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2010.05.10 (Mon)

コルシカ、トリコロールの見えない島 移民国家フランス番外編

 まいったね。
 移民のような原住民には、まいったね。


 これまで、移民国家フランスの問題や矛盾をいくつか取り上げさせてもらった。余計な世話なのかもしれんが、いずれも日本じゃほとんど知られてねえような気がしたもんだからな。
 この移民、ほとんど世界中から集まっていると言ってもいいくらいだ。ヨーロッパ近隣諸国からの移民に加えて、アフリカや東南アジア、さらには中米のギアナといった旧植民地からの移民も多い。
 ところがだ。こいつは何の客観性もない、おなじみ番長による独断と偏見なんだが、実感としてフランスではアラブ系の移民ばかりが鼻つまみ者扱いをされている、有り体に言えば嫌われているように見えるんだな。

 一体なぜなのか。
 フランスという国は、フランス的な価値観を受け入れて同化する者にとっては、とても寛大な国だ。
 フランスの文化を受け入れ、フランス語を話し、フランスの大学で学位を取るような若者であれば、肌の色に関係なくどんな人間に対しても平等に接する。少なくともそういう建前になっていて、その建前はまあまあ守られている。
 そういう意味では、多くの日本人にとっては、フランスというのは住みやすい場所だ。日本人はまじめだからフランス語を一生懸命勉強するし、周囲にとけ込もうと努力する。「郷に入っては郷に従え」という考え方を元来持っているからな。こういう姿勢はフランス人にとって、ういヤツういヤツちこう寄れ、と歓迎されるわけだ。

 もっとも、たとえば採用人数が1人こっきりという就職試験があったとして、能力も人柄もまったく条件の同じ2人の候補者が残ったとしよう。1人が白人で1人が有色人種だったとしたら、さてどちらが選ばれるか。ほとんどは前者だよ。
 こういう差別ってのは今も存在して、フランス語では「ディスクリミナシオン・パッシブ」(消極的差別)という。そんなことだから、同化なんてのは白いフランス人にとって都合のいい物言いでしかないんじゃねえかという疑念は消えねえんだが、そいつはちょいと置いておこうか。
 ともかく、建前としては、フランス教とでも言うべきフランスの価値観に従うことができれば、その人はフランス人として歓迎されるんだな。


 その裏返しとしてフランスは、フランス的価値観を受け入れない者、自分たちに従わない者に対しては非常に冷たい。そりゃあもう情け容赦ねえ。
 そして、アラブ系移民はフランス人から見ると、その価値観を受け入れていないように見えるんだな。

 まず一つに、イスラム教徒だということがある。仏教なんかと違って、イスラム教徒の生活習慣は、元来キリスト教徒であるフランス人のそれとは相容れないことが多い。その筆頭がスカーフでありブルカだ。一夫多妻制もそうだ。
 それから、アラブ系がゲットーに隔離されていて、フランス人と交わる機会がないという理由もある。もっとも発端は、フランス政府の政策なんだがな。パリには安い住宅がないってんで、何の気なく郊外へと住まわせたのよ。今ではゲットーと化し、外部との間に高い壁を作っちまった。
 他にも、たとえば中国人はパリ市南部の13区、イタリア広場の南側にヨーロッパ最大と言われる中華街をつくっていて、北部の18区や19区にも規模は小さいが同じような地域がある。で、やっぱり同化しねえもんだから、フランスでは差別的に扱われることも多い。それでもアラブ系ほど目立たないのは、人口規模が小さいからだろう。フランス全土にムスリムが600万人いるのに対し、中国系の移民は80万人程度と言われているからな。


 ともあれ、アラブ系は肌の色が違うから嫌われるんじゃなく、フランスで良しとされる考え方に従わない、少なくともフランス人からは従っていないように見えるから、とりわけ嫌われてるんだな。
 そういうフランスの態度は肌の色に関係がないということは、あの島を見ればすぐにわかる。
 地中海に浮かぶ、かのナポレオン・ボナパルトの故郷。
 そうよ、コルシカよ。


 広島県ほどの大きさの島に人口約30万人。コルシカの人々は自分たちは自立した民族だという意識が強く、一定の自治を認められた議会を持つ。島内ではコルシカ語も流通してるぜ。
 もっとも、観光でコルシカを訪れても、コルシカ語を耳にする機会はまずないだろう。一般に使われている言葉はほとんどフランス語だけだ。
 コルシカは歴史上、イタリアの都市国家ピサ、同じくジェノヴァに長らく支配され、その後フランスの支配下に移った。
 島民は古くから反乱を起こしてきたんだが、いずれも制圧されちまった。しかし、ジェノヴァの支配下にあった1755年には、一度独立政府をつくり、独立を宣言してるんだな。あんまり手を焼くんでジェノヴァはついにさじを投げ、強い軍隊を持っていたフランスに統治を任せた。フランスはコルシカを併合し、そのまま現在に至るってわけだな。
 歴代の支配者達から、コルシカの人々は辺境の島の野蛮な民だとみなされ、長らく開発もされずに放置されてきた。
 第二次大戦が終わると多少はフランス本土の資本が入ってくるようになり、観光業や農業の開発が進められたんだが、その利益は島外からやってきた人間が独占。コルシカの人々は貧しいままだった。


