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2010.04.04 (Sun)

モドキ硬貨のババ抜き行脚

 まいったね。
 ユーロ硬貨には、まいったね。


 アンタ、知ってるかい。
 ユーロ硬貨ってのは、額面の書かれた面こそ導入されている各国で共通しているが、



s-s-Euro_coins_version_II.jpg
ウィキペディアより)



 その裏側に施されているデザインってのは、国によって違うのよ。
 現時点で19カ国分があるそうだ。



s-euro.jpg
(サイト「All Around Italy」より)



 ユーロ圏は今後も拡大する見込みだから、デザインはさらに増えるだろう。
 かくいう番長も、かなりたくさんの国のユーロ硬貨を見たぜ。机の引き出しにコインを山のように貯めていた時期があったからな。
 というのもよ、かつてコインランドリーに日参してた時期があってね。1回の洗濯に3~4ユーロ、乾燥にやはり2~3ユーロを使っていた。機械には20ユーロまでの紙幣を入れられることになってるんだが、一度吸い込まれちまってさ。間の悪いことに日曜だったんだが、土日は無人のランドリーなんだ。しょうがねえから電話で主人を呼び出したんだが、オマエが本当に金を入れたという証拠がないと言われて大モメよ。
 今思えば、フランスの機械を信じて20ユーロなんていう高額紙幣を突っ込んだ番長が馬鹿だったんだがな。
 ともかく、以来スーパーのレジなんかでなるべく札を使い、小銭をつくっては貯め込むようにしていた時期があったわけだ。

 フランスにいるとドイツやスペインの図柄のコインはよく見かけるんだが、フィンランドやポルトガルあたりのが財布の中に入っていると、遠い所をよく来たなあなんて、思わずねぎらっちまったりしてね。
 国ごとにデザインが違うってのはなかなかオツなもんだな、くらいに思ってたぜ。


 ところが、そこはやっぱり落とし穴があるんだよなあ。
 あるときスーパーのレジにて。支払った硬貨の中から5セント玉をより出して、レジの姉ちゃんがためつすがめつし始めるじゃねえか。
 くるっと硬貨をひっくり返すと、そこには「suid-Afrika」の文字。「これは使えないわよ」と姉ちゃん。
 ああ、たばかられた!



s-safricacoin1.jpg
s-safricacoin2.jpg
(左が番長の持っていた5セント硬貨、右がヨーロッパで使われているユーロの5セント硬貨。上が額の書かれた面、下がデザイン面)



 帰って調べたところ、南アフリカの通貨・ランドの5セント硬貨だったぜ。フィンランドどころの騒ぎじゃねえよ、どんだけ遠くから来たんだっての。
 価値にしておよそ10分の1。こいつはぬかったぜ。どこで渡されたかな。
 レジの姉ちゃんはよく気付いたもんよ。色と大きさはほとんど同じだぜ。しかも、さっき書いたように、ユーロ硬貨のデザインってのは同じ額面のものだけで19種類もあるんだ。ちょいとばかり見慣れねえデザインのものがあったところで、気付かなさそうなもんじゃねえかよ、なあ。
 硬貨の感触を体感してんのかな。さすがプロ。つまんなさそうに仕事をしても、プロはやはりプロか。


 こういう経験、実は初めてじゃねえ。
 あのときは2ユーロ硬貨だと思ったら、タイの10バーツ硬貨だったのよ。



s-euro2.jpg
(サイト「A Pasar el Rato」より。上が10バーツ、下が2ユーロ)



 どうだい、クリソツだろ?
 こいつは定番らしい。かつての500円玉と韓国の500ウォン硬貨みたいなもんだな。やはり価値は10分の1程度だ。
 このときは自室で財布の中身を確認しているときに自分で気付いたのよ。どこで渡されたのかもハッキリ覚えてる。パン屋だったぜ。店員は固太りの姉ちゃんだった。雨が降ってて薄暗く、手元は見えにくかったこともある。番長、やや疲れていたということもあった。さもなきゃ気付いた瞬間に突き返してるところよ。

 この手のユーロ硬貨モドキ、周囲に聞くと、誰もが一度は経験しているようだ。
 つかまされないようにするには毎回チャリ銭に注意を払うしかない。ほとんどババ抜きのようなもんだな。


