかし、今ではアタック25のようなわずかな例外を除くと、ほとんどすべてが芸能人、タレントが回答するタイプの番組よ。
おそらくは普通のクイズ番組が飽きられて、「ヘキサゴン」に代表される、タレントのボケやリアクションを楽しむショーと、ゲーム性に重きを置かない「雑学王」のような知識提供型番組とに分かれたからだろう。
それに比べると、フランスのクイズ番組にはひねりがない。びっくりするくらいに、ない。
たとえば3チャンネルで月~金の17時半にやってる「Des chiffres et des lettres」。 こいつは直訳すると「数字と文字」という意味になるんだが、まさにそのままの番組だ。
なあアンタ、こういうゲームやったことあるかい。鉄道の切符を買うことがあるだろ。最近じゃスイカだのパスモだのが普及しちまってそういう機会も少なくなっちまったかもしれんが、一回も切符を買ったことがないって人はいねえよな。
で、JRの切符なんかそうだが、よく見ると端っこに4ケタの数字が書いてあるんだよ。「8163」とかさ。この4つの数字に四則演算を順に当てはめて10にするって遊びというか暇つぶし、知らねえかな? この例だと、「8-1+(6÷2)」=10になるだろ。
このクイズ番組では、今の「切符で算数遊び」と同じことをやってんのよ。いや、細かい部分は違うぜ。計算しなきゃいけねえ数字は6個で、1桁ばかりじゃなく100とか25なんてのも混じるが、全部は使わなくてもいい。目標の数字は3桁で毎回変わる。それと、尺の決まったテレビだからな、もちろん制限時間付きだ。
これは「数字」の話。「文字」の方は何かと言えば、アナグラムなんだな。ランダムに選ばれた9文字のアルファベットを並び替えて、意味のある単語にする。長ければ長いほどいい。見てると、7文字までは比較的簡単にできても、8文字以上はなかなかできないようだ。
いや、ハマればそれなりには面白いんだと思うぜ。方向性で言えば、数独やクロスワードパズルに似てるよな。
しかしこれ、テレビ番組にしなきゃならねえもんかね?
なんせ30分の放送時間中、画面に映るのは参加者である素人のおっさんとおばさんが机の上でコリコリと鉛筆を動かす姿だけ。リアクションなし、駆け引きなし。

(「Des chiffres et des lettres」、数字を組み合わせて計算する回答者)
あのさ、見てる方がもたねえよ。司会のロンドンブーツ淳が小粋なトークを弾ませてるとか、解答者の堀北真希ちゃんが優美に眉をたわめてるとかならともかくも。
紙の上でやって楽しむもんであって、放映するもんじゃなかろうぜ。なんとも地味な番組で、実際あんまり面白くねえんだコレが。
なんとこの番組、公式サイトによると、驚くべきことに1972年から続いてるんだそうだ。
もう38歳だぜ。
額もだいぶ禿げ上がり、目覚めの枕に加齢臭がただよう年頃よ。
ちなみに、ギネスブックにも載ってるかの「笑っていいとも」ですら、82年から。10歳も年下だ。しかも、あちらは出演者や企画など手を変え品を変えやってるが、こっちは毎日同じようなことをシコシコと繰り返してるだけだからな。
さらに。似たルールの前身番組は、なんと1965年開始だそうだ。当時は隔週日曜日の放送で、68年から週1回になり、72年に今のルールとタイトルになったんだとか。
45年!