 もっとも、18世紀のころのような独立への強い動きってのはなりを潜めてたそうだ。
 これが再燃するのは1960年代が終わろうとしていたころ。
 アルジェリア戦争の話を思い出してもらいたい。植民地時代のアルジェリアには100万人にのぼる白人が支配者層として住んでいて、独立後は逃げ帰った。ピエ・ノワールと呼ばれる人々だ。また、フランス側について戦ったアルジェリア人も本国へと逃れた。アルキと呼ばれる人々だな。
 彼らのうちおよそ2万人は、フランス本土の中でもコルシカへと逃れてきたのよ。その数は当時の島の人口の約9%にも上ったらしい。アルジェリアでしていたのと同じように、コルシカでもブドウのプランテーションを始めた。

 自分たちの土地に突然土足で踏み込んできた連中がどんどん肥え太っていく。自分たちの暮らしは一向に良くならない。こりゃおかしいだろってんで、コルシカの人々は1970年代、再び民族運動の動きを強めていく。1975年にはコルシカの民族組織がピエ・ノワールの農場を占領、治安当局との間での武力衝突に発展し、憲兵2人が死亡する事件が起きた。
 その流れを受けて83年、フランス政府はコルシカの人々の要求に応じる形で、自治を認めたんだな。
 98年には、民族主義者が当時の知事を殺害する事件も起きている。
 近年はそういう極端な動きこそ見られないが、コルシカ独自の文化を大事にしようという動きが強まっているようだ。


 そう、コルシカってのは、いわゆるフランス的価値観に染まらない土地、フランスに反旗を翻した人々なのよ。
 そんなコルシカがどんな状態に置かれているか。
 行ってみればわかるぜ。

 もともと急峻な山岳が大半を占めるという地形なんで、開発しにくいというのはわかる。
 しかし、道路にせよ鉄道にせよ、整備状況の遅れ方ときたらひどいもんよ。
 舗装はガタガタ、車線は狭い。それでも90年代になってから劇的に改善されたらしいがな。島を縦断しようと思ったら1日仕事。アジャクシオなんかの中心街は毎朝夕にひどい渋滞に見舞われる。鉄道やバス、タクシーといった公共交通機関もほとんど発達してねえ。
 目に入る建物もみすぼらしい印象は拭えないぜ。

 コルシカには一つだけ大学がある。
 できたのは1981年のことだ。正確に言うと、大学自体は1765年にできたんだが、1769年に閉鎖され、以後そのままにされていた。
 この大学をつくった人はパスカル・パオリといい、コルシカ独立戦争を率いた民族の英雄なんだが、副官を務めていたナポレオンの父親に裏切られてこの戦いに負け、イギリスへの亡命を余儀なくされた。これが1769年なのよ。
 逆にナポレオンの父親は、当時のフランス国王から貴族として認められたそうだ。そのおかげでナポレオンは9歳で本土へと渡り、軍学校に入学できたわけだ。後の軌跡についてはご存じの通りよ。
 ちなみにナポレオン自身はコルシカ生まれであることに誇りを持ち、パオリを尊敬して父親を嫌ってたっていうんだから皮肉だね。学校で熱心に勉強したのもコルシカを独立させるためだったって話だぜ。

 ともかく、コルシカ大学は2世紀以上に渡って放置されてたわけだ。ずいぶん冷てえじゃねえか、なあ。
 島民はこの間、高校を卒業すると、大学へ行こうと思ったら島の外へ出るしかなかった。
 いったん出たらどうなる? 本土での暮らしに慣れる、戻ったってどうせ仕事はろくにない、じゃあ本土で就職しようか、となるわな。
 コルシカからはどんどん若者がいなくなるってわけだ。
 統治するんだったら、ちゃんと治めろよ。

 それだけじゃあねえぜ。
 1960年、フランス政府はコルシカ島に地下核実験施設をつくると発表した。北部のバラーニュ地方にあるアルジェンテッラ鉱山というところの跡地だ。
 フランスはそれまで、アルジェリアにあるサハラ砂漠で核実験をしていた。ところが、アルジェリアは独立しちまったんで、代わりが必要になったんだな。そこで白羽の矢が立ったのがコルシカだったってわけだ。本土のニースから海を挟んで200キロ、ちょうどいいやってことなんだろう。
 コルシカの人々はこの発表にもちろん怒る。右から左まですべての人が反対してゼネストに突入、政府は結局この計画を撤回せざるを得なかった。
 で、どこに核実験場を持っていったか。ご存じの御仁も多いだろう、南太平洋はタヒチのムルロア環礁よ。つまりコルシカってのは、本土フランスにとってアルジェリアやタヒチと同列だった、ってことだよな。