 いや、まいったね。
 手元にある硬貨がモドキだと知りながら、どうにか使う機会を狙っている輩もいる。
 ユーロ慣れしていない観光客は特にターゲットにされやすいようなんで、注意してくれよ。



bancho200.gif



#ちなみに、フランスではユーロの補助単位を「セント」ではなく「サンチーム」と呼ぶが、ここではセントに統一させてもらったぜ。


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テーマ : フランス ジャンル : 海外情報

11:00  |  コネタ・フランセ  |  トラックバック(0)  |  コメント(13)  |  編集  |  上へ↑

*Comment

ユーロ硬貨って、似たような色の硬貨ばかりですね。
しかも5円玉や50円玉のように、真中に穴があいた硬貨がないんですね。
写真を見ると、ユーロ硬貨とタイ硬貨は、同一に近いくらいよく似てますね。

ここまで似てると、間違う人が多いでしょうね。
自動販売機などで通ってしまう硬貨も、多いんじゃないですか?
あ |  2010.04.04(日) 12:58 |  URL |  【コメント編集】

■20ユーロは痛い

番長、こんにちは!
サービスを利用するときのトラブルのネタは結構ありますよね。20ユーロを吸い込んで返さないなんて、一体どういう機械作ってんだ!って。「本当に先進国なのか?」って言いたくもなるでしょう。そういうトラブルは外国人だけでなしに、現地の人もたまに体験するのでしょうけど、サービスの質とかトラブルについての彼らの意識や感覚はどういうものなのかは興味深いですね。日本人だから、「ありえねーだろ!」って思うことも、「あーあ、またかよ」ぐらいに感じているとか。そういえばSNCFの話のときに、番長は現地の人の批判を紹介していましたっけ。
コインといえば、小銭がたまるのが嫌で、スーパーのレジで札と一緒に端数の分のコインを渡すと、かなり高い確率で間違えるんですよね。フランスもイギリスも(たぶん他の周辺国も)。しかも、必ずこちらが損するような間違え方をします。たとえば5ユーロ25セントの商品に20ユーロ札と25セント渡すと、レジの人は戸惑った様子でちょっと考えて、おつりに1ユーロよこす、とか。おばさんよりも若い人に多いです。でも最近は自動レジに変わってきているんですかね、フランスでも。
triolet |  2010.04.04(日) 15:40 |  URL |  【コメント編集】

こんにちは!とてもためになるお話し(毎回そうなのですが、今回はとくに!)ありがとうございました。私も近眼・老眼・うっかり者なのでこのお話しを教訓にばばを引かされぬよう気をつけたいと思います。
余談ですが、私はギリシャのデザインがけっこう好きで、それを手にすると「ラッキー♪」と、一日嬉しくなります(笑
oui oui |  2010.04.04(日) 19:50 |  URL |  【コメント編集】

■あ さん、押忍!

 そういやユーロ硬貨には穴あきがねえなあ。あれがありゃだいぶわかりやすそうだがな。ご指摘の通り、タイバーツはずいぶん自販機に突っ込まれたようだぜ。もっとも、フランスの自販機に関して言えば、ちゃんとしたユーロ硬貨を入れても反応しねえなんてことがザラにあるがな。フランスに来たら、なるべく自販機は避けるのが賢明ってもんだぜ。
フランス番長 |  2010.04.04(日) 23:16 |  URL |  【コメント編集】

■Re: 20ユーロは痛い

 trioletさん、押忍! ちなみにその20ユーロの件。電話でやってきたオヤジに機械を分解させたんだが、「20ユーロ紙幣を入れた記録は残っていない。オマエの言うことは信用できない」と抜かしやがる。そりゃトサカにくるだろ。すったもんだのあげく、なぜか番長が10ユーロを受け取ることになったんだが、いまだに腑に落ちねえな。しかし腑に落ちねえことだらけなんで、だいぶマヒしてきちまったよ。ところで、おっと!釣り銭については次回の記事で話題にさせてもらうとするぜ。自動で釣り銭が出てくるレジってのは、残念ながらまだまだ普及していねえようだな、フランスでは。
フランス番長 |  2010.04.04(日) 23:28 |  URL |  【コメント編集】

■oui ouiさん、押忍!

 まあ5セント硬貨くらいのことならまだ笑ってすませられる、ああ珍しい国の硬貨を見られて良かったねってなもんだ。だが、2ユーロってことになるとそうはいかねえ。何と言ってもユーロモドキをやすやすと渡されちまった自分にハラが立っちまうからな。いやホント、気をつけていただきたいぜ。
フランス番長 |  2010.04.04(日) 23:34 |  URL |  【コメント編集】

番長さま、こんにちは。

同じような経験で、昔、友人の財布からアメリカのコインが出て来たことがありました。
こんなこともあるんだね~と、微笑ましい思い出でした。
でも、世界はもっと広い。南アフリカやらタイのコインがまぎれてる可能性もあるんですね!