よく飽きないな、というのが率直なところだぜ。
フランスにはこういう長寿番組がゴロゴロしてる。
同じフランス3の「Questions pour un champion」。参加者が早押しで対戦するだけという超シンプルなクイズ番組だ。日本の「アタック25」から陣取りゲームの要素を排したものだと考えてくれ。
これは昨年、放送開始20周年を迎えた。
38年の前だとかすむようだが、こちらはなんと、月~日の毎日やっている。土日も含めてだ。つまり365日! しかも日曜は放送時間がいつもより20分長い特別版。笑っていいともみたいな再放送じゃねえぜ。
さらにスゴイのが、20年間まったく同じ司会者だということだ。
自分の祖父がこの番組の大ファンだったというフランス人がいて、この司会者の顔を見るだけでイライラすると言ってたぜ。そんなに嫌わなくても良さそうだが、それだけ感情移入ができるのも、家族でもないのに毎日見てるからだろうな。

(「Questions pour un champion」の司会者)
という具合で、とにかくマンネリはなはだしいのよ。
何もクイズに限ったことじゃねえ。朝やってる子ども向けのアニメにしろ、ペット番組にしろ、トーク番組にしろ、何にせよ毎日繰り返しやってるんだよな。
これもフランスのテレビがつまらなく感じられる一因だと思うぜ。
いや、まいったね。
繰り返される番組のテーマ音楽が、耳について離れやしねえよ。
……結構見てんじゃねえか!

スポンサーサイト
あ |
2010.03.17(水) 11:27 | URL |
【コメント編集】
気になるな~。
こんにちわ、番長さん、ごきげんようです。
これだけ番組があって、問題を作るだけでもたいへ~ん!
昔の使いまわしとか?
他番組のパクリとか?
「先週他のチャンネル出てた」回答者がいたり。
そして、「賞金」「賞品」類は出るのでしょうか。
ドラマや歌番を制作するより、低予算だからですかね。
それにしてもスポンサーとのからみとか、
いろいろ問題ありそうだけど・・・・。
そもそもテレビ自体の普及率はどうなのよ~?
こんにちわ、番長さん、ごきげんようです。
これだけ番組があって、問題を作るだけでもたいへ~ん!
昔の使いまわしとか?
他番組のパクリとか?
「先週他のチャンネル出てた」回答者がいたり。
そして、「賞金」「賞品」類は出るのでしょうか。
ドラマや歌番を制作するより、低予算だからですかね。
それにしてもスポンサーとのからみとか、
いろいろ問題ありそうだけど・・・・。
そもそもテレビ自体の普及率はどうなのよ~?
もが |
2010.03.17(水) 13:07 | URL |
【コメント編集】
番長にほぼ100パーセント賛成です。
でも、Des chiffres et des lettresは、最近はまってしまい、毎日見てしまいます。
まれですが、出演者ができずに、私ができたとき、一人で喜んでいます。
LETTRESの場合、知ってる単語が出てきたら、私にも見つけられたはずなのにとちょっとがっかり。
フランスのテレビで嫌やなのは、毎日同じ番組をやってるくせに、始まる時間がいつも同じとは限らないところです。あと、急にやっていた番組がなくなること。あと、やっていたアメリカのドラマを話の順番どおりに放送しないときがあるところです。
でも、Des chiffres et des lettresは、最近はまってしまい、毎日見てしまいます。
まれですが、出演者ができずに、私ができたとき、一人で喜んでいます。
LETTRESの場合、知ってる単語が出てきたら、私にも見つけられたはずなのにとちょっとがっかり。
フランスのテレビで嫌やなのは、毎日同じ番組をやってるくせに、始まる時間がいつも同じとは限らないところです。あと、急にやっていた番組がなくなること。あと、やっていたアメリカのドラマを話の順番どおりに放送しないときがあるところです。
日本人を意識する毎日に疲れた私 |
2010.03.17(水) 16:24 | URL |
【コメント編集】
番長さん、こんにちは。
今回も為になる、そして笑えるお題をありがとうございます。
よくクイズ番組を見るな~とは思っていましたが、まさか毎日だったとは!
「青空球児師匠みたいな顔の司会者」・・・なんて素敵なネーミング!