 コルシカが長らく見捨てられてきたってのは、フランスに従わない者への無惨な仕打ちに見えてならねえぜ。
 番長の目には、コルシカ島と移民のゲットーが、同じような扱いを受けているように映っちまうのよ。
 フランスに従わない厄介者、ってな。


 ところで、これはコルシカの旗だ。



s-tetedemaure.jpg



 この旗、コルシカの至る所で見られる。一方でフランス国旗、赤白青のトリコロールを目にすることはほとんどないぜ。
 こいつをコルシカのシンボルに定めたのは、民族の英雄パスカル・パオリだ。白地に染め抜かれた黒い肌の男は、実はコルシカ人じゃねえ。ムーア人だ。かつてコルシカの人々が、イスラム帝国のムーア人に襲われながら勝利した、そのシンボルなんだそうだ。
 由来については諸説あるが、一つだけはっきりしていることがある。このムーア人ってのは別名があってな。ベルベル人って言うのよ。
 そう、アルジェリアやモロッコ、チュニジアに古くから住む人たちを指す、あのベルベル人だ。


 いや、まいったね。
 偶然の一致なんだが、できすぎた話じゃねえか。
 このベルベル人、白いバンダナを巻いてるだろ? このバンダナ、もともとは目隠しだったんだが、パオリが「俺たちはこれから目を見開いていくんだ」ってんで、おでこの上に外したと言われているぜ。
 フランス人にも、しっかり目隠しを取ってほしいもんだな。




bancho200.gif



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11:00  |  俺節フランス  |  トラックバック(0)  |  コメント(24)  |  編集  |  上へ↑

*Comment

番長、オッスでございます!
フランスの複雑な問題を平たい言葉で分かりやすく解説してくださってありがとうございます。
フランス人はたとえカタコトでもフランス語を話そうとする、フランス社会に馴染もうと努力するものには温かいというのは、確かにあると思います。
日本人も外国人が日本の習慣に馴染もうとすればういヤツと思いますしね~

コルシカが未だにフランスに染まらない地域だとは初めてしりました。
ナポレオンの幼少時代はそうだったのは本で読んで知っていましたが、いまだに気骨を持った人々が住んでいるんですね。
ちょっとおじいちゃんとかの話を聞いてみたいな。
Sonia |  2010.05.10(月) 16:58 |  URL |  【コメント編集】

コルシカ出身の人の話では、本土に行くコルシカ人は「裏切り者」的な扱いを受けるんだそうです(笑)
かなり本土に対する恨みが根強いと、色んな話を聞いて思いました。

おバカな本土の金持ちやイギリス人がコルシカに別荘を建てると、必ずマフィアが爆破してしまうそうですが、それも島の警官も暗黙の了解なことにバカうけ!
私はまだ見ていないんですが、ジャンレノの「コルシカン・ファイル」って映画はまさにそんな感じなのだとか・・・(笑)
ももくそ |  2010.05.10(月) 20:21 |  URL |  【コメント編集】

アラブ系移民について色々な偏見を持っているみたいで、その面でUMPなどを支持する右派フランス人と全く一緒です。アラブ系だからといって、イスラム教だ!というのが見た目に基づいた偏見に過ぎないし、偏見がなくなるようにもうちょっとアラブ系フランス人と接してください。貴方は多くのフランス人の持っている偏見をこのまま受け入れて、もうちょっと色々自分で考えてください。

 次は、移民問題ばっかりという貴方の考えたに基づいた発言です↓ 同じ言葉を一部の右翼フランス人から聞いたことありますよ。

 「パリにやって来る日本人系移民こそ、問題です。金持ちで高いアパートを借りて、貴方たちのせいでフランス人にはアパートがなくなります。日本人系移民はフランスから出て行けばいいと私はフランス人として思います。パリの外に出たら、どこでも日本だらけだし、もう侵略されているみたいです。あんた日本人系移民、自分の狭い小国にスペースがないとしても、早速自国に帰りなさい」

 そのような言葉を言われるのがつらいでしょう?今の貴方の気持ちは貴方の日記を読んだアラブ系フランス人と全く一緒ですだから、これから排外主義日記をやめてください。

 最後に、「移民国家」は気持ち悪い表現ですが、どこでも、日本でも、移民国家です。もともと人間がアフリカに現れ、世界まで人間が移動しました。日本列島に住んでいた人々はもともと上陸から来たわけだし、だから、日本も「移民国家」と呼びなさい。
 |  2010.05.10(月) 21:59 |  URL |  【コメント編集】