番長の20ユーロ事件は、ちょっと高いコインランドリー代になってしまいましたね。
しかし、20ユーロの証拠が無いとつっぱねるわりに、10ユーロは戻してくれたって。。番長が10ユーロ入れた証拠もないのにね。

おじさんの頭の中は、きっとこんな感じ。「20ユーロは入れたはずは無い(←おじさんの勘違い)、でも、この人がこんなに説明してるからお金を入れたのは確かだろう(←理由があるものに弱い)」
おそらく番長が状況説明したことで、コインランドリーのおじさんは、20ユーロは渡せないけど10ユーロなら、って気持ちになったのかな。全くもって、論理的ではないけど!

フランス人は、理由があるものに対しては聞く耳を持つ印象です。
それで、彼らは理由を聞くと、裏をとらずに鵜呑みにするときがあるような。
こんなチャランポランでも、この国が成り立ってる不思議!
ねね |  2010.04.05(月) 18:30 |  URL |  【コメント編集】

>こんなチャランポランでも、この国が成り立ってる不思議!
ねねさんのコメントに笑ってしまいました。ほんとにそうですよね。

私もフランスの自販機で何度も悔しい思いしましたよ。
初めてフランスに旅行される方は両替時に小銭は作っておくべきだと
ガイドに書いた方が言いぐらいですよね。
躊躇無く1000円札を自販機に突っ込む日本人には
フランスでの自販機で「ザッツ!フレンチクオリティー」の洗礼を
受ける人多いと思います。
きっとフランスをが成り立たせているのは一部のかなり優秀なエリートで
国を運営してるからなんでしょうね。そのエリート達も脱仏しているそうで。
今度フランスのエリート話を機会があればフランス番長節で切ってください。
Y子 |  2010.04.05(月) 21:35 |  URL |  【コメント編集】

■ねねさん、押忍!

 アメリカのコインなら、ユーロとの貨幣価値もほとんど同じようなところだし、故意ですり替えたんじゃねえだろうな。タイバーツは確実に故意! 見た目はそっくりだが、普通に生活する分には勘違いしようがねえからな。さてコインランドリーの一件だが、おそらくはご指摘のようなことなんだろうと番長も思うぜ。あるいは番長がうるせえもんだから黙らせようという苦肉の策だったのかもしれねえ。ま、だいぶ前のことだから今さら大した怒りもないがな。ま、いずれにしても、フランスで生きるためには自衛! これに限るぜ。
フランス番長 |  2010.04.06(火) 09:14 |  URL |  【コメント編集】

■Y子さん、押忍!

 そうなのよ。フランスにある機械ってのは何一つとして信用できねえんだが、ことにカネを吸い込む機械ってのは油断ならねえよな。タクシーなんかに乗るときでも、十分な釣り銭が用意されてねえし。このへんは慣れりゃ価格を丸めさせるってこともできるけどな。その点、クレジットカードやデビットカードが使えるのは本当にありがたいね。うむ、エリートかい。番長そのへんの方々とは全然付き合いがねえんでナンだが、社会の構造については一度書いてみてえところだな。
フランス番長 |  2010.04.06(火) 09:18 |  URL |  【コメント編集】

■管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2010.04.06(火) 10:34 |   |  【コメント編集】

確かにタイの10バーツと2ユーロは似ていますね。
私はイムでおつりをもらう時は、どんなに細かいものでもその場で確認していました。
何度もモノプリやその外のお店で、ワザとおつりを少なく返す店員に当たって信用出来ないからです(笑)
あいつら確信犯なんですよね~。
間違い指摘の言葉発したと同時に「あ、間違った」って、ちょろまかした1ユーロ速攻手渡してきます。(1ユーロ溜め込んで細かい仕事だw)
コインランドリーは悔しいですね。
ホント、人も機械も信用できない国です・・・。
ももくそ |  2010.04.06(火) 10:36 |  URL |  【コメント編集】

■ももくそさん、押忍!

 番長は原則としてスーパーではカードを使い、現金での支払いはしねえようにしていた。おっしゃるようにレジの店員は信用できねえからな。自然と小銭を使う場面は限られてくるんだが、それでもこのザマよ。そうなのよ、確信犯だってとこが一番腹立たしいよなあ。フランスでは性悪説に立たないと生きていけねえ。悲しいけど、コレ現実なのよね。
フランス番長 |  2010.04.07(水) 09:14 |  URL |  【コメント編集】

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