日本にいた時、クイズ番組に関して、夫(仏人)に言われた事があります。
番組の最後に賞品・賞金のシーンがあって、それを見ながらですが、
「芸能人が賞品を自分で持って帰る?フランスだったら考えられない」
フランスは基本的に一般人で、有名人が出る時はチャリティーだと。
確かに、日本では出演者(芸能人)が自分で持って帰るのが普通で、
たま~に「視聴者に」なんて発言を聞くと、「素晴らしい!」と思う程。
夫曰く、番組出演で既に出演料を貰っているのに信じられない、と。
こんな所にも日仏の違いがあるんですね。
では、また新しい話題を楽しみにしています。
今回も為になる、そして笑えるお題をありがとうございます。
よくクイズ番組を見るな~とは思っていましたが、まさか毎日だったとは!
「青空球児師匠みたいな顔の司会者」・・・なんて素敵なネーミング!
日本にいた時、クイズ番組に関して、夫(仏人)に言われた事があります。
番組の最後に賞品・賞金のシーンがあって、それを見ながらですが、
「芸能人が賞品を自分で持って帰る?フランスだったら考えられない」
フランスは基本的に一般人で、有名人が出る時はチャリティーだと。
確かに、日本では出演者(芸能人)が自分で持って帰るのが普通で、
たま~に「視聴者に」なんて発言を聞くと、「素晴らしい!」と思う程。
夫曰く、番組出演で既に出演料を貰っているのに信じられない、と。
こんな所にも日仏の違いがあるんですね。
では、また新しい話題を楽しみにしています。
えみり |
2010.03.18(木) 03:08 | URL |
【コメント編集】
確かに日本の人口はフランスの倍だからねえ。とは言え、イギリスにできてフランスにできねえってのもおかしな話だとは思うぜ。北欧なんかから良質な番組が生まれてるところを見ると、国の規模というよりは能力の問題なのかな、という気がしなくもねえなあ。
フランス番長 |
2010.03.18(木) 08:51 | URL |
【コメント編集】
もがさん、押忍! 確かによくあれだけの問題をつくってるなあ、とは思うねえ。放送20年の単純早押しクイズなんか、つくってもつくっても端からなくなりそうだよな。しかし、ニンテンドーDSのソフトにもなってるくらいだから、それなりに整理・蓄積はされてんだろう。賞金や賞品は日本よりむしろ派手に出てるぜ。1回の放送で1万ユーロくらいなら珍しくもないって感じで、スポンサーもよく出してるよなあ。
フランス番長 |
2010.03.18(木) 08:55 | URL |
【コメント編集】
すごいハンドルネームだねえ。しかし、あの「文字」のアナグラムクイズにバンバン答えられるたあ、相当の手練とみたぜ。番長なんざチンプンカンプンだからな。そもそも数独とか、あの手の遊びは苦手ってのもあるが……。しかし、続いてるのは人気があればこそ。フランス人ってイメージに反して、ああいう地味なゲームが好きなんだろうな。放送時間の問題に関して言うと、やっぱフランスって視聴者がテレビ局の都合にあわせてる感じが強いよな。これは役所から個人商店まですべての場所で感じることでもあるが。
フランス番長 |
2010.03.18(木) 09:01 | URL |
【コメント編集】
実は番長も同じことを考えたのよ。視聴者の参加が乏しい日本の方が例外なのかなと。しかし、日本もかつてはそうだった。つまり変化したわけだ。フランスはそこをかたくなに変えなかったってことなんだろうなあ。どっちがいいかってことになるとまた話は別だがな。たとえば日本のウルトラクイズなんてのも視聴者参加番組で、クイズ好きは今でも復活を望んでいるようだしよ。しかしチャリティーとは、フランス人らしい発想だな。
フランス番長 |
2010.03.18(木) 09:11 | URL |
【コメント編集】
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
| BLOGTOP |
番組に影響が出てると思いますよ。
ただ日本でもテレビ離れの話題がよく出ますけど、フランスは日本より深刻そうですね。
そんな番組ばかりでは、さすがに飽きるでしょ。