番長、ヤスでヤス。
なんでヤスねぇ、フランス人もコルシカ島民も、要するに身内意識が強すぎるんでヤスかねえ!?
だからこそ異質な者に対しては身内を守る的に排他的になるんでヤスかねえ!?
子連れの熊同士が睨み合っている、そんな感じがするでヤス。
差し出がましいでヤスが3コメさん。
あっしは見ての通りの学の無いもんでヤス。
そんなヤツが口幅ったい事を申しヤスが3コメさんは頭が良すぎて現実度外視してるでヤス。
偏見偏見申されヤスが、真の意味での客観性なんて無いでヤス。
程度の多少強弱の差でしか無いでヤス。
3コメさんの主張すら傍目には偏見にすぎない事、3コメさん程賢い方なら御理解出来る筈でヤス。
番長も3コメさんも、出過ぎた真似は平に御容赦願うでヤス。
失礼するでヤス。
ヤス |  2010.05.10(月) 22:39 |  URL |  【コメント編集】

まあ、好き嫌いってのは、人間誰しも持ってますからね…
政府首脳の好き嫌いが、政策に影響することはありうるでしょうね。
日本でも民主党政権になって、ダムなどの公共工事全廃などを打ち出しましたが、有力者の地元のダムはちゃっかり継続になりましたし…

フランスは大統領の権限が強そうですし、自分の票にならなければ、露骨な対応をするのかもしれませんね…
あ |  2010.05.10(月) 23:34 |  URL |  【コメント編集】

■Soniaさん、押忍!

 コルシカの問題ってのは、移民問題以上に複雑なようだ。番長はかじった知識で知ったようなことを書いてるんだが、表も裏もあって実に難しく、一口では言えねえぜ。ところで、おっしゃるとおり、日本人だって外国人が日本語をしゃべってくれれば嬉しいよな。これはもう、感動に近いと言っていいかもしれねえ。よくもこんな極東の言葉を勉強してくださいましたなと。反対に、アメリカ人やイギリス人ってのは、外国人が英語を話しても、おそらくさして驚きはしないよな。ま、言語に限った話じゃないんだが。フランス人って、英米人寄りなんじゃねえかって気がするじゃねえか。実は日本人寄りなんだよな。そのへんは面白いと思うぜ。
フランス番長 |  2010.05.11(火) 00:18 |  URL |  【コメント編集】

■ももくそさん、押忍!

 うーん、コルシカについちゃ相当ステレオタイプが強いような気がするぜ。ほとんどのコルシカ人は、別に独立なんか望んじゃいないんだけどな。本土フランス人は、コルシカ人ってのはテロリストばっかりみたいに思いがちっていう。ま、このへんはまた改めて書かせてもらうことにするぜ。
フランス番長 |  2010.05.11(火) 00:19 |  URL |  【コメント編集】

■Re:

 名無しのアンタ、押忍! リモートホストを拝見したが、他の記事にもコメントを寄せてくださった「フラ」さんだよな。コメントありがとうよ。ところがどうも番長には、フラさんのコメントの意味がよくわからねえんだな。ま、わからないなりにレスを返させてもらうぜ。
 まず一つ。そりゃ、アラブ系にもそりゃイスラム教じゃない人はいるさ。特に移民2世3世はな。だが、フランスでアラブ系が厄介者扱いされてる理由の一つは、どう考えたってイスラム教にあるとしか思えねえな。そしてアラブ人は、たとえばモハメッド(ムハンマド)なんて名前を持ってるだけでイスラム教徒だと認識される。こいつは事実じゃねえかい?
 次。日本人で喩えて下さった部分、こいつが番長にはさっぱりわからねえ。番長は「あんたアラブ系移民、早速自国に帰りなさい」なんてどっかに書いたかねえ? むしろ逆のことを書いたつもりだったんだが、そう伝わらなかったとしたら残念だぜ。
 三つ目。おっしゃるとおり、アウストラロピテクスの時代までさかのぼれば、全ての国が移民国家だろう。だが、番長がここで問題にしてるのは現在のことだ。残念ながら日本は、殊に第二次大戦後、移民を積極的に受け入れてこなかった。むしろ排除してきた。フランスに移民がたくさんいるというのは結構なことじゃねえか。それだけフランスが多様な国だってことよ。それとも何かい、フラさんはフランスが「移民国家」であることがお嫌なのかな?
 総じて言って、フラさんには番長の言いたいことがうまく伝わらなかったみたいで、かえすがえすも残念だぜ。番長の書き方がこなれてなかったせいだろう。今後も精進させてもらうぜ!
フランス番長 |  2010.05.11(火) 00:19 |  URL |  【コメント編集】

■ヤスさん、押忍!

 うーん、確かにフランス本土側にもコルシカ側にも、ともに意固地なところはあるね。もっとも、デカさが違うからな。ツキノワグマとエゾリスくらい違うっていうかな。全然違う点がいっぱいあるのを承知で、あえて乱暴に喩えちまうと、日本の本土と沖縄みたいな関係性っていうかな。うーん、言って後悔、やっぱ違いすぎるな。まあ、大きさの関係としてはそんなところだってことで、ご勘弁!
フランス番長 |  2010.05.11(火) 00:21 |  URL |  【コメント編集】

■あ さん、押忍!

 フランス大統領の権限の強力さ、露骨さってのは想像以上だぜ! 北朝鮮とまでは言わないが、中国なんかに近いんじゃねえかな。このへんについてはまた、詳しくお話しする機会もあるんじゃねえかと思うぜ。
フランス番長 |  2010.05.11(火) 00:22 |  URL |  【コメント編集】

返事ありがとう、フランス番長さん。

 時間経ったら、私のメッセージがちょっと攻撃的過ぎたと実感しました・・ このメッセージを消したかったけど、なんだか消せないみたい・・とりあえず、謝ります。すみません。フランス番長さんの日記をもうちょっと冷静に読んだら、貴方は右翼じゃないと思ったし、ちょっと私のコメントが激しすぎたのではないかと思いました。

ただ、「移民国家」という表現が微妙だと思うし、多くの日記で社会問題と移民のことをつなげようとしているみたいだから、ちょっと違和感を覚えたのかもしれないですね。

 ちなみに私自身はフランソワ(François)といいますが、フランス生まれ、フランス教育を受けたフランス人です。そして、アラブ系フランス人ではなく、完全な白人ですし、郊外出身とかではなく、フランスで言えば結構ブルジョワ家庭で育てられました。ちなみに、日本に留学したことがあるので、日本語は大体話せます。

 フランス番長さんはもうすでに意識していると思いますが、フランスで社会問題と移民を必ずつなげようとしている人がいます。例えば、郊外で行われた暴動などについては「移民のせい」だという排外主義フランス人の数がかなり多いですね。

 でもその説は完全に間違っています。暴動を起こした人の中で白人もたくさんいるわけだし、暴動が起きたのがパリだけではなく、白人ばっかりいる都市でも起きました。つまり、「移民のせい」というわけではなく、理由はただ貧困と「格差社会」です。

 パリ中心では全く暴動がありませんでしたよね。郊外だけですね。なぜかというと、中心では大体ブルジョワだけ(私含めて)住んでいて、簡単に大学に入れるし、就職などそんなに問題がないからです。 確かに郊外に暮らしている若者の中、移民系が多く、アラブ系だからといって差別され、フランス白人より就職しにくいし、当然フランス社会になかなか溶け込めない結果、暴動が起きます。

 1970年代に移民の数が今と大体一緒だったのですが、フランスで郊外暴動とかがありませんでしたよ。1970年代と比べて、就職しやすかったし、今より失業率が高くありませんでした。でも景気が悪くなって、フランスが便利な労働力として受け入れた移民に仕事がなくなり、フランス(白人)政治家の政策によって移民がゲットー(ghetto)に閉じ込められ、大変な状態になりました。そんなところで、失業率が40%に達したりして。

 私もそういうところで育てられていたとして、私の両親は二人とも失業者で彼らは外に出ずにずっとテレビを見て、大学なんかに入るわけがないし、学校で勉強したり本を読むより、16歳になったら、車をもやすのかもしれません、社会希望が全くなくてね。今の私とずいぶん違う人間になっていたでしょう。

 だから、暴動などの原因は移民ではありません。貧困とアラブ系・黒人系に対するフランス差別社会です。つまり移民を敵にすることが大きな間違いです。フランスに住んでいる日本人の多くは自分自身が移民であるということを意識していないし、社会問題が「移民のせい」という右翼的説が逆に自分に返ってくることさえわからない日本人もいます(フランス人から見たら、移民日本人)。

「パリに来る日本人移民のせい、フランス人にアパートがなくなる・家賃のの値段があがる」とかね。そのようなばかげた主張は「暴動=移民」と同じ一種です。

 そして、フランスは確かに歴史的に前の植民地から本土までたくさんの移民が来たでしょう。アルジェリアとかアフリカからたくさん来ました。それでも果たして「移民国家」と呼べるのでしょうか。私はそう思いません。

 もともと、人間がアフリカで現れ、その時点では世界まで広がったでしょう。そのプロレスで、はじめて日本列島に住んだ人々が上陸から来たわけです。つまり、その意味で、日本も「移民国家」ですし、「移民国家」という表現がかなり歪んでいると思います。そもそも全ての国家は「移民国家」ですから。「純粋国家」なんてフィクションにすぎませんし、朝鮮という日本の前の植民地からたくさんの韓国労働者(今の在日)が来日したとしても、日本を「移民国家」と定義することが同じく、間違いです。

 フランスでは確かに日本より色んな人種が見られますし、黒人やアラブ人がフランス語でしゃべっても全然当然だと思われていますが、例えば日本で白人・黒人などが日本語でしゃべりだしたら、「日本語上手!」と驚き、、相手が日本人の場合と同じ反応をしないでしょう、大体。

 確かに日本よりフランスのほうがよっぽどコスモポリタンだし、パリには毎日外で色んな外国語が聞こえるし、そこは素晴らしい特徴だと思います。移民がいるのは危険ではなく、文化交流というチャンスを与えてくれます。

 黒人・アラブ系フランス人を敵にする排外主義フランス人と同じく、「在日」などを敵にする国家主義日本人もいますが、両方危険の排外思想の持ち主に過ぎません。

 私は差別されるアラブ系・アジア系・黒人系フランス人の仲間だし、その差別を絶対に許しません。「移民のせい」ではなく、これからも「移民のおかげ」と思いたいし、「移民」である前に「人間」であることを忘れちゃいけないです!

 Nous sommes tous des enfants d'immigrés, première, deuxième, troisième génération !

 長文失礼しました。
フラ |  2010.05.11(火) 09:06 |  URL |  【コメント編集】

こんにちわ。
番長さんとフランソワさんのやりとりを読んでいたら改めて「移民国家」という単語が持つ意味を考え、そもそも「民族」の定義を再確認してみました。

「民族」とは。。。
「われわれ…人」という帰属意識を共有する集団。従来、共通の出自・言語・宗教・生活様式・居住地などをもつ集団とされることが多かった。民族は政治的・歴史的に形成され、状況によりその範囲や捉え方などが変化する。国民の範囲と一致しないことが多く、複数の民族が共存する国家が多い。

フランソワさん的にはフランスが「移民国家」と呼ばれることに異議を唱えたいのでしょうか。。。
「民族」的に考えると、わざわざ太古の昔までさかのぼらなくても日本には代表的なところでいえばアイヌ民族や琉球民族の存在がありますし、フランソワさんの言わんとしていることも分かる気がしました。

フランスで勉強していたときにフランスの誇りとすることのひとつに「多様性」というのを教授が強調していたことを思い出します。
革命が起きて、共和制をしいた歴史が今に受け継がれていることは住んで初めて実感したことです。
たぶん、日本では外から見たフランスのイメージが先行していて、そのギャップをなんとかしたい、という主旨でフランス在住日本人としての立場から番長さんがあれこれレポートしているんですよね?
貴重なサイーバースペースだと思いますので、これからもちょくちょくお邪魔させて頂ければ幸いです。てんてけてん。。。お後がよろしいようで。。。
芸妓 |  2010.05.11(火) 11:59 |  URL |  【コメント編集】

パリの13区って、中華街ですよね???一応。

ちなみにフランス人は中華系って大嫌いですよね???

フランス人がよくアラブ系と中国人はCafardだと言ってる印象があります・・・。

私の周りのフランス人だけなのでしょうか???
louloutte |  2010.05.11(火) 22:22 |  URL |  【コメント編集】

■コルシカの鬼

番長、こんにちは!

「我々はアメリカ人でも、フランス人でも、中国人でも、日本人でもない。我々は一人残らずホモサピエンスなんだから!!」なんていうせりふを聞いたことがあります。アメリカのレスリー・ニールセンの映画にもホモサピエンスねたの笑いの場面がありましたよ。
いや、くだらないこと言ってしまってすみません。

それはともかく、コルシカの話を読んでいてふと思ったのは、ナポレオンのことを王党派が「コルシカの鬼[食人鬼]」とか「簒奪者(usurpateur)」などと呼び名をつけましたけれど、「コルシカの鬼」には「鬼」の部分だけ侮蔑が込められているのではなく、「コルシカ」にもののしりの意味を込めていたんだな、と思いましたし、「簒奪者(usurpateur)」というのは「王位を奪った」というだけでなく、「(本当の)フランス人ではないコルシカ野郎が王位を奪った」という感情が込もっていたんだろうな、と思いました。

いつも素晴らしいブログをありがとうございます。
triolet |  2010.05.12(水) 00:54 |  URL |  【コメント編集】

コルシカ島の「放置」問題は共和国の価値の問題よりも、広い意味での戦略的価値の乏しい僻地が、国家の資源配分に与ることなく放置されているという、世界中どこにでもある問題ではないでしょうか。
また、乱暴な喩えで申し訳ないですが、フランスとコルシカ島の関係は、魅力の無い男性がお金と暴力で無理やり女性を繋ぎ止めるのではなく、お互い不満があっても分かれるわけではなく、それなりに自信を持って付き合っている男女関係のようなものではないでしょうか。
現在でも「魅力の無い男性がお金と暴力で無理やり女性を繋ぎ止める」ような振る舞いをして騒がしい付き合いをする国家は多々ありますが、それに比べると静かな付き合いの「放置プレイができる」ことは悪くないと思います。
rqrq |  2010.05.12(水) 17:35 |  URL |  【コメント編集】

■フラさん、押忍!

 いやいや、謝っていただく必要なんか一切ねえのよ! 番長が好き勝手なことを書いてるのと同様、コメントも好き勝手に書いてもらえりゃそれでいいんだぜ。ご意見ご批判大歓迎よ。フランス人の方に番長の記事を読んでいただけるとは、何とも嬉しいねえ。しかし、番長のこの書きぶりは相当読みにくいんじゃねえかな? にも関わらず、ずいぶん古い記事まで目を通していただいたみたいで、本当にありがてえよ。
 さて移民問題なんだが。番長もまさに、フラさんと同じところに違和感があり、問題意識を持ってんのよ。すなわち、なんでもかんでも移民のせいにする傾向な。いや、はっきり言って、移民や移民の子孫が暴動を起こしたり、移民の住む地区で犯罪が多かったりってのは、統計的な数字としては事実なんだろうと思うぜ。中には白人もいるだろうが、そりゃ割合としては移民の方が多いんだろうよ。だが、じゃあその根っこにあるのは何なんだ、誰がそういう状況をつくったんだ、と。また、そういう状況がどうしてそのまま放置されてんだ、と。「フランス」が移民に暴動を起こさせてるし、「フランス」が移民を犯罪をしなければならない状況に追いやってるってことを忘れちゃいませんかと。そのへんが引っかかっちまってしょうがねえんだな。そのへん、フラさんと番長の問題意識ってのは、まったく同じだと思うぜ。
 それと、純粋国家なんてものは幻想にすぎねえ、これも全く同感だ。「移民国家」という番長の言葉遣いがお気に召さねえようだが、そういう意味じゃねえのよ。番長がこの言葉を使って表現したかったのは。日本じゃフランスっていうと白人のことしか思い浮かべねえだろ? そうじゃねえよ、フランスにはたくさんの移民がいて、移民の子孫がいるんだってことを、はっきりと示したかったのよ。エッフェル塔だけじゃなくて、ゲットーの存在にも目は向けてくださいよと。わざわざ行くことはないがな。番長の記事の一貫したテーマは、フラさんからすりゃ余計な世話かもしれねえが、日本のみなさんに、なぜだか日本ではあんまり知られていないフランスの姿を知っていただくことにあるのよ。そのためには「移民国家」って言葉を使うのがいいように、番長には思えるんだな。
 移民国家ってのは決して否定的な意味じゃねえ。日本はフランスよりも排他的な国で、移民問題が起きるところまでまだ達していないとも言える。そういう意味じゃ、日本はフランスが移民国家として持ってるいい面は学ばなきゃならねえのよ。ヨーロッパってのは古来、民主主義や人権なんかで世界のお手本なんだ。移民問題でも是非!フランスに範を示してもらいてえぜ。
フランス番長 |  2010.05.12(水) 22:09 |  URL |  【コメント編集】

■芸妓さん、押忍!

 移民国家に関して、詳細なコメントをどうもありがとうよ! 番長としての考えはフラさん宛てのコメントに大方書いちまったんで、芸妓さんにおこたえする内容が残ってねえんだが……番長の考えてることをすこぶる的確に把握されてるんで驚いちまったぜ。それにつけても、こうして色々な方とコメントを交わすことは本当に勉強になるね。どちらさまも、今後ともキャトル・シス・キャトル・ヌフ!
フランス番長 |  2010.05.12(水) 22:13 |  URL |  【コメント編集】

■louloutteさん、押忍!

 おっと、おっしゃるとおりパリの13区は中華街と言ってしかるべきだろうな。こいつは記事を訂正しておいた方が良さそうだ。ご指摘に感謝するぜ。フランス人の中国嫌いはそこかしこで感じるところだな。番長に対しても、日本人だとわかったら態度が変わる手合いがいて、何とも胸くその悪い思いをすることがあるが……。北京オリンピック前の、チベット問題が熱かったころなんてのは特にひどかったねえ。
フランス番長 |  2010.05.12(水) 22:17 |  URL |  【コメント編集】

■Re: コルシカの鬼

 trioletさん、押忍! お褒めをいただいたが、とんでもねえ、番長もtrioletさんからいただくコメントにはいつも勉強させてもらい、ありがたいなあと思ってんのよ。今回ご説明いただいたことだって、番長は全然知らなかったぜ! コルシカが侮蔑されてる、っていう漠然とした範囲でしかな。なんともお恥ずかしい限りよ!
フランス番長 |  2010.05.12(水) 22:19 |  URL |  【コメント編集】

■rqrqさん、押忍!

 フランス本土とコルシカ島を夫婦に喩えるなら。子育てにも一区切りのついた奥さん、パートをしたり陶芸を習ったりと外出が多くなった。どうも最近キレイになった気がする。なんだか他の男と電話をしてるっぽい。俺と離婚しようとしてるんじゃないか!?って疑心暗鬼になって怒ってるダンナって感じじゃねえかな。なんでこういう話になるのかは、また次回の記事でずっぽり書かせてもらおうと思うぜ。引っ張るようなマネして申し訳ないねえ。
フランス番長 |  2010.05.12(水) 22:25 |  URL |  【コメント編集】

番長さん、こんばんわ。
いつも新しい記事を読むのを楽しみにしています。
あまり大したことを言うわけではありませんが、このコルシカについての記事を読んでふと思い出したことを書かせてください。
昔、フランス人の父が私に、彼の学生時代について話してくれました。当時大学(正しくはprepa予備校?)でエリート校に入るためのコンクールを準備をしている最中、あまり勉強が出来ない又はしない学生達に大して先生はこう言ってたようです。「そのままだとコンクールを落ちるどころか、おまえらコルシカ大学に行くことになっちまうぞ」と。これは偏見というか、完璧にコルシカを軽蔑していたようですね。そして学生たちはそうならないように一生懸命勉強したとか・・・。不思議なモチベーションです。
そして南フランスに育った父はコルシカ人について多くのblagues冗談を知っていて、よく好き好んで私に言います。大体のステレオタイプは:コルシカ人=怠け者。例えば、あるコルシカ人が散歩中、お札が道端に落ちているのを見つけても、彼はこう言うのです。ちょっと風が吹いてくれれば金持ちになれるのにね、と。悪気は無いようですがね。フランス人の他国家を軽く馬鹿にする悪い(けど面白い)癖ですね。
あと、追記ですが、中国人はよく「シントック」と呼ばれて、必ずしもいい目で見られていませんね。でも、この言葉を使うのはどちらかというとアラブ系の移民たちらしいです。移民同士で・・・。

移民問題、というのでしょうか。これは欧米のどの国家も抱える問題ですよね。米英では[multiculturalism]といって、移民の文化・言葉・宗教・生活習慣に敬意を表しているようで、ロンドンでは英語を一言も話さないパキスタニがいるみたいですね。でも結局、パリのように郊外ではなく、町の中心部にゲットーができてしまって、フランスと同じような問題に直面してます。イギリス式のassociation、フランス式のassimilation。どちらがベスト?と聞かれたら、答えはなかなか難しいものです・・・。

長々と失礼しました。
annaemon |  2010.05.13(木) 05:52 |  URL |  【コメント編集】

■annaemonさん、押忍!

 長文のコメントをありがとうよ。お父様がフランス人なんだねえ。そしてその体験談、実に興味深いね。次回の記事でちょっと書くつもりだが、本土フランス人のコルシカ人への態度ってのは、たとえばかつて東京の人間が千葉や茨城の住民を「ちばらぎ」なんて言ってバカにした、ってのに近いような気がするんだな。嫌悪じゃなくて、侮りっていうのかね。フランス人ってのは何に付け相手を小馬鹿にするような態度を取る傾向があるようだが、それが現れの一端というかな。
 中国とアラブのにらみ合いってのは、以前にロサンゼルスであった、黒人と韓国系移民の争いを想起させるね。ほくそ笑むのは白人ばかり、という。しかしおっしゃるとおり、移民問題ってのは欧米だったらどこでも見られる話のようだ。ただ、フランスのカレーにドーバー海峡を越えようとする移民がわんさかと集まってるところを見ると、どうやら彼らにとってはフランスよりもイギリスの方が住みやすく見えてるのかもしれねえな。ま、イギリス人の差別もたいがいひどいって話も聞くがな。
フランス番長 |  2010.05.14(金) 00:44 |  URL |  【コメント編集】

難しいアルジェリア問題に引き続き、これまた難しいコルシカ問題も・・・
大変興味深く読ませて頂きました。ありがとうございます。

最近”白人ではない”フランス人と移民問題について話す機会がありました。
彼の名前からいって、すぐに「違う宗教」と分かる人でした。
その人が置かれている環境によるので、「一意見」として聞きましたが、
とても博学な人で、言葉を選びながら話す彼の姿勢に心を打たれました。
掘り下げて行けば行くほど歴史的な話となり、知識が未熟なわたしは、
ただ聞くだけしかできず、家に帰ってwikipediaを読み、それでも難しく・・・

最近フランスに来た日本人のわたしが、こんな奥の深い問題に対して
どうこう言おうとなんて、そんなおこがましい事は思っていません。
でも、フランスに長く住む事になる身として、この国の事を知りたいのです。
今はまだ手探りの状態ですが、実際に自分の目で見て自分で感じ取り、
色々な人の意見を聞きながら、この国と長く付き合っていきたいと思います。

番長のブログを読むと、まだまだ学ぶ事が一杯だと痛感します。
次回の記事も楽しみにしています。
えみり |  2010.05.14(金) 02:35 |  URL |  【コメント編集】

■えみりさん、押忍!

 お話の中にあった博学なフランス人の方のような知識は番長、持ち合わせちゃいねえのよ。ここに書いてあるようなことってのはフランスに渡ってから知ったり調べたりしたことだからな。感じるじゃねえか、フランス人が日本について無知であるのと同様、日本人もいかにフランスについて知らなかったかってことを。コルシカの話ってのは、日本で言う沖縄問題みたいなもんで、と、これはコルシカと沖縄が同じって意味じゃねえぜ、そうじゃなくて、沖縄を知ることによって日本を知る、みたいなところがコルシカにはあるような気がするんだな。そのへんはまた別の記事で取り上げようと考えてるんだが、単なる辺境の島じゃねえんだ、ここは。あと、観光で行くにも実に面白い所だってのは付け加えさせてもらうぜ!
フランス番長 |  2010.05.16(日) 22:05 |  URL |  【コメント編集】

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